- ★記事のカテゴリ(クリックするとまとめて読む事ができます)
- ▶「七帝柔道記」(角川書店)
- ▶格闘技はどこから来てどこへ行くのか。
2023年05月29日
2023年05月25日
『七帝柔道記』の続編『七帝柔道記Ⅱ』が今日発売の小説野性時代でスタートしました。この雑誌は電子版だけですのでAmazonなどでKindle版をダウンロードしてください。385円だそうです。

前作『七帝柔道記』では僕の1年目から2年目の夏の七帝戦が描かれ、金澤裕勝主将と和泉唯信主将が部を引っ張っていました。今回は幹部交代して僕らの代のひとつ上、後藤孝宏先輩が主将として新チームを引っ張ります。
連載第1回から400字詰め原稿用紙100枚という柔道部の特訓のような猛烈なスタートですが、同期の竜澤宏昌君や、元主将の和泉唯信先輩、北大応援団の面々、そして飲み屋では「みねちゃん」や「バップ」「みちくさ」「北の屯田の舘」など、北大体育会を巡るさまざまな人たちがオールキャストです。
宿敵東北大学との定期戦。2年連続七帝戦優勝の東北大メンバーは、4年連続最下位の北大柔道部を馬鹿にし「札幌に観光に来た」と言ってのけます。その東北大相手に北大柔道部はいかに戦うのか。入学後2度目の厳しい北海道の冬をむかえるなか、同期たちとの友情も読みどころです。
柔道経験者だけではなくすべての運動部経験者、文化部経験者、サラリーマンや主婦、大学生、高校生、中学生、みんなに読んで欲しい「元気になる小説」です。ぜひ。



▶増田俊也公式ブログのトップページに戻る
▶格闘技blogの最新情報
▶柔道blogの最新情報

前作『七帝柔道記』では僕の1年目から2年目の夏の七帝戦が描かれ、金澤裕勝主将と和泉唯信主将が部を引っ張っていました。今回は幹部交代して僕らの代のひとつ上、後藤孝宏先輩が主将として新チームを引っ張ります。
連載第1回から400字詰め原稿用紙100枚という柔道部の特訓のような猛烈なスタートですが、同期の竜澤宏昌君や、元主将の和泉唯信先輩、北大応援団の面々、そして飲み屋では「みねちゃん」や「バップ」「みちくさ」「北の屯田の舘」など、北大体育会を巡るさまざまな人たちがオールキャストです。
宿敵東北大学との定期戦。2年連続七帝戦優勝の東北大メンバーは、4年連続最下位の北大柔道部を馬鹿にし「札幌に観光に来た」と言ってのけます。その東北大相手に北大柔道部はいかに戦うのか。入学後2度目の厳しい北海道の冬をむかえるなか、同期たちとの友情も読みどころです。
柔道経験者だけではなくすべての運動部経験者、文化部経験者、サラリーマンや主婦、大学生、高校生、中学生、みんなに読んで欲しい「元気になる小説」です。ぜひ。



▶増田俊也公式ブログのトップページに戻る
▶格闘技blogの最新情報
▶柔道blogの最新情報
- ★記事のカテゴリ(クリックするとまとめて読む事ができます)
- ▶「七帝柔道記」(角川書店)
- ▶「木村政彦はなぜ力道山を殺さなかったのか」(新潮社)
2023年05月15日
YouTubeにこんな動画が上がっている。
ライオン狩りの模様を撮影したものだ。ライオンが近づいてくるのを撃ち殺して自分の勇敢さをアピールしたいようだ。でも彼らは勇敢でもなんでもない。じつにくだらない人間たちだ。丸腰のライオンに対して自分たちは強力なライフルを一丁ずつ構えている。
くだらない人間たちを相手にしているからこそか、ライオンの誇り高い態度がよく見える。ライオンはいま減り続けている。その原因のひとつが猟である。合法なものも非合法なものも含め、猟がライオンを圧迫している。
▶増田俊也公式ブログのトップページに戻る
▶blogランキング
ライオン狩りの模様を撮影したものだ。ライオンが近づいてくるのを撃ち殺して自分の勇敢さをアピールしたいようだ。でも彼らは勇敢でもなんでもない。じつにくだらない人間たちだ。丸腰のライオンに対して自分たちは強力なライフルを一丁ずつ構えている。
くだらない人間たちを相手にしているからこそか、ライオンの誇り高い態度がよく見える。ライオンはいま減り続けている。その原因のひとつが猟である。合法なものも非合法なものも含め、猟がライオンを圧迫している。
▶増田俊也公式ブログのトップページに戻る
▶blogランキング
2023年05月11日
金持ちなら「この10年でフェラーリの様々なモデルを4台揃えました」とかなるんでしょうが、僕の場合「この10年で頑張ってニューバランスを4足購入しました」といったところです。

