大城眞徳税理士事務所Blog

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2017年02月20日

古典から学ぶ経営哲学【第48回】                       「先に人を立てる・・・それが自分が伸びるコツ」

論語に「己立たんと欲して人を立て、己達せんと欲して人を達す。」とある。
自分が実績をあげ周囲からも評価され立派な仕事をしたいと願うならば、まず身近な周囲の人を立てることですよ。また、自分が目指す立派な人物になろうと思うならば、まず周囲の人を支援してあげなさい。自分が欲しているように、皆も実績をあげたいし、皆から慕われる素晴らしい人物になりたいと思っている。
周囲の人のためにやってあげることは、周囲の人を喜ばし、やってもらった人に対してお返ししたいと思うのが人情です。それは仁の心である。
仁の心は人間最高の徳を積むもので人から信頼され、尊敬される要因である。

論語に同じ内容の章句がある。
「其れ恕か。己の欲せざる所、人に施すこと勿(なか)れ。」
あなたがやっていることは相手に思いやりになっているか、また自分が欲していないものを人に対して行ってはいけないのである。
この章句は前述の章句に比べると消極的である。自分が欲しないものを人に施さないということより、相手の欲するようなことを自ら進んで積極的に支援してあげる方が結果として自分を高め実績を上げることにつながるのである。

自分がやりたいことをするときは、まず順序を明確にしないと効率が悪いか、または全く無駄になることさえある。順序を間違えると、労多くして成果は出ない。
例えば、穴が空いた器にいくら水を入れても水は溜らない。まず先にしなければならないことは、穴をふさぐことである。その順序を間違えると事はうまくいかない。
同様に何かやろうとするとき、その事について必要な知識はあるか、人の支援が必要なものについては支援者を探さないといけない。資金が必要なときは資金の工面は可能か等、やろうとする事には色々な要素が必要であり、何を先に準備しなければならないのか、やるべきことの順序を間違えては成功しない。

自分が伸びようとするとき、また尊敬される人になる事を目指すと思うならば、まず周囲の人のためにやってあげること。そうしながら自分が目指している人になる準備を日頃からしておくことである。そうすれば、いつの間にか周囲から持ち上げられ、多くの人の協力が自然に得られるのである。
それが成功する順序である。
世の成功者を見ると、他のために徹してやってあげている。それが皆の信望を得て、多くの人の協力を得ることが出来、自分の思いも実現するのである。
急いで自分の事を成そうとするより、人のため世のために一生懸命やり人間的に成長し、徳を積むことが先であり大事である。

所長 税理士 大城 眞徳

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