11月25日に、弁護士の桜井康統さんが、マスクを着用せずにJALの飛行機に搭乗したところ、強制降機させられました。この件に関しまして、長文の連続ツイートをしました。
ツイート本文を再構成する形で、こちらにも掲載します。
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ツイート本文を再構成する形で、こちらにも掲載します。
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日本の飛行機マスク強制の発端は、2020年のPeach事件でした。現場のCAが誤った対応をし、機長は緊急着陸しました。
大事になった航空会社は、自らの不祥事の責任を乗客側になすりつけ、見せしめ逮捕にまで至りました。そして、定期航空協会のガイドラインを改訂し、マスク強制を正当化しました。
その後、航空会社のマスク強制はエスカレートして、全く法的根拠も科学的根拠もない機内マスク着用が義務であるかのようになりました。
しかし、このような航空会社の強権的対応が持続したのは、コロナ禍で狂った国民世論が一定の支持と黙認を与えたからです。
検察は、国民のノーマスクに対する処罰感情を背景に、コロナ禍の国民の不満のガス抜きに、無実の乗客を起訴に持ち込みました。Peach事件は、全面無罪を争う否認裁判として、今も長らく続きます。
その間も、航空会社は違法なマスク強要を続け、実際に何人かの方々は不当にも強制降機させられました。
しかし、コロナやマスク着用に対する国民世論は、今や大きく変わりました。その流れも読めず、日本の航空会社が未だノーマスク強制降機のような珍事をしているのは、驚きです。
このコロナ騒動で、航空会社は最も失敗した業界の一つです。もはや奈落の底に落ちるまで、自浄作用は働かないのでしょう。
今回の桜井康統氏の降機事案は、決して他人事でも絵空事でもありません。
当初は、Peach Aviationのような未熟な企業の暴走でした。しかし、マスク強制の狂気は、日本の航空業界全体を覆いました。それは、コロナ騒動の過去の遺物ではなく、今も続く現在進行形の「狂気」です。
飛行機は公共交通の一つです。ノーマスク強制降機のような、恣意と感情に基づく根拠なき航空会社の暴挙が許されるなら、それは私たちの社会の汚点なのです。
飛行機は公共交通の一つです。ノーマスク強制降機のような、恣意と感情に基づく根拠なき航空会社の暴挙が許されるなら、それは私たちの社会の汚点なのです。