【演奏会場】
トウキョーワンダーサイト本郷
【演奏曲目】
1/26~1/28に開催された、シリーズ企画「21世紀を担う新鋭たちの響き」のひとつとして、筝演奏家の菊池奈緒子さん、作曲家で笙演奏家の真鍋尚之さんとの共演でした。私が歌ったのは、次の3曲です。
トウキョーワンダーサイト本郷
【演奏曲目】
1/26~1/28に開催された、シリーズ企画「21世紀を担う新鋭たちの響き」のひとつとして、筝演奏家の菊池奈緒子さん、作曲家で笙演奏家の真鍋尚之さんとの共演でした。私が歌ったのは、次の3曲です。
- ジェルジ・クルターク 「七つの歌」
昨年9月に、ピアノ伴奏で歌った曲ですが、本来はツィンバロン(チェンバロではない!)のために書かれた曲です。今回は筝で取り組んでみたのですが、ツィンバロンの音色はピアノより筝に近く、とても自然な響きに仕上がっていたようです。様々な調弦をした何台もの筝を菊池奈緒子さんが素晴らしい技巧で次々と弾きこなして行かれたのも、見ものだったと思います。 - 原田啓子 「零刻~筝とソプラノのための」
この曲は、原田さんの仕事のモットーである、「演奏家の身体の可能性を開拓する」ことを目指して作曲されたとあって、開拓される側(笑)としては、芸術的にも肉体的にもハードルの高い難曲です。おと年の暮れ仙台で初演した曲ですが、今回も再演とはいえ、ものにするのは大変でした。練習を続けていると身体の節々が痛くなってくるのです。でも、本番ではそんな舞台裏の苦闘(!)を悟られることはなかったようで、ほっとしています。 - 真鍋尚之 「大手拓二による三つの歌」
真鍋尚之さんに委託して作曲していただいた、ソプラノ、筝、笙による作品です。大手拓二の超シュールな歌詞に作曲された、これまた難曲でした(*_*)