AI、IoT、自動運転などの新技術
の台頭による産業構造の変化、
急激な少子高齢化に伴う極端な人手不足による
雇用環境、急速に悪化する地球環境問題等、
企業を取り巻く環境は、
過去と比較してもその影響度は大きく、
早い変化を続けております。
企業は環境適応業といわれる通り、
こうした激しい時代の変化にも、
適応し続けなければいけません。
適応できなくなることは、
すなわち“死(倒産・廃業)”を意味しますので、
経営者はまずは(環境適応に向けた)
適切な意思決定を下す必要があります。
適切な意思決定を下したとしても、
決定された指針(ビジョン・戦略)が
確実に実行されなければ、
成果は期待できません。
よって、これらが確実に実行され、
成果に結びつけるためには、
経営者が決定した指針(ビジョン・戦略)を
計画化する必要があります。
これが経営計画です。
そして、その計画に基づき、
実行に移されることになるのです。
ところが、この実行状況が思わしくなく、
結果として期待する成果が得られない
ということが多々起こります。
何故、そういうことになってしまうのか。
そこには、経営計画を推進する上での
様々な欠陥が存在するのです。
例えば、計画を実行するための
組織編制が適切でない、
個々の人員に必要な能力が醸成されず、
期待した行動に及ばない、
プロセス目標が明確でないため、
適切に目標に向かっているのかどうか
判断できない・・・といったように。
こうした欠陥を補完しない限り、
経営計画は十分に実行されることはありません。
実行されないものは
成果にはなり得ませんので、
結果も物足りないものに
なってしまうことでしょう。
こうした欠陥を補完するには
どうすればよいのでしょうか。
それには、組織に優れた仕組みを組み込むことです。
優れた仕組みは、計画の進捗を計画裡に
進めることを効果的にサポートしてくれるのです。
こうした仕組みを考える際、
品質管理の国際規格であるISOの考え方を
取り入れてみることは有効です。
ISO9001で求められる、
リスクへの取組み方法、教育訓練方法、
スキルマップによる人材能力向上、
KPI(重要業績評価指標:Key Performance Indicator)
の監視による実行度の進捗管理等・・・、
様々なツールを用いて、
仕組み化することで、
先のような欠陥を補完することができます。
それにより経営計画の実行レベルを
格段に高めることができるのです。

こうした経営計画の策定と実行に関する諸問題は、
今も昔も変わりません。
経営計画は常に実践をベースに考えなければいけません。
それには、自社の現状を客観的に評価し、
計画遂行を阻害する要因を
事前に把握しておかなければいけません。
そして“事前にその障害を除去する”
という仕組みづくりを常に実践することなのです。