ますこっとがあるの玉手箱

ばあばになっても好きなものは語りたい(*´ω`*)Happyでご機嫌な毎日を♪

タグ:本

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コメンテーター/奥田英朗 著

出た!伊良部先生!(笑)
お約束された面白さ(笑)

大人気シリーズが 17年ぶりに復活されていました。2023年発表の直木賞受賞作品です。

今回は 伊良部先生のお母様が登場するし、伊良部総合病院の受付事務員さんも治療に協力するし、チーム伊良部にメンバーが新たに加わった感じ(^^)

このシリーズが面白いのは、伊良部先生が主人公の精神科医でありながら、物語の本当の「主人公」は 彼を訪れる患者たちであるというところです。
なので、毎回 患者たち目線で物語は始まり、途中から伊良部先生が脇役のように登場します。
ドラマ『古畑任三郎』のようですね。

四作目もお約束通り型破りな行動で患者たちを翻弄する伊良部先生。最終的には患者たちの症状が治まり、問題は解決されるという結末がわかっていても ハラハラしました。

気になるのは、このシリーズ、実在の人物とよく似た名前のよく似た境遇の人物が登場しますが(だいたいディスってるw)、問題にならないのは 奥田英朗氏のお人柄なのでしょうか(笑)

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恋文の技術/森見 登美彦 著

いやぁ笑った!(≧∀≦*)

電車の中とか 人のいる場所では読んではいけない絶対w

京都の大学から 遠く海辺の実験所に飛ばされた院生の主人公が 研究室の仲間や先輩、家庭教師先の教え子、妹、かつてクラブ活動を共にした森見登美彦氏(現在は 駆け出しの作家という設定でご本人登場)宛てに書きまくる手紙で この小説は構成されています。

森見さんは初見でしたが、会話してるような軽快な文章が読みやすく、

何よりユニークな言葉遊びが絶妙で何度吹き出したかわからない程。

笑いたい時はこの1冊!口コミを裏切らない作品でした。

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町長選挙/奥田英朗 著

トンデモ精神科医・伊良部先生シリーズ。

『イン・ザ・プール』『空中ブランコ』も笑ったけど 3作目も間違いなかった(笑)

とにかく面白い!

伊良部先生のもとを訪れる患者たちはみんな その稚気に驚き、呆れるのだけど いつの間にか症状は治まり、問題も解決していく。

『まったく伊良部は不思議な人間だ。この島に来てたった二週間で、みんなの心をつかんでしまった──』

本文にあるように ワタシもつかまれてしまった(笑)

確か以前 ドラマ化されたとき、阿部寛さんや 徳重聡さんが 伊良部医師を演じられたはす。

ドランクドラゴンの塚地くん主演で またドラマ化してほしいなぁ是非。

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恋ははかない、あるいは、プールの底のステーキ/川上弘美 著

カリフォルニアで子ども時代を過ごした友人たちと半世紀ほどの後、東京で再会した。積み重なった時間、経験、恋の思い出。 それぞれの人生が、あらたに交わり、移ろっていく。
じわり、たゆたうように心に届く大人の愛の物語。

途中まで 自伝なのかと錯覚しましたが やはり小説でした。

直前に『ハヅキさんのこと』を読んでいて、その中の短編と内容が被るところがあったので、実体験を基にされてる部分が多いのかと思います。

ハッとするエピソードはないのに 気になって読んでしまう。《サザエさん》のような作品でした。


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ハヅキさんのこと/川上弘美 著

23の短篇からなる 著者曰くエッセイとも小説ともつかないもの。

本のタイトルにもなった《ハヅキさんのこと》に出てくる主人公は 理科の教師で、同僚の真面目なハヅキさんは 国語教師。二人とも教師というものに向いてないという設定。

『書かれかたが本当じみているものだから、作者であるわたしまで、なんだか騙されてしまう』と著者はあとがきに記されてますが、

実は川上弘美さん、若かりし頃 生物の教師をなさっていました(知っていた風に書いてますが、彼女の経歴を知らなかったワタシは この本を読んだあとに 知りました、、、)ということは やはりエッセイ?

教師というものに向いてなかったのは、虚と実のどっちだったのだろうかと 想像してみたりしています(^^)

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妄想国語辞典/野澤幸司 著

図書館の本が途切れて、2号の書棚から拝借。

息抜きに(^^)


好きなのはこれ

バリウム後のウンコ
【意味】周囲に流されない様
【例文】賛否はあるにせよ、海外に挑戦する彼のバリウム後のウンコについては、評価すべきだろう。

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某/川上弘美 著

図書館から借りてくるまで 本のタイトは『それがし』だと思っていました( ̄▽ ̄;)

