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ハヅキさんのこと/川上弘美 著

23の短篇からなる 著者曰くエッセイとも小説ともつかないもの。

本のタイトルにもなった《ハヅキさんのこと》に出てくる主人公は 理科の教師で、同僚の真面目なハヅキさんは 国語教師。二人とも教師というものに向いてないという設定。

『書かれかたが本当じみているものだから、作者であるわたしまで、なんだか騙されてしまう』と著者はあとがきに記されてますが、

実は川上弘美さん、若かりし頃 生物の教師をなさっていました(知っていた風に書いてますが、彼女の経歴を知らなかったワタシは この本を読んだあとに 知りました、、、)ということは やはりエッセイ?

教師というものに向いてなかったのは、虚と実のどっちだったのだろうかと 想像してみたりしています(^^)