この頃の574はシルエットが本当によかった。最近少し尖ってきて昔の魅力が減ってきたように思います。
このところ一番手前のニューバランスでときどき走っています。コンビニへ歩く途中で少しだけ走ってみる。最初は5メートルくらいから。そして10メートル。20メートルへと。こんな距離でもあちこち痛かったのが、最近少しずつ楽になってきました。家に戻るとストレッチをして少しでも油を関節にまわしてやる。
僕の年齢だと衰える速度を遅くするためのものだから無理しないように。買物のほかは取材以外では出歩かないので取材ができるだけの筋力は残しておくというのが課題です。全身ジョガーの格好で良いシューズを履いてとかなると、絶対に腰やら膝やらが痛くてやめてしまう。普段着のまま「ちょっと走れそうかな」と思ったときに10メートルでいいと思う。そういう身体の動かし方を、野球部でも柔道部でもしてこなかったので、逆に新鮮です。スポーツの原点て、そんなところにあるのかもしれない。
▶増田俊也公式ブログのトップページに戻る
▶blogランキング

この頃の574はシルエットが本当によかった。最近少し尖ってきて昔の魅力が減ってきたように思います。
このところ一番手前のニューバランスでときどき走っています。コンビニへ歩く途中で少しだけ走ってみる。最初は5メートルくらいから。そして10メートル。20メートルへと。こんな距離でもあちこち痛かったのが、最近少しずつ楽になってきました。家に戻るとストレッチをして少しでも油を関節にまわしてやる。
僕の年齢だと衰える速度を遅くするためのものだから無理しないように。買物のほかは取材以外では出歩かないので取材ができるだけの筋力は残しておくというのが課題です。全身ジョガーの格好で良いシューズを履いてとかなると、絶対に腰やら膝やらが痛くてやめてしまう。普段着のまま「ちょっと走れそうかな」と思ったときに10メートルでいいと思う。そういう身体の動かし方を、野球部でも柔道部でもしてこなかったので、逆に新鮮です。スポーツの原点て、そんなところにあるのかもしれない。
▶増田俊也公式ブログのトップページに戻る
▶blogランキング
- ★記事のカテゴリ(クリックするとまとめて読む事ができます)
- ▶作家の日常
- ▶「七帝柔道記」(角川書店)
2023年05月09日
北海道大学柔道部の同期、宮澤守君が珍しい写真を発掘してくれました。1990年2月3日と日付もあります。僕たち4年目5人が卒部する「追いコン試合」の後の4年目集合写真です。
「いやぁ、きつかったけどいろいろあったね」という笑顔ですね。
後列左から増田俊也、松井隆、竜澤宏昌、宮澤守、工藤飛雄馬の5人。前列は松浦英幸コーチ、岩井眞監督、佐々木洋一コーチの指導陣です。この卒部生のチームと3年目以下の現役部員の七帝ルールによる抜き試合が追いコン試合で、「コン」の字がつくとおり、このあとススキノの座敷で大OBも招いてのコンパがあります。最後に大OBたちから大金カンパが集まり、4年目だけで飲みに行きました。

