先週末、息子が野草を採りたいと言い出しまして・・・。

父としては、息子の願いを叶えないわけにはいきません。
が、食える野草など、つくし以外にはほとんど知らない私。
息子はいつも図鑑見てて結構詳しいので、
山でしか採れないような、タラの芽とか、そういうA級グルメ野草を採りたがっています。

いちおうネットで、つけ焼き刃的に野草を調べ、とりあえずは山に向かいました。

行き先は那珂川町です。
理由は特にありません・・・気分です。

車で山道を登りながら進むと、当然たくさんの野草が。
そして、まず見つけたのがA級グルメ野草として有名な、フキ!
フキってこんなに手軽に生えてるんだ、と思い、
念のため、近くで畑作業していたおじさんに聞いてみると。

「これは、育てとるったい。売りもんバイ。けど、1・2本なら採ってよかよ。」
とのこと。

どう見ても適当に生えてるようにしか見えませんでしたが、
やはりA級、栽培されてたんですね。
危うく、親子で畑泥棒をしてしまうところでした。

そんな感じで山道を野草を探して歩きますが、
フキみたいに分かりやすいものを除けば、
素人には、どれが雑草で、どれが食える野草なのか、いまいち判別できません。
全部同じに見えます。

分からないなりに目を凝らしながら山道を進んでいると、
ネットで見かけた特徴ある野草に、遭遇!

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B級グルメ野草?ユキノシタの群生地帯です。

ちなみにこのユキノシタ、薬草として有名らしく、
火傷やけがには葉っぱを貼るだけでよい、とか、喘息が治る、とか
煮汁を肌に塗ると美肌になる、とか、
数々の効能を持つ、すごい野草だそうです。

なのになぜ、このユキノシタ、“野菜”はおろか、A級グルメ野草にすら認定されず、
マイナー野草に甘んじているのか。
答えは明白ですね。きっとマズイに違いありません。

が、まぁ、やっと見つけた野草ですし、とにかく凄い群生地帯なので、
御覧の通り乱獲してきました。

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緑色の霜降り肉、という感じです。
葉の表面にはびっしりと毛が生えていて、
やはり、余り美味しそうな雰囲気ではありません・・・。

しかし、もう今さら後戻りはできません。構わずてんぷらに。

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こんな感じで、からりと揚がりました。
(ちなみに、左半分は「保険用」に揚げた北海道産アスパラのてんぷら。
 これが、激ウマでした・・・。)

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で、ユキノシタのてんぷら、ついに運命の実食です!

うーん・・・、何と言ったらいいのでしょうか?
決して不味くはありません。
しかし、旨くもありません。
というか、全く味がしないんですね。そして、歯ごたえも全くない。
衣だけを食べてるような感じです。

せめて、苦いとか臭いとか、薬用植物ならではの独自性ある味を
想像してたのですが、全然裏切られました。
ホントに、こんなに味がしない、主張のない食べ物は初めてです。
これで栄養がたっぷりだなんて、全く信じがたい植物です。
揚げ方が悪いんですかね・・・。
アスパラは全然問題なく、からりと揚がってたんですけど。

まぁ、良薬は口に苦し、と言いますが、
無味無臭で、薬効があって健康になれるのなら、素晴らしいですね。
とりあえずユキノシタ、アリはアリです。

ということで、初の野草採りは、一応の成果を収めることができました。
ちなみに、その後調べたら、タンポポとかもてんぷらにすると旨いらしいです。
ナニコレ珍百景の岡本さんばりに、ちょっと野草グルメを目指してみようか、
そんな野望ならぬ“野草望”も、少し芽生えてます・・・。


ではまた!


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