2009年01月09日

処女作ができるまで5:DKさん

「出張緊縛致します」と、自らが興したSMビデオ・メーカー、Dirty FactoryのHPに掲示していたダーティ工藤さん(以下DKさん)のことは私も知っていました。ネットやビデオショップ等で氏が手がけたSM作品を見かけたことがありましたし、映画好きの私としては、雑誌「映画秘宝」等での映画評論家としての氏の活動を目にする機会もあったのです。写真等で見る氏の縛りは、私の目指す縛りよりもだいぶソフトな感じでしたが、そこはキャリア豊富な緊縛師のこと、要望次第でハードな縛りも出来るはずだし、緊縛して放置という氏のお好みのパターンは私の趣味と合っていました。

私は早速Dirty Factoryの問い合わせメール経由で出張緊縛のお願いメールを送りました。「素人からの依頼でも出張緊縛致します」とあったのですから、今度こそという思いでした。果たしてDKさんからの返信は私がメールを出したその日のうちにありました。「極力ご協力させていただきたい」との嬉しい返事でした。更に翌日には翌週の打ち合わせの日程まで決まりました。

ビデオやネット等で何人かの緊縛師と呼ばれる方々を知る機会はあったものの、どうも一緒にお仕事をさせて頂くとなると、ちょっと怖そうだったりとお声を掛けるのを躊躇してしまうような方もおられ、緊縛師選びには手間取ったのですが、実はDKさんも、サラリーマンだった私の周りでは見かけないタイプの風貌の方で、DKさんのオフィスがある山手線沿線の駅でDKさんと待ち合わせをした際、(もちろん事前にHPでお顔を確認していたからですが)私は人ごみの中を歩いて来るDKさんをすぐに見つけることが出来ました(笑)。そしてこれが今回の自主制作AVを実現させてくれた最大の恩人との出会いでした。



mask_of_pervo at 04:28│Comments(0)TrackBack(0) 処女作ができるまで 

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