正解は『ぼう』です。

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ほれ。うっすら読み仮名。


記憶がない、性別すらわからない、そもそも人間なのかさえわからない、突然 この世に出現した誰でもない者《某》

病院を訪れた《某》に医師は言います。

『治療して、あなたのアイデンティティーを確立しようではありませんか』

そこから 始まる人間への擬態。ある時は女子高生、ある時は男子学生、そしてまたある時は高校の事務職員などなど。

大切な人との別れ、仲間との出会い、芽生えた恋愛感情、《某》が最後に辿り着くのは・・・という川上ワールド全開のお話。

読み始めてすぐ 高校時代どハマりした安部公房さんの作品を思い出しました。

現代文の教科書に『鞄』だったか、、、掲載されており、面白くて文庫本を買い漁った記憶が(笑)

世界観、似てる気がします。少し難解なところも(^^;)

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三度目の恋/川上弘美 著

ざっくり言えば・・・

“魔法”を覚えた主人公が現代と夢の中─いろんな時代の世界─を行き来する不思議な物語です。

やはりワタシは 川上弘美さんが好きなのだと実感しました。幻想的な描写や言いまわしがホントに好き。
読むと言うより見ている感覚になれるのが とても心地よいのです。
この何日間はまるで江戸時代や平安時代を旅している気分でした。

この本は 雅な言葉がたくさん出てきて(無知なワタシなのでw)、中座して意味を調べることも多々ありましたが それも楽しくて。時々ページを遡ったりして これほどじっくり丁寧に読んだのは いつ以来?


もし川上弘美さんがお友だちなら この本を書いてくれてありがとう!と首もとにギューっと抱きついたに違いありませんw


この本の題材となった伊勢物語、
学生時代に習ったような習ってないような曖昧な記憶。
近いうちに読んでみようかな。。。
度々登場した在原業平の人たらしっぷりを再確認するためにも(ワタシは実はチャラ男に弱いw)

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たぶん私たち一生最強/小林早代子 著

『面白い』『爽快』『オススメ』というワード検索で引っ掛かったこちらの本。

登場人物(女性)の口の悪さとか 全く感情移入できない行動に途中リタイヤしそうになるも

そういや ずいぶん前に 一緒に暮らすっていうのはどう?と本の中の彼女たちと同じように 女友だち数人で話したことを思い出し、

気がつけば、2日で完読していた。

前述した検索ワードとは印象は違うし、

わかりやすいハッピーエンドが好きなワタシには モヤモヤした後味をどう消化しようか悩むところではあるが、

我々には出来なかった自由な決断と一生最強な生き方を

少しだけ擬似体験したような気分になった。

推し活(主に情報収集)で時間が足らないというのに

予約してた本が届くという追い打ち(@Д@;)アセアセ

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ミスター・チームリーダー/石田 夏穂

1日48時間欲しい、、、



*感想*

終始徹底している主人公の辛辣なディスり。

おデブな同僚にそこまで言うか、と思うのは最初だけ。

いつの間にか爽快で吹き出している自分がいました(笑)

ベランダに差し込む日差しがずいぶん増えました。

日の出は遅くなり、日の入りは早くなって

間違いなく季節は秋に向かってることを感じます。

この凄まじい暑さを除いては、、、

いつまで続くねん熱中症警戒アラート( ̄〜 ̄;)

今年も秋は短いんかな。


さて。

8月後半は お休みしてしていた読書の時間。

ぼちぼち復活しています。

読み始めたのはこちら

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原田マハ/旅屋おかえり

1/3程読んだところで、過去にドラマ化されていたのを知りました。

主人公 丘えりかを演じるのは安藤サクラさん。

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ワタシのイメージでは 磯山さやかさんだったんですけどね。

サクラさんに切り替えて読み進めます(笑)


お次はこちら

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東野圭吾著/怪笑小説

ユーモア短編小説集♪

まだ途中ですが、読みやすいです(^^)


『おっかけバアさん』

東野氏が バアさんたちのパワーを表現したかったとされるこの短編。

常軌を逸する推しへの情熱が凄まじく描かれていましたが、


なんか自分のことのようで(笑)


―――この小説を楽しむためには、どんな気構えも予備知識もいらない。練りに練られたストーリーに翻弄され、登場人物の生き生きとした言動を追いかける。やがて到来する結末に胸をうたれ、あちこちのページをくりなおして感銘を新たにし…名残を惜しみながら本を閉じる―――


なんとかいう人が この小説の最後で 書評らしきものを書いていた。


王子から この本を借りたとき『久し振りに 小説らしい小説に出会った』と、小鼻を膨らませながら 読み終えた当初の興奮を思い出すように 熱く語ってくれた。


ボブ・ディラン


本屋襲撃


裏口


クロシバ


鳥葬


どのくだりも 結末への 伏線となっている。


無駄なくだりなど ひとつもない。




久し振りに小説らしい小説と出会った―――わかる気がした。




これは、きっと映画化される…


確信したけれど、


昨年 すでに 映画化されたみたいだ


そのわりに まだテレビ放送されてないな




なにはともあれ、


があるが選ぶベスト本2008に ノミネートされた1冊

ec853347.jpg《売れ筋ランキング 第2位》



《話題沸騰中!!!》



書店で たまたま目について その足で 図書館に予約しにいったのが この春のことε=┌( ・_・)┘


5ヶ月待って 手元にやってきた翌日には 1号 完読。


そして、があるチャンも2晩かけて 読み終える頃には 欲しくてたまらなかった…この本。




こんなに笑える本が かつてあっただろうか…




面白すぎる…




そして、ためになる…




てか、これ ビジネス書なんか!?




