まもなく新入社員を迎え入れるシーズンと
なりました。
人手不足の昨今、新卒採用にも相当のご苦労を
されたことと存じます。
せっかく縁あって入社が決まった新入社員、
無事に成長してくれることを祈るばかりです。
本日は、こうした新入社員を育てる上で、
ポイントとなる
“入社三年目までに身に付けたい仕事の基本”
をお伝えします。

新入社員の初々しさは
毎年多くの刺激を与えてくれます。
そんな新入社員ですが、
良い悪いはともかくとして、
育った時代背景により、
(当然)異なった価値観を持っています。
時に驚くような非常識ぶりで、
大人達を驚かせ、
呆れさせることも少なくありません。
会社側はこうした社員を、
成果の上げられる
優秀なビジネスパーソンに
育てていかなければいけません。
出来ないことが当たり前。
そういった寛容な気持ちで、
執念深く育てていく必要があるのです。
そして、とりわけその三分の一が辞めてしまう
といわれる入社後三年間のうちに、
成果を上げられる仕事の基本を
身に付けさせなければいけません。
では、成果を上げることのできる仕事の基本とは、
いかなるものでしょうか。
かのピーター・F・ドラッカーは、
成果を上げる人材の共通点として、
「行うべきことを行っているだけであり、
  それは習慣的な能力である」と言っています。
すなわち成果を上げる人に
何らかのタイプが存在するわけではなく、
成果を上げるための好ましい習慣
が身についているか否かという点が、
成果を上げられるか否かを
決定付けるというわけです。
では、成果を上げられる好ましい習慣
とはいかなるものでしょうか。
もちろん、ビジネスパーソンとしての
経験値や立場、役割により、
求められる内容も水準も異なります。
ここでは、優れたビジネスパーソンとなる
仕事の基本、入社三年目までに身に付けたい
仕事における好ましい習慣について、
いくつかお伝えしたいと思います。
まずは、ビジネスマナーです。
元気で爽やかな挨拶ができることや、
上座・下座の位置、丁寧なビジネスレター、
電話応対など、
入社直後に習うものばかりですが、
これらをしっかり身に付けることは、
成果を上げる上での第一歩となります。
しかし、残念ながら多くの新入社員が、
入社直後に学んだこうした好ましい習慣を、
年月が過ぎるにつれ、
少しずつ忘れていくのです。
次にどんな仕事でも必要な、
仕事の指示命令の受け方と報連相です。
これが拙いと、間違いなく仕事は出来ません。
詳細は割愛しますが、
仕事が出来る人は間違いなく、
これらの好ましい習慣が身についています。
最後に継続的に成長するために必要な、
叱られ方・褒められ方です。
新入社員が誰よりも早く成長するには、
あるいはいつまでも成長を続けるには、
好ましい叱られ方・褒められ方を
身に付ける必要があります。
残念ながら叱られ下手・褒められ下手では、
なかなか成長は見込めません。
継続的に早い成長を期待するのであれば、
早いうちにこうした習慣を
身に付けさせることです。
いずれの習慣も、
すぐに身に付くものではありません。
教えられたことを、繰り返し
自らの体験(成功体験・失敗体験)とし、
そこから気づきや学びを得て、
更に繰り返していく。
こうすることで徐々に洗練されていくのです。
こうした習慣を身に付けさせるために、
企業は気づきの機会を
積極的に用意することが肝心です。