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木曜日にはココアを/青山美智子 著

川沿いの桜並木のそばに佇む喫茶店《マーブル・カフェ》
そのカフェで出された一杯のココアから始まる、心温まる12色のストーリー。
一見何気ない日常の小さな出来事たちが、やがて静かにつながり、最後にはひとつの命を救うという感動の展開へ。
やさしい時間が流れる物語。

ワタシが今ハマっているハートウォーミング小説の巨匠、青山美智子さんのデビュー作です。

時に勘違いや行き違いでぎくしゃくする人間関係も 違う角度から見ることで 相手の心の温かさに気づく、とか

あの時のなにげないひと言に、癒されたり満たされたり、とか

偶然の出会いが後々幸せにつながっていく、とか

青山ワールドがもれなくじんわりと染みてきます。

ほんの小さな行動でも 誰かを救っているかもしれない、逆に自分が救われてるのかもしれないと思わせてくれる物語でした。

気をつけないといけないのは──

読み終わった後の心のぬくもりが 冷えきらぬうちに また次の作品を欲してしまうという中毒性(笑)

今 ワタシの手元には この作品のスピンオフである『いつもの木曜日』と続編である『月曜日の抹茶カフェ』が順番を待っています(笑)
青山マジックにかかればイチコロ(笑)



【追記】

装丁のこと触れてなかったことに気づいて慌てています(汗)

注目ポイントなのに!

ワタシは存じ上げなかったのですが、田中達也氏が担当。大人気のミニチュアアーティストさんだそうです。

登場人物の面々がミニチュアのフィギュアで表紙 裏表紙を飾っています。

それぞれを象徴する色を纏っているので 作品との答え合わせも楽しいです♪