4年目は卒部に笑顔です。選手としての引退はすでに7月の七帝戦で終えています。その後はそれぞれの道へ歩き始めています。僕は11月からすでに北海タイムス社に入社して記者になっていました。この日は休みを代わってもらって出席です。
松井隆君は薬学部で留年していたのでこのまま現役続行を宣言していました。竜澤宏昌君は水資源開発機構へ4月から入社が決まっています。宮澤守君は工学部合成化学科の大学院へ、工藤飛雄馬君は東北大学農学部の大学院へ進学が決まっています。
練習練習で大変な4年間でしたが、すべてを終えると良い想い出がたくさんありました。なんといっても辛い練習のあいまに悪戯やらなんやらするのが楽しかった。これは楽しいことばかりやっていたら記憶に残らないようなことでしょうが、辛いなかの小さな楽しみっていうのはずっと想い出として残ります。
若い人は、運動部への入部もぜひ考えてください。きっと楽しい仲間と楽しい生活を送れますよ。できれば北大柔道部へ。あるいは七大学の柔道部へ。あるいは全国の高校柔道部へ入部してください。柔道部じゃなくても自分に合う運動部、あるいは運動部じゃなくても文化部でもなんでもとにかく入ってみましょう。若い時代は一度しかありません。
▶増田俊也公式ブログのトップページに戻る
▶格闘技blogの最新情報
▶柔道blogの最新情報
「いやぁ、きつかったけどいろいろあったね」という笑顔ですね。
後列左から増田俊也、松井隆、竜澤宏昌、宮澤守、工藤飛雄馬の5人。前列は松浦英幸コーチ、岩井眞監督、佐々木洋一コーチの指導陣です。この卒部生のチームと3年目以下の現役部員の七帝ルールによる抜き試合が追いコン試合で、「コン」の字がつくとおり、このあとススキノの座敷で大OBも招いてのコンパがあります。最後に大OBたちから大金カンパが集まり、4年目だけで飲みに行きました。

4年目は卒部に笑顔です。選手としての引退はすでに7月の七帝戦で終えています。その後はそれぞれの道へ歩き始めています。僕は11月からすでに北海タイムス社に入社して記者になっていました。この日は休みを代わってもらって出席です。
松井隆君は薬学部で留年していたのでこのまま現役続行を宣言していました。竜澤宏昌君は水資源開発機構へ4月から入社が決まっています。宮澤守君は工学部合成化学科の大学院へ、工藤飛雄馬君は東北大学農学部の大学院へ進学が決まっています。
練習練習で大変な4年間でしたが、すべてを終えると良い想い出がたくさんありました。なんといっても辛い練習のあいまに悪戯やらなんやらするのが楽しかった。これは楽しいことばかりやっていたら記憶に残らないようなことでしょうが、辛いなかの小さな楽しみっていうのはずっと想い出として残ります。
若い人は、運動部への入部もぜひ考えてください。きっと楽しい仲間と楽しい生活を送れますよ。できれば北大柔道部へ。あるいは七大学の柔道部へ。あるいは全国の高校柔道部へ入部してください。柔道部じゃなくても自分に合う運動部、あるいは運動部じゃなくても文化部でもなんでもとにかく入ってみましょう。若い時代は一度しかありません。
▶増田俊也公式ブログのトップページに戻る
▶格闘技blogの最新情報
▶柔道blogの最新情報
- ★記事のカテゴリ(クリックするとまとめて読む事ができます)
- ▶「七帝柔道記」(角川書店)
- ▶作家の日常
2023年05月06日
「北海タイムス物語」(新潮社)という小説を書いたことがありますが、実際に僕はこの新聞社に2年ほど在籍しました。
以下は北海タイムス時代のジャンパーです。

僕は凝り性のところがあって、様々なものを取っておく習性があります。これが「木村政彦はなぜ力道山を殺さなかったのか」(新潮社)などのノンフィクション執筆に役立っていますが、普段の生活では物が増えすぎて部屋がちらかってしまいます。
北海タイムスの看板は小説を書くときに北海道の古物商に片っ端から電話して探しました。高さ1メートル半くらいあってオブジェとして部屋に飾ってあります。

小学校時代に読んでいた大量の少年漫画誌などの雑誌も30歳過ぎまでは取ってありました。さすがに置く場所に困って少しずつ処分しましたが。

▶増田俊也公式ブログのトップページに戻る
▶blogランキング
以下は北海タイムス時代のジャンパーです。

僕は凝り性のところがあって、様々なものを取っておく習性があります。これが「木村政彦はなぜ力道山を殺さなかったのか」(新潮社)などのノンフィクション執筆に役立っていますが、普段の生活では物が増えすぎて部屋がちらかってしまいます。
北海タイムスの看板は小説を書くときに北海道の古物商に片っ端から電話して探しました。高さ1メートル半くらいあってオブジェとして部屋に飾ってあります。

