2007年09月

【演奏会場】
京都嵐山松尾大社 舞殿(野外ステージ)

【演奏曲目】
Vaga luna che inargenti
An den Mond
Estrellita
し遒慮?淵ターソロ)
Moon river
Il fervido desiderio
Dolente immagine di fille mia
╂蕕良?砲覆辰董
荒城の月
この道
かやの木山
浜辺の歌
赤とんぼ

アンコール 
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⊂待草


【管理人コメント】
私は聞きに行けませんでしたが、秋らしい選曲で夜の境内によくマッチしたことと思います。

【演奏会場】
森岡書店(東京茅場町)

【演奏曲目】
・クルターク  アッティラ・ヨージョフ 断章作品20より ソプラノ独唱
・クルターク  イン ノミネ - ハンガリー風      ヴィオラ独奏
・沢井 忠夫  甦る五つの歌より             筝独奏
・西へ東へ、そして西と東                 ソプラノ、筝、ヴィオラ
・渡辺裕紀子  Music box               ソプラノ、筝、ヴィオラ

演奏 筝;菊池奈緒子 ヴィオラ;佐藤佳子 ソプラノ;吉川真澄

【管理人レポート】
大正時代風の古いビルディングの一室にある、東欧の美術系古書を扱う本屋さんでの演奏会。ハンガリーの写真家の写真展示が行われているのにちなんで、ハンガリーの作曲家、クルタークの曲から演奏会が始まりました。
吉川真澄さんのクルタークは、詩の朗読(翻訳されたもの)がまずあって、次いでハンガリー語で歌う(無伴奏)という形での演奏でした。クルタークは、私にとってはとてもとっつき難い曲ですが、この断章だけは、一つひとつが短いし(^^;、無伴奏で吉川さんの声に没頭できるので、好きな曲です。前回同仁キリスト教会で歌われたときは詩の朗読はありませんでしたが、今回は朗読つき(勿論完璧な標準語アクセント!)で分かりやすかったと思います。しかし、その分歌が少なくて、もう少し歌声を聞かせて欲しかったとも思いました。
佐藤さんのヴィオラもクルタークの曲でしたが、ヴィオラってこんなに荒々しい楽器なのかと、認識を新たにしました。これは、最後に演奏された"Music Box"でもそうだったのですが、先週聞いたときは、脳みそが麻痺していたのか、あまり認識できていませんでした。今回は2回目のせいか、華やかな筝の演奏に加え、謡曲風(?)のソプラノのメロディーや、荒々しいヴィオラの唸り声(!)を、バランスよく楽しめた気がします。

【演奏会場】
Live Space planB(東京中野)

【演奏曲目】
村松禎三  幻想曲(筝ソロ)
早坂文雄  うぐいす(ソプラノ無伴奏ソロ)
真鍋尚之  大手拓二による三つの歌(2007, 改訂版初演)
鷹羽弘晃  『回転ピース』より(2007, 世界初演)
渡辺俊哉  断片(2007, 世界初演)
渡辺裕紀子 Music box(2007)

演奏 筝;菊池奈緒子 ヴィオラ;佐藤佳子 ソプラノ;吉川真澄

【管理人レポート】
菊池奈緒子さんの筝の独奏に続いて、客席に座ったままの吉川真澄さんの無伴奏でのソロが続き、更にそのままどんどん演奏が続いていくという構成でした。客席はわずか20あまり。吉川さんの無伴奏ソロを、間に1人(あとで紹介があって、真鍋尚之さんであることが分かった)おいてすぐ隣の席で聞けたのは、ちょっと儲けた気分でした。
前回のサントリーに続いて、バリバリの現代曲でした。現代曲は、1回聞いたぐらいで印象に残るというものではない、という話しを演奏会後の懇談会で名のある音楽家の方が話しておられました(素人の私はちょっと安心)。しかしその中でも、鷹羽弘晃さんの「回転」は、強く印象に残りました。新曲で練習期間もあまりなかったと思うのですが、吉川さんはちゃんと暗譜して、しかも「座敷わらし的」(NHKの朝ドラから思いついた形容詞)振り付けまで付けて歌ってくれました。サービス精神満点でとても楽しい演奏でした。素人としては、現代曲でもこういう面白い、印象に残る曲を沢山つくって、演奏して欲しいと思います。いずれにしろ、真澄ファンとしては、こたえられない1時間半でした!
筝とヴィオラとソプラノという、あまり見ないアンサンブルですが、なかなか面白く、興味深かったです。和楽器の筝や、普通の西洋音楽ではあまり自己主張しないヴィオラが、生き生きとアバンギャルドな音楽を奏でているのは、とても新鮮で面白かった。特に筝では、菊池奈緒子さんが見た(?)ことも聞いたこともない様々な奏法を披露してくれ、思いも寄らなかった表現力の幅広さに目を見張りました。
この3人のアンサンブルは、5月に渡辺裕紀子さんの"Music box"を小平で初演したところから始りますが、来週にも日本橋で演奏することになっています。長く続けて行ってくれることを願っています。

【演奏会場】
サントリーホール(小ホール)

【演奏曲目】
作曲家ジャン=クロード・リセをテーマとした室内楽の演奏会で次の2曲を歌いました。
「リトルボーイのための音楽」ピエール・アレによる広島の惨劇についての劇より
  「ナカ」~ソプラノと4楽器のための
「オクスラ」~ソプラノとコンピュータのための

共演:佐藤紀雄指揮/アンサンブルノマド

【管理人レポート】
「リトルボーイ」とは何のことかと思ったら、広島に落とされた原子爆弾のニックネームの、あのリトルボーイだったんですね。でも音楽は、劇中どういう場面で使われたものかは分かりませんが、あまり重苦しい、凄惨な雰囲気はなかったように感じました(*)。フルート/ピッコロ、クラリネット、パーカッション、ピアノのアンサンブルとソプラノの演奏でしたが、ピッコロが篠笛のようなメロディーを奏で、パーカッションが和太鼓のようなリズムを刻む、日本的な趣の楽曲でした。むしろ懐かしささえ感ずる、すっとこちらの心に入ってくる感じの演奏でした。1968年作曲とのことなので、半世紀近く経ってやっと日本初演ということになりますが、もったいなかったなぁ、という気持ちです。
2曲目は、フランス語なんでしょうか(よく分かりませんでしたが)、予め録音された女性の声の語りとコンピュータ音楽と生の声という組合せで、不思議な雰囲気を持った曲でした。吉川真澄さんのあの伸びやかな声が、コンピュータの作る機械的な音と溶け合って聞こえてくる、とってもバーチャルな(って何かよく分からないですが)、素敵な演奏でした。
この日の演奏を聞いた方の感想を見つけましたので参考まで。
演奏会定点観測
(*)パンフレットをよく読んでみると、これは、ナカという女性が能を舞っている様を、ある男性が想像しているシーンだそうです。音楽のかもし出す雰囲気はそれで納得できましたが、女性が能を舞うことはありませんよね。。。その辺が日本では上演されなかった理由でしょうか?

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