経営コンサルティングの現場から

名南経営コンサルティング 永井晶也 公式ブログ

拙著『「経営実学」大全』の出版(8月1日)を記念して
9月19日に弊社研修ルームにて、出版記念セミナー
を開催いたします。
中堅・中小企業の経営に携わる皆さまのご参加を、
お待ちしております。

お申込みはこちらのサイトから ↓
http://www.meinan.net/seminar/22518/


※ご参加の皆さまには、もれなく本書1冊をプレゼント

経営実学大全


生産性の向上を実現するための
アプローチの一つに、
時間予算(タイムバジェット)
という考え方があります。
読んで、字の如し。
働く時間の予算を持つことです。
働く時間は通常、
就業規則で定められていますが、
実際には残業が横行しており、
就業規則に定められた定時内で、
仕事が完結していることは稀でしょう。
では、どの程度の残業が適正
なのでしょうか。
恐らく、
期限のある仕事が完了するのに必要な時間
という認識が大半ではないでしょうか。
これでは、生産性の高い仕事はできません。
生産性の高い仕事をするには、
明確なロジックに基づく、
予算の配分が必要になります。
ご存知の通り、生産性とは、
インプットに対するアウトプット
でありますから、
アウトプットから逆算して、
生産性を維持するために
最大投入できるインプットを算出します。
これに、将来の投資として
投入しなければならない労働時間
を加えたものが、
この時間予算となります。
これにより、個人単位ではなく、
まずはチーム単位で、
使える総労働時間を決め、
そこから個人に配分します。
何故かといえば、
生産性の向上は個人で取組むものではなく、
チームで取組むものだからです。
個々人の役割分担により、
組織の相乗効果は最大化されます。
個人での取り組みでは、
所詮足し算でしかありませんが、
組織で取組めば、
相乗効果が期待できるのです。

チーム全体粗利益(円)÷人時生産性(円/H)
   =チーム全体総労働時間①(H)

時間予算(H)=①(H)
   +将来投資のための時間(H)

同じ稼ぎ(全体粗利益)であれば、
生産性(人時生産性)を上げるためには、
全体の総労働時間を下げなければいけません。
これが使える時間です。
この時間の中で、
どうすれば同じ稼ぎ、
あるいはそこを上回る稼ぎ
を上げられるかを真剣に考え、
取組むことで、
仕事の仕方の革新が生まれるのです。
個々人の合計では、
その隙間に必ずロスが生じます。
例えば、自分は目標に到達しているので、
目標に未達の人がいようがお構いなしに、
手伝うこともなく
自分だけ帰ってしまうようなケースです。
これでは、全体で見たときに、
たいした成果も、
たいした革新も生まれ難いのです。
全体で目標を共有し、
取組み、成果を共有することが、
組織の生産性を向上させる上で、
極めて重要なポイントなのです。
こうした考えは、
目の前の仕事の成果が見え難い
ホワイトカラーに極めて有効な手段です。
多くのホワイトカラーは、
自分の頭の中で多くのプロセスを踏み、
結果が表に出てくるのは、
最後の最後ということも
稀ではありません。
それゆえ、
投下する時間も曖昧。
一生懸命やっていないわけではないので、
原因の追究(改善対策)も
進め難いものです。

企業間競争が
益々激しくなるこれからの時代、
時間を管理することができない企業は、
いずれ疲れ果て、
競争の波に飲み込まれてしまうことでしょう。




本日、8月1日、日本実業出版社より、
新刊 「経営実学」大全 が出版と
なりました

弊社のコンサルティングの本質を
まとめた珠玉の一冊です

通常の書店には並びませんので、
ご興味のある方は、
弊社までお問い合わせください




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