組織の生産性向上は、
今や日本の全ての企業の課題
と言っても過言ではありません。
市場が成長しない時代において、
とりわけ中小企業の
生産性向上は急務です。
あらゆる手段によって
着実な生産性向上を
実現していかなければいけません。
組織の生産性を向上させるために、
仕事の優先順位付けは
非常に重要なキーワードといえます。
一般的に仕事の優先順位とは、
重要性と緊急性によって評価
されることになります。
以下のように、
重要性の高低、緊急性の高低による、
4つの組み合わせによって
分類されます。

重要性:高い-緊急性:高い
重要性:高い-緊急性:低い
重要性:低い-緊急性:高い
重要性:低い-緊急性:低い

お分かりの通り、
(重要性:高い-緊急性:高い)仕事
は、当然最優先で取組まれますので、
ここで差が生まれることはありません。
問題は
(重要性:低い-緊急性:高い)仕事
に多くの時間が取られ、
(重要性:高い-緊急性:低い)仕事
に十分な時間が投下できないケースです。
これは多くの業種・職種で共通する課題
でありますが、
十分な成果を上げられない人の多くは、この
(重要性:低い-緊急性:高い)仕事か、
(重要性:低い-緊急性:低い)仕事
に忙殺されて、
(重要性:高い-緊急性:低い)仕事
に十分な時間が投下できなくなっている
ということが常態化しています。
(重要性:高い-緊急性:低い)仕事
とは、今、そこに手を付ければ、
今より必ずよくなるが、
手を付けなくても、
今より悪くなることはないという
類の仕事です。
手をつけなくても、
特段の問題にならない仕事であるため、
どうしても目先の仕事の犠牲になります。
そういう類の仕事に
多くの時間を投下できる人材は、
緊急性の高い仕事を
マネジメントできている証拠であり、
結果的に、仕事ができる人であります。
緊急性をできるだけ低減させることは、
重要性の高い仕事に注力する上で
重要なテーマなのです。
もうひとつ重要なことは、
(重要性:低い-緊急性:低い)仕事
の存在です。
(重要性:低い-緊急性:高い)仕事
に振り回されることは、
分かりやすいですが、
(重要性:低い-緊急性:低い)仕事
というは案外気付きにくく、
無意識のうちに時間を
浪費しているものです。
そういう仕事というのは、
案外、自分が好きな仕事に
多く潜んでいます。
その仕事自体が好きだと、
重要性という認識を
過大に評価するケースがあります。
それゆえ、本来は
(重要性:低い-緊急性:低い)仕事
であるにも関わらず、
自分の認識では
(重要性:高い-緊急性:低い)仕事
となってしまい、
そこに多くの時間を
投下してしまうのです。
そうならないために、
常に目的意識を持ち、
仕事の価値判断を
正しくできるようにすること
が大事です。