常に、よりよい仕事をするためには、
仕事の仕方が日常的に改善
されていく必要があります。
目的や目標を実現する為には、
行き当たりばったりで仕事に挑むより、
最適な道筋を計画し、
それを実行するほうが
効率的に進められる可能性が高い
といえます。
(もちろん、難しく考えるより、
さっさと動いてしまったほうが早い、
という仕事もあります)
そして、常に自分の仕事(の仕方)を
改善できる人達は、
多くの場合、
計画、実行、統制、改善といった、
いわゆるPDCAサイクルを、
意識、無意識のうちに
回していることが多いといえます。
こうした習慣をもつことができれば、
その人のする仕事は、
常によりよい状態にある可能性が高い
といえるでしょう。
PDCAサイクルとは、
既に多くの方がご存知のことと思いますが、
確認を含めて改めて示しますと、
目的や目標の実現のために、
現時点で最適と考えられる方法を

計画(Plan)し、

その計画に従い

実行(Do)する。

実行したものは、やりっぱなしにせず、
その効果性を定量的・定性的に

統制(Check)し、

次のサイクルに向けて

改善(Action)する

という一連の行為を指します。
このPDCAサイクルには、
正しい仕事の仕方の基本的要素が
全て含まれているため、
PDCAを回す習慣が身に付いていれば、
自ずとその人の仕事の仕方は
正しいものになり、
成果も出やすく、
より効率的な仕事になっていくのです。
一方で、こうしたサイクルが
身についていない人の仕事は、
やはり大事な何かが欠けてしまうことが多く、
結果的に成果が出にくい、
あるいは成果を出す効率が
極めて悪い(仕事が遅い)といった問題を
はらむことになりがちです。

すべての組織は成果を求めています。
もちろん組織全体での成果が重要なのですが、
組織が個々人の集まりでできている以上、
個々人の成果が最大化しない限り、
組織の成果の最大化もできない
ことになります。
ゆえに、一人ひとりが、
PDCAサイクルを
しっかり回すことができれば、
全体としての組織の成果は
とてつもなく大きなものになる
と期待できます。
しかし、現実はそれほど単純な話
ではありません。
PDCAを回すどころか、
Pすらないまま、
行き当たりばったりで
仕事が進められるケースは
決して少なくありません。
では、何故、PDCAを
回すことができないかといえば、
単にそうした習慣が身に付いていない
というほかありません。
そして、何故、習慣化されていないか
といえば、
そういうことを訓練する場が、
圧倒的に少ないからです。
こうした問題は、どうしても個々人に
委ねられがちです。
しかし、個々人のこうした習慣が、
組織の成果に大きく影響するのであれば、
そうした気付きを得られるような機会を、
組織として用意することは
非常に有効な手段といえます。
そうした気付きによって、
一人ひとりが仕事の仕方を見直し、
常にPDCAサイクルを
意識して仕事をしている状態
が実現できれば、
組織の成果は指数関数的に
大きくなるといっても
過言ではありません。