kureshinutyuunoprinces
映画館にて観賞しました。

あらすじ
プリンのことでけんかをしていたしんのすけと妹ひまわり。頭にきたしんのすけは「妹なんかいらない」と言うと突然、謎の男がやってくる。妹を預かると話す彼らは、しんのすけに紙を渡し、そこにサインをすると、野原一家は上空にいたUFOに連れ去られてしまう。しんのすけたちは、地球の兄弟星“ヒマワリ星”に到着し、そこで宇宙の平和のために、ひまわりがこの星の姫にならなければいけないと知らされ……。
yahoo映画より転用
クレヨンしんちゃんの映画は「ケツだけ爆弾」から劇場で見ている。
私が彼女を初めてデートに誘った映画なのである。

ちなみにこれまでの映画の私なりの点数を記録しておくと、
ケツだけ→別格。上記の事情により点数化不可
金矛   →10点。単純につまらなかった。
オタケベ→20点。テレビスペシャルで充分。とってつけた親子愛。
花嫁   →75点。集大成という感じ。さすがに退屈せず見られた。
スパイ    →60点。一転して普通のクレしん映画。
という評価。
私のおススメは劇場では見ていないが、「ブタのヒヅメ」が非常に面白かった。
「大人帝国」「戦国」ももちろん良い映画だと思うが、子供向けクレヨンしんちゃんの映画として最も良く、メッセージもあり、泣き所も抑えてあり、ギャグもキレているのは「ブタのヒヅメ」である。
ぶりぶりざえもんが出てくるとすべての空気を持っていってしまうあの感覚、好きである。


さて、今年は映画20周年らしい。
20周年らしく題名から「宇宙の」ときて「プリンセス」ときたもんだ。
もうあからさまに日常からかけ離れたストーリー展開を狙ってきている。主題もテッパンの野原家、家族愛モノときていれば、20周年の名作たる堂々とした映画だろう、

、、、と思っていた。


まぁ、旅行から帰ってきて
(旅行は伊豆・修善寺の菊屋という旅館へ温泉に入りに行ってきました。彼女とでした。
大変良いお宿で、もう温泉、食事、ラーメン、布団、何から何まで至れり尽くせりで、満足度100点。ブログのために写真でも撮ってくれば良かった)
わりとお疲れ気味の感もあり、オープニングから少し眠い。

オープニングはいきなりしんのすけとひまわりの兄妹ケンカを見せられ、ケツだけ星人の踊りもくどい。
なーんかダラダラと話が進んでいる。

ひまわりが他の星のお姫様となるわけだが、その事情もとってつけたような理由でいちいち租借しなければいけないダラダラ具合。
うん、全体的に進行がダラダラとしているのだ。

敵も敵ではない。
なんか全登場人物がいい人設定で、話にメリハリがない。
ブタのヒヅメでは悪役がわりと容赦なくヒロインを殴る蹴るしていて、それもどうかと思ったが、
「相手にも相手の事情がある」
が前面に出てしまっており、「ひまわりを返してほしい」という野原家の思いが「なーに自分勝手なことを言っているんだ」という感じになってしまっている。

ダラダラと説明されたよくわからない理由でひまわりがお姫様でいることが全宇宙の平和につながることになってしまっているのである。
そもそもいい人ばかりに見えるナントカ星人たちがもう少し融通の利いた扱い方をすれば良かっただけの話ではあるのだが、「家族で一緒に住みたい」という思いで娘を取り返しに来た野原家はその後どうするつもりなのか、と思いきや私のクソ上司のように「理屈じゃねえんだ」とのたまう。

最後はまた何がなんだかわからないご都合主義で何とかなりました、良かったで終わってしまう。
専門用語というか、劇中用語の連続で良く分からないけど、ハッピーエンドなんだな、くらいの終り方であった。


何というかイマイチ脚本が煮詰まっていない印象を受ける。
20周年だし、とりあえずでっかいテーマで、でもやはり家族や友達がクレしんの基本。
ということで、今回はひまわりをテーマにしてみました、程度の条件でなんとなくなんとなく、描いていったらこうなりました、という感じ。
途中クーリングオフとか、社会、契約って怖いとか不必要なテーマをもろに挟んでくる。
そもそもこの映画のテーマってそれじゃねえだろう。
契約したからどうこう、の話ではないはずだ。家族が一緒に住む・住みたい云々の話であって、一度契約したものはなかなか取り消せないんだよ、が言いたいことではないだろう。
なんか迷走している感じを受ける場面であった。

まぁ、彼女が言う一番のギャグシーン、まさお君のゲームシーンを見逃してしまったのは痛かった。
私は鼻血が出てしまい、途中少し抜けてしまったのだ。
惜しいことをした。


いろいろ文句を並べてしまったが、なんだかんだいってクレしん映画は安心して見ることのできるテッパンであることは間違いない。
特に初デートで何をみるか迷った時は、クレしんにしておけば、他のドラえもんやポケモン程子供向けでもなく、一般映画程当たりはずれも激しくなく、何をみてもそれなりに楽しい時間を送ることができてお相手の彼女も満足であろう。
花嫁の時には原作者の臼井先生が亡くなってしまい、映画の内容的にも「今年で最後か?」と思ったが、2年立った今年も変わらず公開してくれていてうれしい。
私はたぶん同い年だと思うしんのすけ、そして我が故郷越谷の隣、春日部が舞台となっているこの作品は好きだ。
今後も毎年、親子でもカップルでも安心してみることのできる映画を提供していってほしい。

とまとめる。


55点