札響名曲シリーズ「モーツァルト×ワーグナー」念願、50年?にして・・・

2019年10月28日

クリスチャン・ヤルヴィ指揮 MDRライプツィヒ放送交響楽団

土曜日に続いてのKitara詣で
札響以上の「名曲コンサート」であります。
それぞれのジャンルの横綱?4番バッター?という2曲を聴きました。

来月のヤノフスキ指揮フランクフルト放送響とセットのチケットです。
車が壊れて、買い替える直前に購入してしまいました(^^;

ソリストには10年ほど前のPMF、
オケには、25年以上前の「ミサ・ソレムニス」と、
それぞれ記憶に残る演奏者たちであります。
もちろんオケには、当時のメンバーがいると思えませんが・・・。

10月27日
札幌コンサートホールKitara
<Kitaraワールドオーケストラシリーズ>
クリスチャン・ヤルヴィ指揮MDRライプツィヒ放送交響楽団

20191027p

バッハ〜メンデルスゾーン:管弦楽組曲 第3番〜「序曲」
メンデルスゾーン:ヴァイオリン協奏曲
ソリストアンコール
滝廉太郎:荒城の月
ヴァイオリン/アン・アキコ・マイヤース
ベートーヴェン:交響曲第5番ハ短調
アンコール
ベートーヴェン:弦楽四重奏曲第13番〜第5楽章「カヴァティーナ」

席はCBブロック2列目ほぼセンターという上席。
来月のヤノフスキが楽しみである。

クリスチャンは意外に小柄。
ノー・タクトで登場。

で、指揮台上でやたら動く。
コバケン(このところご無沙汰だ)や、
札響で聴いたウルバンスキの何倍も動く。
ただ彼らのように「踊る」のではなく、
間違いなく「指揮」をしている点が異なる。

バッハはメンデルスゾーン編曲というが、
編成はオリジナルのままで、
どこがメンデルスゾーン?というといまひとつ不明。
確かにクレシェンドを伴うダイナミクスの扱いなど、
ちょっと違うバッハではあるが、
今や多様なスタイルを聴ける中では、特徴に欠ける演奏。

メンデルスゾーンのソリストはブルーの衣装。
なにより、膝上はどこまで見せるんだ?
というスリットのドレス。
最前列の聴き手は目のやりどころに困ったことだろう。
そういえばPMFでも「なかなか」だったかしら・・・。

音楽はいわゆる「メンコン」のイメージとは異なり、やや硬派なもの。
大変アグレッシブな第1楽章、研ぎ澄まされた第2楽章が見事。
フィナーレはちょっと小手先の軽業になってしまったか・・・。
しかしオケの手厚い追い込みは見事。

アンコールには、
「おばあちゃまの一番好きな曲を弾きます」と、
「荒城の月」
本格クラシックを期待する向きには残念だろうが、
これはこれで、思いのこもった、濃厚な味わいの音楽。

休憩20分。
やはり15分休憩よりゆとりがある。

後半は「運命」。
来年のHitaruで尾高&札響で取り上げるとか・・・。


管楽器は指定通りの人数。
ホルンもサポート無しのふたりである。
弦楽器もコントラバス7本と、
札響とそう変わらない人数と思われた。

第1楽章
ふたつめのフェルマータは短めで。
たたみ込むようにフォルテシモを先へ先へと走っていく。
そこでのアクセントも独特なものを聴かせる。
そのせいか、第2主題などの弱音部の印象が薄くなり、
オーボエのカデンツァなど影が薄くなってしまった。

第2楽章
心持速めのテンポで、ヴァリエーションが美しく進む。
強奏部分の音の扱い、息が短いのはどうか?
ティンパニのトレモロがだめを押すように叩かれる。

第3楽章へは、ほぼアタッカで進む。
ホルンは意外とあっさりと、
トリオの低音弦もほぼ無策?
総じて流れの良いスケルツォ。

フィナーレは第1ヴァイオリンがぐいぐいと引っ張っていく。
そこにティンパニと金管が力強いアクセントを加えていく、
終盤は通常より早い部分でテンポを上げてきたのには、
驚いた方も少なくなかったのではないか?
まさしく怒涛の進撃である。

大いに沸いた大ホールだが、
実際、アンサンブルの精度は完璧ではなく、
独自なアーティキュレーションに、
首を振る方もいたかもしれない。

自分としては「なんとなく」なワーグナーよりはよほど面白い、
大変興味深くエキサイティングな「運命」であった。

アンコールは、弦楽合奏。
意外ではあったが、
災害に戸惑うわが国へのいたわりのメッセージか?と思うと、
その美しくも重い音楽は心に深く染み渡る。

終演17:51

終演後、チャイコフスキーの「雪娘」のCDにサインを頂いて・・・。

20191027d

ん?
KとJの雰囲気があるからいいか・・・。

massa_3 at 23:57│Comments(0) kitara詣で 

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