2008年12月

【演奏会場】
サントリーホール

【演奏曲目】
ベートーベン:
歌劇「フェデリオ」序曲 作品72c
交響曲第9番ニ短調 作品125[合唱付]
[指揮]アレクサンドル・アニシモフ
[ソリスト]澤畑恵美、竹本節子、福井敬、福島明也
[合唱指揮]斎藤 育雄
(合唱参加)

【管理人コメント】
今年最後のステージです。
昨年に続き2度目の参加で、今回はずっと落ち着いて歌えたそうです(^_^)

私は今回は、キャンセル待ちでチケットを手に入れて入場しました。去年に引き続き、最前列の右端でコントラバスのまん前。去年は、チェロの林の隙間から吉川さんの姿を見ることが出来ましたが、今回は密集したビオラの繁みが前にあり、さすがに無理と諦めていました。ところが、ふと気がつくと、ビオラ奏者のひざの上に見覚えのあるおでこが見えるではありませんか。背筋を伸ばしてみると、鼻から上だけ、吉川さんの顔が見えました。オレもしぶといなぁ。。。私ぐらい年季の入ったフアンになると、気力でちゃんと引いてくるんですね(笑)

今回は、チェロを真ん中に置くという配置が良かったようで、低音だけがガンガン聞こえた去年と違い、最前列の右端の席でも音のバランスは悪くなかったです。でも、来年は早めに予約して、全体が見えて音も綺麗に聞こえるいい席で聞くようにします。

【演奏会場】
東京オペラシティ リサイタルホール

【演奏曲目】
アンサンブル・ノマド定期演奏会の1ステージを務めました。

ヴィレム・ランドレ(1874-1984)
・リオバ(1905)
・心に留めてください(1930)
ピアノ稲垣聡

【管理人コメント】
2008-2009オランダ年の企画行事の一環で、「オランダ紀行1」と題しオランダ人作曲家による曲の演奏会となりました。今回はバロックから現代までの幅広い曲が選ばれました。

オープニング前の会場は、スピーカーからバロック音楽が流れ、リラックスした雰囲気に包まれていました。アンサンブルのメンバーが三々五々という感じでステージに集まりはじめます。私はプログラムに目を落として、曲の解説を読んでいました。ふと気付くと、耳にしていた音楽の音の厚みが増しているのです。あれ?顔を上げてみると既に演奏会が始まっていました。油断も隙もあったものじゃない(笑)。佐藤紀雄さんらしい演出の幕開きでした。

吉川真澄さんが歌った曲はいずれも短い曲でしたが、素敵な曲でした。あるときは力強く、あるときは繊細に澄み渡った歌声に聞き入っていると、いつの間にか目の中の水分量が増しているのに気付いて驚いてしまいました。「心に留めてください」は、レクイエムだそうです。オランダ語の原語で歌われた歌詞は当然分かりませんでしたが、神の救済を求める心の叫びが伝わって来るようでした。

このホールは、私が吉川真澄さんに出会った直後に聞きに行った演奏会が開かれたホールです。ここで私は、吉川さん声の美しさに打たれて、この人を応援して行きたい思ったのでした。真澄さんの声に良く合ったホールなのではないかと、この日改めて思いましいた。いつかこのホールでリサイタルを開いて欲しい。一フアンとして強く願わずにいられませんでした。

さて、佐藤紀雄さんの相変わらずの名演奏(この人の演奏する楽器は、ギターなんでしょうか?)、木の脇道元さんのフルートの超絶技法(演奏の後、無意識のうちにう~ん、と唸ってしまう自分がいました)など、見せ場たっぷりの定期演奏会でしたが、ひとつひとつのステージの紹介は、私の任ではありませんので残念ですが割愛させて頂きます。

フィナーレは、吉川真澄さんを含め出演者全員によるバロック音楽の演奏、と思ったら徐々にスピーカーから流れる音楽がかぶさり、始まりとは逆に演奏者が三々五々舞台を去っていく。そして最後は、音楽だけは流れているがステージには誰もいなくなる、という幕切れでした。

演奏者の皆さん、クリスマスイブの素晴らしい演奏会ありがとうございました。

こちらにも記事があります。

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