小学校時代に読んでいた大量の少年漫画誌などの雑誌も30歳過ぎまでは取ってありました。さすがに置く場所に困って少しずつ処分しましたが。

▶増田俊也公式ブログのトップページに戻る
▶blogランキング
- ★記事のカテゴリ(クリックするとまとめて読む事ができます)
- ▶作家の日常
- ▶「北海タイムス物語」(新潮社)
2023年04月28日
何度かTwitterなどで告知した『七帝柔道記』の続編は2023年5月23日発売の『小説野性時代』で連載スタートとなります。僕は4月締め切りと言われていたので4月発売号からだと勘違いしていましたが、5月25日発売号でした。すみません。5月発売(6月号)からです。現在はこの「小説野性時代」は紙媒体がなくなり、電子版のみとなっています。角川の野性時代HPか、AmazonのKindle版をダウンロードください。
題名は「2」か「Ⅱ」か「続」かいろいろ編集部が悩んだすえ「七帝柔道記Ⅱ〜立てる我が部ぞ力あり」となりました。これはおそらく漫画化も視野に入れ、小説が「七帝柔道記2」だと漫画版の第2巻が「七帝柔道記2」2になってしまうからではないでしょうか。そういえば昔小林まことさんの「1、2の三四郎2」2とかありましたね(笑)。

これは女性漫画家の一丸(いちまる)さんが描いてくださった扉絵です。一丸さんは『ビッグコミックオリジナル』で『七帝柔道記』の連載中、ずっと七帝戦を応援に廻ってくれて7開催地すべてを制覇しました。OBでも全部廻った人は少ないのではないでしょうか。またあらゆる資料、写真を見て、当時の北大の近辺を描いてくださいました。もちろん部員たちの顔も様々な写真で蘇らせてくれています。
副題の「立てる我が部ぞ力あり」は部員ならおなじみの北海道大学柔道部東征歌の最後のフレーズです。10年ぶりに七帝戦の空気に触れてください。
「北海道大学柔道部東征歌」
作歌:河合九州男先輩(S4卒)
作曲:小峰三千男先輩(S14卒)
▶増田俊也公式ブログのトップページに戻る
▶格闘技blogの最新情報
▶柔道blogの最新情報
題名は「2」か「Ⅱ」か「続」かいろいろ編集部が悩んだすえ「七帝柔道記Ⅱ〜立てる我が部ぞ力あり」となりました。これはおそらく漫画化も視野に入れ、小説が「七帝柔道記2」だと漫画版の第2巻が「七帝柔道記2」2になってしまうからではないでしょうか。そういえば昔小林まことさんの「1、2の三四郎2」2とかありましたね(笑)。

これは女性漫画家の一丸(いちまる)さんが描いてくださった扉絵です。一丸さんは『ビッグコミックオリジナル』で『七帝柔道記』の連載中、ずっと七帝戦を応援に廻ってくれて7開催地すべてを制覇しました。OBでも全部廻った人は少ないのではないでしょうか。またあらゆる資料、写真を見て、当時の北大の近辺を描いてくださいました。もちろん部員たちの顔も様々な写真で蘇らせてくれています。
副題の「立てる我が部ぞ力あり」は部員ならおなじみの北海道大学柔道部東征歌の最後のフレーズです。10年ぶりに七帝戦の空気に触れてください。
「北海道大学柔道部東征歌」
作歌:河合九州男先輩(S4卒)
作曲:小峰三千男先輩(S14卒)
1 蓬風吼ゆる北海の 岸辺に狂う波の花
雲煙遠く流れ入る 石狩河岸に根城して
雲煙遠く流れ入る 石狩河岸に根城して
桜星の旗ひるがえし 立てる我が部ぞ力あり
2 桜花咲く日の国の 猛き心の益荒男が
おのこさびする高潮に 不断の力養いて
おのこさびする高潮に 不断の力養いて
究め尽せし先人の 教えぞ励め柔の道
3 号笛一声高鳴りて 集い来りし豼豺軍
熱砂吹き捲く夏の日も 鈴の音凍る冬の夜も
瘡痍に悩みし肉よ 思えばここに幾年ぞ
熱砂吹き捲く夏の日も 鈴の音凍る冬の夜も
瘡痍に悩みし肉よ 思えばここに幾年ぞ
4 今東海に雲湧きて 雷鼓とどろき風すさぶ
覇者の偉業を果たさんと 蛟竜一度鉾とれば
あわれ声なき影もなき かの狂乱の牛羊ら
覇者の偉業を果たさんと 蛟竜一度鉾とれば
あわれ声なき影もなき かの狂乱の牛羊ら
5 輪影高く空澄みて 朔風膚を裂く夕べ
楡樹の下に円居して 祝う首途の若武者よ
楡樹の下に円居して 祝う首途の若武者よ
交す栄ある酒盃に 月下の誓なさんかな
▶増田俊也公式ブログのトップページに戻る
▶格闘技blogの最新情報
▶柔道blogの最新情報
- ★記事のカテゴリ(クリックするとまとめて読む事ができます)
- ▶「七帝柔道記」(角川書店)
2023年04月04日
「七帝柔道記」のなかに出てくる同期で最も優しいキャラ、松井隆君。そののんびりした性格から同期には「牛」と呼ばれていました。
その松井隆君は漫画が大好き。七帝柔道記の漫画版を描いてくださった女性漫画家の一丸さんにサインを求めたら、一丸さんは松井君の癖を一瞬で見抜いて、以下のような似顔絵を。
松井君は4年間ずっと肩固めだけをやり続けた牛のようなじっくりした攻撃。相手にぴたりとくっつく寝技ばかりやっていたから上半身が異様に発達し、まさに牛のような怪力でした。寝技膠着の「待て」なしの七帝ルールで練習してますから6分間かけて下からじわじわ登ってくるしつこい寝技です。でも性格は優しくて可愛らしいのです。「続七帝柔道記」でも大活躍します。

