2008年01月

【演奏会場】
イタリア文化会館 アニェッリ・ホール

【演奏曲目】
シルヴァーノ・ブソッティ
 「自動トーノ」 芸術家の人生のため、白黒で印刷された7枚と7枚の4手による、遊び(1977)

イタリア文化会館が主催する、イタリア現代音楽プロジェクトのひとつとして企画された、ブソッティ作品演奏会の最終曲として演奏。
イタリアの若手アンサンブルグループ、Mdi Ensemble Milanoと、桐朋学園大学学生によるミニオーケストラに、6人のヴォーカルメンバの一人として参加しました(杉山洋一指揮)。

【管理人コメント】
現代音楽は、私にはなかなか理解できない部分がありますが、何かの映像のバックグラウンドミュージックだと考えて、頭の中でその映像をイメージしながら聞くと、結構楽しめたりします。この「自動トーノ」は、私の場合、「陰陽師的魑魅魍魎跋扈の図」でした。背中がゾクゾクするような気味悪さ感が最高! 最高音担当の吉川真澄さんは、さしずめ『ひとだま役』というところでしょうか(笑)
ブソッティの楽譜は、『図形楽譜』と呼ばれているそうで、「演奏者が直接そこから譜面を読むのは不可能」などというコメントが、作曲家本人から寄せられてたりしてます(驚)。この演奏も即興演奏だそうで、何十人ものアンサンブルでなんでそんなことが可能か、ただただ感服するばかりです。

【演奏会場】
明治学院大学白金校舎 アートホール

【演奏曲目】
シルヴァーノ・ブソッティ
 ・観念的バレー「涙」(1978)
   太田真紀(s)
 ・スペイン民謡による五声の怪奇な「焼き炭売り」(1957)
   吉川真澄(s)、尾崎かをり(a)、柿本竜二郎(t)、大貫浩史(t)、
   松平 敬(br)、藤井大輔(bs)、杉山洋一(c)
 ・「5つのイタリアの断章」(1968)より
  第1曲「首たちは耳を澄ましている」
  第3曲「愛の曲がり角」
  第5曲「ラーラ 再び」
   吉川真澄(s)、太田真紀(s)、尾崎かをり(a)、柿本竜二郎(t)、
   大貫浩史(t)、松平 敬(br)、藤井大輔(bs)、杉山洋一(c)

【管理人コメント】
吉川真澄さんが演奏された、スペイン民謡による五声の怪奇な「焼き炭売り」、「5つのイタリアの断章」は、いずれも無伴奏の声楽アンサンブルでした。現代曲をこういう形式で聴くのは初めてでしたが、音の重なりが面白く、なかなか楽しめました。数週間前、奇怪な五線紙三段逆さ落としの術で書かれた楽譜(吉川さんのブログにその片鱗が載っています)を前に途方にくれている姿をみて、ちょっと心配してたのですが、いつもどおりちゃんと仕上げて、素晴らしい演奏に仕立てあげられてました。今日英語のレッスンで教えてもらったのですが、こういうのを、"Masumi pulled it off."というんだそうです(^_^)
現代曲は、この達成感がたまんないんだとのこと(吉川真澄談)。
演奏後のご本人の感想もブログに載っていますので、ご参照下さい。

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