
婚活マエストロ/宮島未奈 著
40歳のこたつ記事ライター・猪名川健人は、婚活事業を営む「ドリーム・ハピネス・プランニング」の紹介記事を引き受ける。
安っぽいホームページ、雑居ビルの小さな事務所…手作り感あふれる地味なパーティーに現れたのは、生真面目にマイクを握るスーツ姿の美女・鏡原奈緒子。彼女は脅威のカップル成立率を誇る伝説の司会者“婚活マエストロ”だという。その見事な進行で、参加者は完全に鏡原の掌の上。
シニア向け婚活パーティーから、琵琶湖に向かう婚活バスツアーまで、いつだってマエストロは絶好調だ。
気付けば事業を手伝うことになった猪名川だが、鏡原への謎は深まるばかりで──
『成瀬は天下を取りにいく』の著者が放つ、爆走型テンタメ誕生!という謳い文句に惹かれ借りました(^^)と言っても、宮島さんは初見(なんと成瀬シリーズ読んだことがない ^^;)
ストーリーがテンポ良く展開し、難しい表現が一切使われてないこともあり、一気に読破。とても読みやすい作品でした。
第3章の婚活バスツアーでは、琵琶湖でのミシガン乗船、アウトレット滋賀竜王でのお買い物がさらりと描かれており、湖国民の心をくすぐるマイナーな観光や名所に思わず口元緩みました(笑)
欲を言えば、もっと詳細に描いてほしかったけれど、、、(笑)
結婚願望ゼロの健人が 仕事として婚活事業に関わっていくなかで、徐々に結婚への考え方も変わり、不器用ながらも成長していく様が なんか可愛らしくもあり、応援したくもなり。
でも、よくよく考えるとこの主人公 健人は 40歳じゃないか!おじさんじゃないか!もっと頑張れ!と叱咤する自分もいたりして...とにかく楽しく読みましたw
遅咲き健人と 婚活マエストロ“かがみん”との幸せな続編を想像してます。

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