2011年07月

【演奏会場】
Coredo Theater(東京・乃木坂)

【演奏曲目】
武満徹:島へ、小さな空、死んだ男の残したものは(渡辺裕紀子編曲)(△□)
武満徹:ギターの為の商品(△)
J. Body:エオリアンハープ(○)
G. Kurtag:カフカ断章より(○□)
B. Bartok:ルーマニア舞曲(○△)
K. Weil:ユーカリ(○△□)

間宮芳生:歌曲集「郵便切手」より(○△□)
H. Purcell:夕べの賛歌(△□)
W. Wiliams:牧場にそってより(○□)
H. Villa-Lobos:エチュード7番(△)
N. Paganini:カンタービレ(○△)
P. Sarasate:チゴイネルワイゼン(○△)
G. Rossini:「セビリアの理髪師」より『今の歌声は』(○△□)

演奏者:
○:蓑田真理(バイオリン)
△:佐藤紀雄(ギター)
□:吉川真澄(ソプラノ)

【管理人コメント】
古今東西、様々なジャンルからプログラムが作られていますが、こういうプログラムが組めるのは、やはり演奏者に力があるからなんだろうなぁ、と改めて気づかされた演奏会でした。ひとつひとつが素晴らしく、楽しい演奏でした。

蓑田真理さんは、4月に岸和田のチャリティーコンサートにも出演されていますが、私が聞いたのは2006年に、上のプログラムにもあるクルタークのカフカ断章を、やはり吉川真澄さんと一緒に演奏されたときです。クルタークは私には超前衛作曲家で、真澄さんの声を聞きに行ったぐらいの感覚しかなく、カフカ断章は一曲一曲が短いから(こちらの頭のネジが外れる前にポーズが入るので)良い、と思ったのを記憶しています(不届き者!)。5年ぶりに聞いて、今回は音楽として楽しめた気がして、自分も多少は成長しているなと、ちょっと嬉しく思いました。

【演奏会場】
東京オペラシティー・リサイタルホール

【演奏曲目】
本演奏会は、『接触の様相Vol.1 ~引用の織物~』と題名が付けられています。以下は、プログラムの佐藤紀雄さんの言葉からの引用です。

「この演奏会は、プログラム全体をひとつの音楽作品として編集したつもりである。ここに登場する作品は時代も、ジャンルもさまざまである。互いの作風や時代様式が照らしあう有機的総体としてのプログラムという事ができる。」

【管理人コメント】
様々な時代、ジャンルの作品を「ひとつの音楽作品」として仕立て上げた音楽的コラージュ。一見雑然としたキラキラ感は、昔美術の時間に教えられたコラージュそのものでした。音楽でこんなことができるなんて、本当に驚きです。

吉川真澄さんは、アリア(らしきもの…私は元の曲名知りませんが、とても美しい歌唱でした)を1曲と第九のソロ(四国のノマドの演奏旅行で演奏したという、ソロパートを一人で歌う伝説のひとり第九!)を歌われました。

休憩なしで1時間半に及ぶ演奏でしたが、聴衆を飽きさせることなく、最初から最後まできっちり引っ張り切るのは、やはりノマドの演奏力の凄さだと思います。

【演奏会場】
公園通りクラシックス

【演奏曲目】

・H.Purcell/B.Britten トランベットの響き
・G.F.Handel オペラ「エジプトのジューリオ・チェーザレ」より
「愛しい方!」 「美しい人!」
運命を嘆こう(吉川真澄)
・W.A.Morart 「コシ・ファン・トゥッテ」より「妹よ、ちょっと見て」
・F.Schubertt セレナーデ (石井真紀)
・R.Schumann 静けさ(吉川真澄)
・F.Mendelssohn-B 私の愛をひとつの言葉に注ぎたい
・F.Mendelssohn-B すずらんと花たち
・F.Mendelssohn-B 歌の翼に (石井真紀)
・J.Brahms/H.Zilcher 「ドイツ民謡集」より
No-6 下の谷底では
No-12 可愛い恋人よ素足で歩いてこないで

~休憩~

・F.Mendelssohn-B 「無言歌」より ヴェニスの舟歌 (佐藤紀雄)
・A.Dvorak 「モラヴィア二重唱歌集」
1.いいわね ドナウの流れにまぎれて
2. 小鳥よ 飛んでゆけ
3. ぼくの鎌がよく切れれば
4. たのしい気分で別れよう
5. 小さな畑
6. かえでの樹にとまっている鳩
7. 小川の流れと涙
8.慎み深い娘
9.指輪
10.みどりなすのだ 若草よ
11.見初められた娘
12.慰め
13. 野ばら

演奏:
 ソプラノ:吉川真澄
 メゾソプラノ:石井真紀
 ギター:佐藤紀雄

【管理人コメント】
メゾソプラノの石井真紀さんとの二重唱のコンサート。
石井さんは個性豊かな歌唱をされる方でしたが、ある意味対極的な歌唱の吉川さんとの二重唱は、不思議とうまくブレンドができていて、一体感がありました。

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