経営者の仕事は問題解決
経営者の仕事の大半は「問題解決」です。
よって、私どもコンサルタントの仕事も
その多くは、「問題解決」と言えます。
コンサルティングでは
様々なアプローチを採りますが、
いずれも問題を形成し、
その問題を解決することを目的に、
様々な手段を企画し、
実行することになります。
もちろん思い通りにいかないケース
も多々ありますが、
問題に取り組む経験が
(将来の)よりよい問題解決に
繋がっていくことは間違いありません。
優秀な経営者=より多くの問題解決
を実践した経営者、
と言っても過言ではありません。
問題とは何か
では「問題」とは何か。
一般的には、「理想」と「現実」の
ギャップとして認識されます。
接客業であれば、
店頭クレームゼロを理想とすれば、
クレームが1件でも発生すれば、
それは「問題」です。
製造業の不良品も同様に考えられます。
「いまある理想」と、
「そうでない現実」との
間にある問題は、
(既に顕在化しているという意味で)
発生型問題と言います。
これに対して、
いまは問題ないが、
理想のレベルを上げることで、
意図的に生み出した問題を、
探索型問題と言います。
優秀な経営者は自らが求める
「理想」をアップデートすることで、
次々に問題を創り出し、
それをクリアし続けることで
自社のレベルアップを図っていきます。
よりよく改善された企業は、
結果として大きな成果(利益)
を上げます。
結果が伴わなかったとすれば、
その問題は的外れな問題
だったかもしれません。
創造型の問題でイノベーションを図る
更に高度な問題として、
創造型問題という問題があります。
探索型問題が現在の延長線上に
存在する問題だとすれば、
創造型問題とはこれまでの延長線上とは
違うところに存在する問題と言えます。
例えば、製造業の場合、
現在の製法のまま
生産スピードのアップや
不良率の低減でコストダウンを図ること
が探索型とすれば、
作り方そのものをまったく変えてしまう
のが創造型ということになります。
イノベーションと呼ばれる
革新的な変化を伴うもので、
その効果は探索型の比ではありません。
このように問題のレベルを
階層に分けて考えることで、
よりよい問題形成が可能になります。
そして、経営者はよりよい問題形成者
でなければいけません。
常に社内に問題を山積させ、
それらを次々と解決させることで、
組織力は強くなり、会社もよりよい革新
を続けることができます。
もちろん大きな問題は
すぐに片付くものではありませんが、
時間をかけてでもクリアしていく
ことができれば、
その分大きな飛躍につながる
ことになります。
問題を恐れるのではなく、
解決すべき好ましいものと捉え、
向き合いたいものです。
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