大城眞徳税理士事務所Blog

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2014年06月

2014年06月30日

古典から学ぶ経営哲学【第37回】                            「人にして遠き慮無ければ、必ず近き憂有り ・・・ 遠い将来を見通した生き方をしよう」

 論語に「人にして遠き慮(おもんばかり)無ければ、必ず近き憂(うれい)有り」という章句があります。
 訳すると、「人間は遠い将来のことを考えて生きなければ、近き将来に必ず悲しみ、嘆き、心配など困った事がおこります。
 ともすると、若い時は年をとった時のことを真剣に考える者は少ない。目先のことや楽なことに心が動くからである。
 しかし、人間は必ず老いる。年老いてから若者のやるようなことをすると体をこわす。若い時に将来のことを考え、その時その時を常に一生懸命に生きないと必ず後悔する。

言志後録(げんしこうろく)に
 「急いでやらなければならないことを敢(あ)えて急がず、急がなくても良いものを急
 いでやりたがる」
 「今日、学ばなくとも明日がある」などという。こういうことは言うべきではない。
 酒宴を開いて人を集め、山に登り、湖水に遊んで楽しむことなどは明日ありと、いつ
 でも良いのである。

 「若いときの苦労は買ってもやりなさい」と先人達は教えています。きつい事もいと
 わないで進んでやり、精進を積み重ねている者は必ず報われるようになっている。

言志耊録(げんしてつろく)に
 「人生は二十歳から三十歳までは、まさに日の出るようなものである。四十歳から六十歳までは、まさに太陽のようだ。盛大な徳を以って大業を成し遂げるのにこの時期がある。七十歳から八十歳は体が衰えつまづき、ちょうど日が西に落ちようとしているようなもので、ことを成すことは困難である。そこで、若い人は若い世代によく勉強し、大業を成すべきである。老いてから「日暮れて道遠し」と悔いを残すような事にならないように。」と戒(いまし)めている。

 「小忍(しの)ばざれば、即ち大諜(たいぼう)を乱(みだ)る」(論語)とある。
 大きな目標を達成するためには、目も前の些細なことは我慢しよう。目の前の小さな事ばかりに欲を出すと大きな事は出来ないですよ。ということである。

 将来のことを考え、意義ある人生を送るため、目標を立て、その世代にやるべきことに徹して生きるようにしましょう。
 「大器晩成」という格言がある。遠い将来の目標を立て継続し続ければ力となり、必ず大きなことが出来ることを教えています。大を成し遂げるその道のりは遠く厳しいかもしれないが、強い決意と志があれば、必ず壁を乗り越えることが出来ることは先人たちが証明している。


所長 税理士 大城 眞徳

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