
【演奏会場】
旅館大沼 母里乃館
【演奏曲目】
「鳴子の龍」
「端唄 深川」
「深川マンボ」
「小さなものでも素敵なものがあるのよ」(ヴォルフ)
「お豆の物語」
1.開墾 2.種まき 3.草むしり 4.枝豆カーニバル 5.大豆
「ゆきむすび」
【管理人コメント】
「温泉」と「味噌作り」のキーワードにも惹かれて何も調べずに参加しましたが、前日の交流会で数十人もの若い男女が集まっているのを見てびっくり。昨年の6月から7回に渡って鳴子に集い大豆の栽培を進めてきた「地大豆湯治プロジェクト」の人たちでした。その最終イベントとして自分たちで育てた大豆を使って味噌を仕込み、その最後を飾るライブに吉川真澄さんが歌うというものでした。
私も翌日、岸和田から来られた(私と同年代の!)「育てる会」の皆さんと共に、若い人たちに交じって味噌作りを体験しました。
プログラムにある「お豆の歌」は、温泉宿のご主人でプロジェクト主催者でもある大沼伸治さんと結婚されている作曲家大場陽子さんによる、お豆の成長過程を歌った曲です。「NHKのみんなの歌に載せたいようなかわいらしい曲」(真澄さん談)ですが、地大豆湯治プロジェクトメンバーには苦労した記憶がよみがえることもあったのではないでしょうか。メンバーの多くは、東京から参加されているようでした。また、女川で仮設住宅で生活されている方もいらっしゃいました。ボランティアの方を通して招待されたそうです。
トイ・ピアノで共演された須藤英子さんは、ご主人と2歳になったばかりのご子息を連れて参加。大場陽子さんにも11か月の坊やがいて、二人で大人たちの注目を独占していました。
「お豆の歌」は、河野紘子さんとのデュオ・リサイタルでもピアノ伴奏で演奏されましたが、トイ・ピアノがオリジナルで、やはりよりかわいらしい感じです。