そして以下の写真は数年前、七大学OB会に来てくださった山下泰裕先生とのツーショットです。よく見ると優しい笑顔がそっくりです。

▶増田俊也公式ブログのトップページに戻る
▶格闘技blogの最新情報
▶柔道blogの最新情報
その松井隆君は漫画が大好き。七帝柔道記の漫画版を描いてくださった女性漫画家の一丸さんにサインを求めたら、一丸さんは松井君の癖を一瞬で見抜いて、以下のような似顔絵を。
松井君は4年間ずっと肩固めだけをやり続けた牛のようなじっくりした攻撃。相手にぴたりとくっつく寝技ばかりやっていたから上半身が異様に発達し、まさに牛のような怪力でした。寝技膠着の「待て」なしの七帝ルールで練習してますから6分間かけて下からじわじわ登ってくるしつこい寝技です。でも性格は優しくて可愛らしいのです。「続七帝柔道記」でも大活躍します。

そして以下の写真は数年前、七大学OB会に来てくださった山下泰裕先生とのツーショットです。よく見ると優しい笑顔がそっくりです。

▶増田俊也公式ブログのトップページに戻る
▶格闘技blogの最新情報
▶柔道blogの最新情報
- ★記事のカテゴリ(クリックするとまとめて読む事ができます)
- ▶「七帝柔道記」(角川書店)
- ▶格闘技はどこから来てどこへ行くのか。
2023年04月03日
北海道大学柔道部時代の自伝的小説「七帝柔道記」の続編「続七帝柔道記」が、近く角川書店の小説野性時代とカクヨム、2つの媒体で同時連載スタートします。


上の写真が四六判の表紙、下の写真が文庫本の表紙です。文庫本の表紙のイラストはマンガ版を描いてくださった一丸さんの作画です。四六判の道衣はすべて本物を集めての角川書店のスタジオでの撮影でした。
以下は「続七帝柔道記」の連載扉のカットのラフです。これももちろん一丸さんの画です。

連載が楽しみです。と言いたいところですが、僕は読者ではなく書く側なので連載は苦しみです。でもいいものを書きますので昔の北大柔道部と、今の北大柔道部、両方とも応援してください。そして七大学の他の現役部員たちも応援してください。いえ、七大学にかぎらず、柔道をやっているすべての若者を応援しましょう。僕たちも大先輩たちに応援されて、現役生活を送ったのですから。
▶増田俊也公式ブログのトップページに戻る
▶格闘技blogの最新情報
▶柔道blogの最新情報


上の写真が四六判の表紙、下の写真が文庫本の表紙です。文庫本の表紙のイラストはマンガ版を描いてくださった一丸さんの作画です。四六判の道衣はすべて本物を集めての角川書店のスタジオでの撮影でした。
以下は「続七帝柔道記」の連載扉のカットのラフです。これももちろん一丸さんの画です。

