わざわざ飛行機を乗り継いでまで与那国島に来た理由、
それは何と言っても、日本最西端の地を訪れるため。

ということで、私たちは与那国島到着後
真っ先に、日本最西端の岬、
西﨑(いりざき)に向かいました。

最西端の地、というと、
たどり着くのも大変な感じがしますが、
実際には、空港を出発してわずか10分少々で到着。
拍子抜けするほどあっけない道のりです。

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そしてこちらが、記念すべき最西端の碑。
碑の向こうに写っている娘が、この瞬間、
日本で一番西にいる人間となります。

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3月に雪の中、最東端の納沙布岬を訪れたんですが、
そのわずか4か月後に最西端の地に立っているなんて、
なんだかぜんぜん現実感がありません。
(3月の納沙布岬訪問記は、こちら

でも、ここは確かに最西端。
日本で最も異国に近い場所の一つなのです。

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ちなみに、最西端とは言っても
ものすごい辺境の地にあるわけではなく、
岬の丘のふもとには、立派な漁港とちょっとした集落が広がっています。

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この集落、久部良(くぶら)というのですが、
日本最西端のホテルや郵便局、派出所や学校はもとより、
最西端の信号機や最西端の居酒屋など、あらゆる最西端が集まる、
なかなか面白い場所でした。

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さて、そんな最西端を満喫した後、
私たちはさらにぐるりと、
島の西側を半周するドライブに出かけることにしました。

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こちらは島の西南側の大部分を占める牧場。

与那国島は島の至る所に牧場があり、
与那国馬という在来馬がたくさん飼育されています。
(写真の馬は与那国馬ではないそうです…)

車の少ない島なので、
牧場内の道路では完全に主役は馬。
車は徐行で、お馬様の通行が最優先です。

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牧場の端には、テキサスゲートと呼ばれるこのような溝があります。
馬が溝のすき間にビビり、これより先に出て行かせない仕掛けだそうです。


牧場を過ぎると、島に3つある集落の一つ、比川に着きます。
ここはドクターコトーの診療所で有名な場所。
ですが私は特に興味がなかったのでスルーして、
代わりに集落の隣にあるビーチに向かいました。

目的は、ビーチコーミング。
台風直撃の日は絶好の収穫が期待できます。

しかもこのビーチ、
外洋に面しているけど湾になっているので波は低く、
いい貝を拾いやすそうなのもポイントです。

というわけで収穫は、このとおり!

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まさに狙い通り、
数え切れないほどのタカラガイと、サンゴのかけらを
拾うことができました!


そしてこの日の夕飯は、
せっかくなので日本最西端の居酒屋「海響(いすん)」へ。

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最西端の居酒屋とは言え、予約しないと入れない人気店です。

メニューはもちろん与那国料理。
名物のカジキの刺身やイカスミ汁、ハマダイのマース煮などの
郷土料理を中心に食べたのですが、
ホントに美味しかったです。

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そんなわけで気づけば翌2日目。
この日は朝から、前日行けなかった島の東半分を巡ります。

まずは東の端、東﨑(あがりさき)。

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ここも全体が牧場なので、草原が広がりとてもキレイ。
ただ、先端まで行くと、断崖絶壁に足がすくみます。

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さらに進むと、こんどは軍艦岩。

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軍艦というより、浮上した潜水艦みたいな感じです。

そしてその先には、
与那国島のシンボルとされる、立神岩。

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今回は天候が悪くて行けませんでしたが、
有名な海底遺跡は、このちょっと先にあります。


与那国島は、島のほとんどがこういう断崖に囲まれていて、
他の八重山の島とは全然雰囲気が違います。
男っぽいというか、荒々しいというか。

そこがまた、この島独自の魅力なんでしょうね。


独自の魅力といえば、忘れてはならないのが、
この島に生息する、ある世界最大の生物です。

ちょうどこの近くにその生物の資料館があったので、
せっかくなので足を延ばしてきました。

その生物の現地名は、アヤミハビル。
なので、資料館の名前も、アヤミハビル館。

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さっそく中に入ってみましょう。一応有料です。

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このように、館内には
所狭しと与那国島の昆虫が展示されています。

そして展示の下の方に、ひときわ大きな蝶のような生物がいます。
これが、アヤミハビル。
世界最大の蛾、ヨナグニサンです。

★蛾が苦手な人は、このあとはスルーしてください。

見てください!こんなにデカいんです!

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まぁ、これは世界一小さい蝶との比較なので、
相対的によりデカく見える標本ではあるんですが、
実際にも、片方の羽だけで大人の手のひらくらいあり、
明らかに異様なほどのサイズ感です。

館内には、生きた成虫も放し飼いされています。

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これはオスなので、若干小さいのですが、
それでもなかなかの迫力です。

写真じゃわかりませんが、このヨナグニサン、
成虫には口がないのが特徴でして、
モノを食べることができないので、羽化後の生存日数はわずか1週間。
1週間でさっさと交尾を済ませて、あとは死ぬだけなんだそうです。

世界最大なのに、なんてあっけないのでしょう。
展示館に書かれていたそんな情報を見て、
ちょっとだけヨナグニサンがかわいそうになりました。

それにしても、
こんな小さな島に世界最大の蛾が棲んでいるなんて、
なんだかとても不思議です。
(それだけじゃなく、世界一小さい蝶までいるなんて!)

ヨナグニサンは現在、県指定の天然記念物、
そして絶滅危惧種のリストにも入っているそうなので、
これ以上減らずに、ずっと生き残ってくれると嬉しいですね。

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さてさて、そんな感じで与那国らしさを堪能したあと、
午後からは祖納の集落の真ん前にある、
ナンタ浜というビーチに、海水浴に出掛けました。

ここは祖納港のある入り江の最奥部にあり、
周りを崖に囲まれているので、
風の強いこの日でも、安心して泳げます。

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レンタカーは返却し、代わりにオリオンビールを買って、
浜でのんびり、与那国の海を楽しむことにしましょう!


潜ってみると、なかなか魚影は濃いですね。

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色とりどりのチョウチョウウオや、

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捨石の周りにはハタタテダイ。

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分かりにくいですが、写真の真ん中に写っているのは、
コウイカです。

動きが早くて写真には撮れませんでしたが、
息子はガーラ(ヒラアジ)とかハタ類も目撃したそうです。

ここならきっと、そこそこ魚は釣れるはず、
そんな読みもあって、翌朝釣りに出かけたのが、
まさにこのナンタ浜の端にあるゴロタ場だったんです。

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そんな感じで2日目ものんびりと終了。
いよいよ明日朝で、与那国島とお別れです。

今回は台風の影響があり、
海のレジャーがほとんどできなかったのが
ちょっと心残り。

でもそれ以上に、この与那国島が楽しい場所であること、
そして釣りを楽しめる場がたくさんあることも分かりました。

なかなか来るのは大変な場所ではあるのですが、
機会があれば、ぜひまた来年もこの島に遊びに来たいと思います!

というわけで、次回は、
この後に訪れた西表島の旅行記をまとめる予定です。
どうぞご期待ください!


ではまた!    


★2017年八重山旅行記
 その1:与那国島でハタ爆釣!
 その3:ついに!イリオモテヤマネコ目撃!
 その4:密林でテナガエビ狩り!
 その5:西表島のビーチをめぐる
 その6:西表島の釣り 前編
 その7:西表島の釣り 後編       
 その8:ビーチコーミング記録   


★インスタグラムに最新釣果等載せてます。
 よろしければ見てみて下さい。
 http://instagram.com/masayuking182


           
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