大城眞徳税理士事務所Blog

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2013年01月

2013年01月24日

[新年号]変化の時代への対応

 政治の混乱等で今年も見通しのつかない厳しい年になりそうである。しかし、自然の理からすれば悪いことばかり続くことはない。夜のあとには必ず朝がやってくるように!

 今年は将来良くなるための一つの過程であるとプラスに考え、もし苦しいことがあっても我慢し、充電の機会と考え無理をせず、体力をつけながら環境が好転したら走り出しましょう。

 「応ずる可(べ)からざるの変なし」

 如何なる変化も応ずることが出来ないものはない。企業経営は外部環境の所為にして逃げてはいけない。苦しいときは皆同じである。我慢し、工夫して皆の力を結集して乗り越えていくことが大事である。

 結果を出せない人は、出来ないのではなく、ただやらなかっただけである。業績を挙げているところは常にどうすれば出来るか、どんな状況にあっても何か方法はないかと対策を徹底して考え工夫をこらしている。

思いは実現する。物事は思わなければ実現しない。どうしてもという強い思いを持とう。

運は待つだけでは来ない。最善を尽くし、もぎ取る位の執念が必要である。自己規制の意識を払拭し、如何なる境遇にも対応して今年も良い年にしよう。

所長 税理士 大城 眞徳


2013年01月09日

古典から学ぶ経営哲学【第24回】                                 「学問をして良い友を持つ ・・・ これ人生最上の楽しみなり」

 ここで云う学問は、学校で学ぶ知識の習得や試験勉強ではない。自分を完成させるための切磋琢磨をいう。具体例として、作家の神渡良平(かみわたりりょうへい)先生を紹介する。
 先生は脳梗塞で倒れられ、並ならぬ努力で社会復帰された。先生は人生というものは一回しかないことを骨の髄まで知らされ、「このままではいけない」という思いにかられ、四十歳前後で人生に哀惜(あいせき)の念を起こし、自分の完成のための学問をすることができたと仰(おっしゃ)っている。

 私が人生について学ぶために、古典に関心を深くしたのは五十代初めである。仕事の忙しさや、仕事上の実務書の勉強に時間をさかれ、心の糧(かて)となる古典の書に多くの時間を費やするようになったのは数年前のことで遅かったが、気付いた時がいい時期であると思い自分で慰めている。

 言志四録にある次の一節が私の心を奮い立たしている。
 「少(わか)くして学べば、即ち壮にして為(な)すこと有り。壮にして学べば、即ち老いて衰えず、老(お)いて学べば、即ち死して朽(く)ちず。」

 訳すると、若くして学べば壮年になっても名をなすことになる。壮年の時に学べば、老年になっても精神的に衰えることはない。老年になってもなお学べば、死んでもその名に朽ちることはない。
 本当に素晴らしい一節である。私は年老いてから気付いた所為か、その分、発憤する気持ちが大きい。

 言志四録では、発憤することの大切さについて次のように書かれている。
 発憤するということは、学問を進めるために最も肝要なことである。孔子の最高の弟子といわれた顔回(がんかい)が、中国古代の聖人であった舜(しゅん)を例にとって「舜も自分も同じ人間ではないか」と考え、なろうという志さえあれば、あの偉大な舜のような人間に自分もなれると発憤したそうである。
 斯様に、学問も心の持ちようで大きく影響するものである。

 学問をすることの喜びや楽しさについて、論語に次の有名な一文がある。
 「子曰く、学びて時にこれを習う、また説(よろこ)ばしからずや。朋(とも)遠方より来たるあり、また楽しからずや。人知らずして慍(うら)みず、また君子ならずや。」

 訳すると、学問をして、それを日常生活の中でいつも自分のものとして繰返し復習すれば、知識は知行合一(ちこうごういつ)となり喜ばしいことである。同志の友が遠近を問わず訪ねてきて、切磋琢磨し合い、学んだことを伝え合い、多くの人に善を及ぼすことが出来たら、これまた楽しいことである。成就しても世間が認めないことがあるが、それでも天をとがめず、ひたすら道を楽しむのは、徳に至った君子にしてはじめて出来ることである。そのような徳のある人間を目差し修養したいものである。

 修養のためには志を立てることが大事である。
 後漢書(ごかんじょ)に「志有る者は、事ついに成るなり」とあるように、志があれば何事も成就するものである。又、「志は易きを求めず、事は難(かた)きを避けず」とあるように、志は易しければ足りやすいが、足りやすければ進歩がない。無理のない適切な志を立て、目標に向かい人生の完成のために学んで、多くの友と語り合えることが出来たら、名誉や金錢では得がたい最高の楽しい人生を過ごすことが出来ると思う。

所長 税理士 大城 眞徳


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