大城眞徳税理士事務所Blog

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2017年08月25日

古典から学ぶ経営哲学【第50回】                       「期待以上のものを提供する・・・感動を与える」

 身近な者、例えば部下、学生、取引先等が喜び満足することをしてあげることが出来れば、最高の仕事をしていることになる。論語に
 「近き者説(よろこ)び、遠き者来(きた)る」
とある。身近な者に最高に喜ぶようなことを提供することが出来たら、受けた人は心から喜び、必ず人々に伝えるものである。その口コミにより、関係なかった遠い所に居る人たちまでも訪れてくるようになる。
 それは、努力すれば必ず出来ることである。そのためには、常に自分を磨き向上していかなければ出来ない。自分に今必要とされる技能、知識等を徹底して身に付けることである。

参考になる章句がある。
 「天を怨(うら)みず、人を尤(とが)めず。下学(かがく)して上達す。」
 天とは宇宙を支配する。見えない偉大な存在のこと。下学とは、今、自分に必要とされる知識や技能のこと。上達とは、目指したい理想像に近づいていくこと。

 徹底して自分を向上させる努力をすれば、努力した分の成果は必ずでる。人生においては、悔しい、苦しい、辛いことは付きものである。それでも、他のせいにしないこと。聖人孔子でさえ、自分の目指したものに恵まれなかった。
 しかし、後世のために人として大切な思想を残し、多くの弟子を導いた。私たち凡人は、孔子以上に常に自分を磨くことが必要である。出来ないことを他のせいにしては何の進歩もない。
 前述の章句の意味は「素晴らしい人はもろもろのことを自分に求め、天を怨み人を咎めたりするなど他のせいにしない。自分に必要な知識、技能を極めるのである。しかし、つまらない人は、出来ないことを周りのせいにするのである。」

 不十分なこと、不自由なこと、不満なことがあっても、その原因を他に求めず、自分を極め、不満を言わず自分で解決しようとする。それが出来る人は、周囲や上司の信頼を得ることが出来るのである。不十分なことを他に求めても何の解決もしない。人間は苦難にあい、問題を解決する度に成長し大きな喜びを感じるものである。

 「花が咲いている。精一杯咲いている。わたしたちも精一杯生きよう」
という松原泰道和尚の詩が教えるように、精一杯やれば何事も成就する。願いに生きる、強く願えば必ず応えられる。
 KBC学園は、「高度な技能、技術を身に付け、人間性豊かな永久戦力となる人財を育成する」という教育理念を掲げている。それを強く願い実現するまで思い続け行動する。そういう実践があなたの技能、技術や人間性を高める原動力となるのである。
 願いが実現したとき、人間は最高の幸せを手中にすることが出来る。幸福は人生において素晴らしいものである。しかし、幸福は与えられるものでなく、自分の意志と行動によってのみつくり出すものである。

フランスの哲学者アランは次のように言っている。
「強い意志を持ち、利他の実践をしよう。あながの本当の利益はそこから生まれる。」
 すなわち、自利利他の実践であるが、アランも言うように、やるという強い意志がないと、あなたの幸せや本当の利益も実現しない。


所長 税理士 大城 眞徳


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