連載が楽しみです。と言いたいところですが、僕は読者ではなく書く側なので連載は苦しみです。でもいいものを書きますので昔の北大柔道部と、今の北大柔道部、両方とも応援してください。そして七大学の他の現役部員たちも応援してください。いえ、七大学にかぎらず、柔道をやっているすべての若者を応援しましょう。僕たちも大先輩たちに応援されて、現役生活を送ったのですから。
▶増田俊也公式ブログのトップページに戻る
▶格闘技blogの最新情報
▶柔道blogの最新情報
2023年02月03日
先般亡くなった北上次郎先生から『本の雑誌』で書評をいただきました。北上先生からは日刊ゲンダイでも紹介いただきました。北上先生の最後の書評、絶筆がこの『猿と人間』だということです。ほんとうにありがとうございました。

▶増田俊也公式ブログのトップページに戻る
▶blogランキング

▶増田俊也公式ブログのトップページに戻る
▶blogランキング
2023年01月22日
2023年01月12日
発売中の週刊文春、ミステリーレビューで千街晶之さんから新刊小説『猿と人間』(宝島社)の書評を頂きました。ありがとうございます。これで、週刊文春のほか週刊新潮、週刊ポスト、週刊現代、週刊大衆、週刊実話の各週刊誌の書評をいただいたことになります。本当にありがとうございます。感謝いたします。

▶増田俊也公式ブログのトップページに戻る
▶blogランキング

▶増田俊也公式ブログのトップページに戻る
▶blogランキング
2023年01月06日
週刊朝日に『猿と人間』(宝島社)の書評が掲載されました。かなり濃い内容になっています。小説というのはテーマがひとつではありませんから様々な意志が入っています。そのひとつが、この週刊朝日の記事の中で言及されているとおり、『グラン・トリノ』の女性版だったのです。ラストシーンではボス猿と83歳の老婆が1対1の凄絶な戦いをします。



▶増田俊也公式ブログのトップページに戻る
▶blogランキング



▶増田俊也公式ブログのトップページに戻る
▶blogランキング
2022年12月28日
北海道大学柔道部のトレーニングコーチを40年近くつとめてくださっている山内義貴さんが12月27日の朝、逝去されました。
『七帝柔道記』(角川書店)の山内さんの登場シーンは怖かったですが、あのままの出会いだったのです。


山内さんは札幌の第2の繁華街、北24条で「北の屯田の館」という居酒屋を経営されていました。下のカラーイラストは漫画版を描いてくださった一丸さん(女性漫画家)がくれた暑中見舞いです。ここを入って右側が狭くて急な階段になっていて、そこを上がると。。。
いつも様々な一流スポーツ選手が大挙して飲みに来ており、僕らは小さくなってました。







▶増田俊也公式ブログのトップページに戻る
▶格闘技blogの最新情報
▶柔道blogの最新情報
『七帝柔道記』(角川書店)の山内さんの登場シーンは怖かったですが、あのままの出会いだったのです。


山内さんは札幌の第2の繁華街、北24条で「北の屯田の館」という居酒屋を経営されていました。下のカラーイラストは漫画版を描いてくださった一丸さん(女性漫画家)がくれた暑中見舞いです。ここを入って右側が狭くて急な階段になっていて、そこを上がると。。。
いつも様々な一流スポーツ選手が大挙して飲みに来ており、僕らは小さくなってました。







▶増田俊也公式ブログのトップページに戻る
▶格闘技blogの最新情報
▶柔道blogの最新情報
- ★記事のカテゴリ(クリックするとまとめて読む事ができます)
- ▶「七帝柔道記」(角川書店)
- ▶柔道
▶増田俊也(ますだとしなり) 小説家。1965年生。北海道大学中退。2006年「シャトゥーン ヒグマの森」(宝島社)で「このミステリーがすごい!」大賞優秀賞。2012年「木村政彦はなぜ力道山を殺さなかったのか」(新潮社)で大宅賞と新潮ドキュメント賞。他著に北海道大学を舞台にした自伝的青春小説「七帝柔道記」(角川書店)、「北海タイムス物語」(新潮社)など。「週刊大衆」誌上で原田久仁信先生(「プロレススーパースター列伝」「男の星座」などの漫画家)と組み、木村政彦先生の生涯を描く漫画「KIMURA(キムラ)」を長期連載、全13巻で完結しました。ビッグコミックオリジナルで漫画版「七帝柔道記」の連載も完結。こちらは全6巻です。























iPhoneやdocomoアンドロイドなどスマートフォンや、携帯電話にこのブログを登録するには、下のQRコードを読み取ってください。

