Message From Superstar
日本のファンの皆さん、
2009年の来日から早くも2年が過ぎました。また大好きな日本の戻ってこれることを非常
に嬉しく思います。日本の思い出は数多くありますが、今回の来日も忘れられない思い出
になるでしょう。何度も言うとおり、日本は真のファンであり、プロレスを理解していることを
断言できます。そして私のレスリングスタイルを受け入れてくれた日本のファンの皆さんに
は心より感謝します。
ファンの皆さんは知っていると思いますが、私は、今でも地元ジョージアで18歳以下の少
年犯罪者の指導をしています。今となっては、私のライフの1つとなっています。青少年の
更生は非常に難しく、常に予定とおりには行きません。更生設は一般の学校で言う試験は
ありません。全てが行動と考えなのです。そんな彼らの成長と人間としての更正、指導によ
り改善されていく彼らの成長を見届けたい、そんな想いで働いています。
日本はアメリカに比べ教育がしっかりしていることもあり、ギャングの話はあまり聞きません
が、アメリカは今でも多くのギャングがいます。少年達は、親に見捨てられ、ギャングだけを
信じて生きているのです。私の施設で教育・更生されても、再びギャングのものに戻って行
くことが多いのが残念でなりません。しかし、彼に責任があるのかと言えばまた別な話です。
子供の最初の先生は、親なのです。そういう面では、彼らある意味、社会の犠牲者かもし
れません。彼らは社会復活への機会を与えられることなく見捨てられている・・・このことを
”THROW AWAY CHILDREN OF SOCIETY".と読んでいるのです。
世間から見捨てられた彼達を立派な人間に育て、卒業してそして彼らが一般社会で活躍す
るように、1人でも多くのここの生徒がそうなって欲しいという想いを込めて指導を続けてい
ます。一般社会に見捨てられた彼らにセカンドチャンスを与えるようになることを信じている
のです。
- A Dream Become A Reality - ”夢を現実に”
これは私達のスローガン。目標までゴールまで、険しい道のりでも私は決して諦めることなく
彼らの成長と見届けながら、そしていつの日か彼らとあの苦しい時代と一般社会に戻れた喜
び、家族という大切さ等について語りあえる日が必ず来ると信じています。
今回の来日もこの非行少年の更生施設に向けたチャリティー活動の一環でもあります。
更にMAKE A WISH OF JAPANへの支援活動も行いますので、皆さんの是非、このチャリ
ティー活動へのご協力・ご支援を宜しくお願いします。会場では、サイン、マスク等のグッズ販
売を行い、これらの収益は、全て寄付をさせてもらいます。
日本は、3月の震災により、今までにない困難をな状況にあります。しかし、私は、日本であ
るからこそ、この難局を克服して、近年復興できると信じています。被災者の皆さん、勇気を
持ってこの難局を乗り越えましょう。私も応援しています。 Japan, Stay Strong!!!
7月の来日で私は引退しますが、日本のファンの皆さんの前で引退できることを誇りの思うと
同時に私を長年支えてくれたファンの皆さん、関係者に感謝します。
7月皆さんの会える日を楽しみにしています。ありがとうございました。
マスクド・スーパースター