なのに、面白すぎるやん…




あのさ、




へそで茶わかしたことある?




わくで。




確実にわくで。




これ読んでたら 確実にわくで。




人にすすめる本て なかなかないもんやけど




この本は―――




イイ!!!




つべこべ言わんと 読みなさい、すぐに!!!




どえらい本が でたもんやわ…




夢をかなえるゾウ / 水野敬也 著




我が家の バイブルに認定♪

タイトルみて、ドッキリしたぁ?


フフフ…(*´艸`)


があるチャンの彼氏の話題だと思ったぁ?


フフフ…(*´艸`)


ちゃうし…


そんな色気のあるネタだったら ホントよかったのに…シミジミ( ̄▽ ̄;)


ご期待にそえず 申し訳ござりません。。。




はい!これ、小説のタイトル(^∇^*)




桜庭 一樹著 『私の男』




読みマシタ。


作者、一樹って名前だけど 実は 女性なんだよね。


今年の直木賞受賞作品だったし、


図書館で予約して、


5ヶ月待って やっとがあるチャンの番に。


風景描写が細かくて 情景なんか すごくイメージしやすかったわ☆


ドラマ化・映画化されそな小説。


があるチャン的には R18指定にしたいかも(^∇^;)


いつもなら オカンが読み終える前に 1号なり2号が先に完読しちゃうんだけど


今回ばかりは 隠したがな、この本( ̄〜 ̄;)


まだ うちの箱入りチャンたちには 読まないでほしいかも…って内容(∋_∈)


昼ドラがお好きなかたなら GOOD♪


でも があるチャン、この小説読んでる間中 マイナス気分から抜けられなかったし 人によっては 好き嫌いあるかな(-.-;)


なんせ 狂喜なまでの男女[親子]の愛。


それに 加えての殺人。




読みごたえは あったけどね。。。

飲んでマス♪

もうちょいで スパークリングワイン1本空きそうデス(。・ω・)ノ゙

イイの♪今日は母の日だからね〜♪

母の日って、お母さんが 誰に気兼ねすることなく しこたま飲んでもいいですよ〜!って日だよね(´∀`*)

違ったぁ???(´∀`*)

まぁそげな細かいコトは 酔ったオカンには どうでもいいことなんだけど…って、もう酔ってんのかい

とお約束のツッコミも決まったトコロで…


今日は 普段 あまり記事にしない《本》について。

読書感想文とか めちゃめちゃ苦手な人だから 滅多にブログで紹介することがないんだけど

があるチャン、結構好きなんだわ、本読むの

てか、読書に火がついたのは、抗がん剤の治療始めて 髪の毛が バッサバッサと抜け出して 頭ツルリンコになって、白血球の数もぐぐ〜んと減っちゃって、これはもう外出できないなぁって頃からなんだけどね。

で、その頃から 図書館で借りまくって[があるチャン、本は買わない主義]今に至るんだけど、今年は 結構ハイペースで もう11冊目に突入してるの。

てか、ほとんど完読状態なんだけどね。




13歳のハローワーク/村上 龍




これ、読んでるの(*・ω・)

なんで今頃なんやってツッコミ、聞こえてマス

はい、わかってマス

5年前にブームになった本ですから。

でも、今なの。

があるチャン、今だから読むの。13歳のハローワーク。

13歳じゃないけどさ( -д-)

でも、これ、案外面白い


どういったものに興味があるのか、っていう足がかりから それを生かす職業が盛りだくさん紹介してあるの。


で、何も好きなことがないとがっかりした子のための特別編まで 親切に設けてあってさ、


その中で、《エッチなことが好き》な子のために、っていうクダリもあるのよ。


笑えるやろ?


てか、ホントにエッチなことが好きな子にとっては、自分が どの職業に向いてるのか、どういった方面で自分を生かせるのか、切実な問題だと思うんだけど、


それをきっちりと解説してあるの。どういった職業に向いているかを。


村上 龍って、スゴイね。


目からウロコやったね。


まぁ、そんな本デシタ


って それだけかい


とツッコミを入れたところで、


ワインも1本 カラになりましたし、


いいあんばいで酔いもまわってきたので、


今日は おしまい

今日は 雨降りで、


窓越しに見る外の景色も 寒々していたので


一日中 どこにも出掛けず ゴロゴロして過ごす。


あんまりするコトがないので、


コタツに丸まって


先日 図書館で借りた本を読み始める。


3ページで眠くなる。


本に突っ伏して寝ていたら 夢をみた。


シロクマに頭をあまがみされる夢だ。


ハッとして 目をあくと


2号が ワタシの頭を撫でていた。




どうでもいい話だけど、、、

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