ガラスを買う

2009年09月17日

最初にお金を出して手に入れたのは実は”オマケのグラス ”でした(?)

時期は1980年頃で、大学の2年生の時だったと思います。

SUPER NIKKAを買うと”幻のグラス”っていうのがオマケで付いてくるのをTVのCMで知りました。 まだやっとビールが飲めるようになったばかりの頃です。オマケのゴブレット・グラスはロダンの彫刻の様な人物がステム(脚)になっていて、グラスのカップを肩に担いでいるデザインでした。当時の私は嗚呼、カッコ良いなぁ~と飲めもしない四千円もするウィスキーを、オマケのグラス欲しさに思い切って買ったのが初めてです。

☆ゴブレット・グラス -Goblet Glass-
  • 形状…タンブラーに脚をつけたような形状です。
  • 容量…300mlが一般的です。
  • 用途…ビールやソフト・ドリンク、また、氷をたっぷりと使うカクテルなどに使用されます。
それまでのオマケのグラスといえばあまりデザイン的に惹かれる様なものはなく、所謂ただのオマケのコップ等が主流でした。スーパーニッカはそれまでのオマケのグラスにはない センスの良いグラスを販売戦略に起用して売上げを伸ばした記憶があります。その後、好評につき第二弾の”幻のグラス”(ステムは女性的だった)が登場しました。第三弾もあったかも知れませんが、私の好みからいうと第一弾のグラスが一番好きです。

下宿の友人達が私がオマケのグラス欲しさに高価なウィスキーを買ったので、大変驚いていたのを今でも覚えています。ウィスキーはすぐには手を付けず、そのオマケのゴブレットグラスを水とかジュースとかお茶用に毎日の様に愛用していました。

私は日本六古窯の一つ備前焼の地元岡山出身ですが、何故かガラスに興味を抱いてしまいました。私の母校京都外国語大学の姉妹校の一つにメキシコのグアダラハラ自治大学があります。当時サッカー部OBの先輩が持って来た企画で、私達サッカー部はメキシコ遠征に出掛けて行きました。

メキシコ第二の都市グアダラハラにある自治大学サッカー部との交流試合を主に、観光 も兼ねたプランでした。グアダラハラだったか、メキシコシティーだったか忘れましたが、おそらくガラス工場の見学で、ビール瓶を熔かして作った様なコップを買い求めました。他の誰一人グラスを買っていく人はいなかったと思います。

帰国して下宿の皆に見せてご満悦って感じで毎日の様に使っていました。私がプロのガラス作家を目指して働いていた時に下宿の先輩が曰く、当時私がガラスに特別な興味を抱いていたと感心していたそうです。
31_5-1
ガァテマラ州立大学サッカー場-1





 

masato_glassblowing at 16:42|PermalinkComments(0)TrackBack(0)
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