2012年02月

イメージ 1
【演奏会場】
旅館大沼 母里乃館

【演奏曲目】
「鳴子の龍」
「端唄 深川」
「深川マンボ」
「小さなものでも素敵なものがあるのよ」(ヴォルフ)
「お豆の物語」
  1.開墾 2.種まき 3.草むしり 4.枝豆カーニバル 5.大豆
「ゆきむすび」



【管理人コメント】
「温泉」と「味噌作り」のキーワードにも惹かれて何も調べずに参加しましたが、前日の交流会で数十人もの若い男女が集まっているのを見てびっくり。昨年の6月から7回に渡って鳴子に集い大豆の栽培を進めてきた「地大豆湯治プロジェクト」の人たちでした。その最終イベントとして自分たちで育てた大豆を使って味噌を仕込み、その最後を飾るライブに吉川真澄さんが歌うというものでした。

私も翌日、岸和田から来られた(私と同年代の!)「育てる会」の皆さんと共に、若い人たちに交じって味噌作りを体験しました。

プログラムにある「お豆の歌」は、温泉宿のご主人でプロジェクト主催者でもある大沼伸治さんと結婚されている作曲家大場陽子さんによる、お豆の成長過程を歌った曲です。「NHKのみんなの歌に載せたいようなかわいらしい曲」(真澄さん談)ですが、地大豆湯治プロジェクトメンバーには苦労した記憶がよみがえることもあったのではないでしょうか。メンバーの多くは、東京から参加されているようでした。また、女川で仮設住宅で生活されている方もいらっしゃいました。ボランティアの方を通して招待されたそうです。

トイ・ピアノで共演された須藤英子さんは、ご主人と2歳になったばかりのご子息を連れて参加。大場陽子さんにも11か月の坊やがいて、二人で大人たちの注目を独占していました。

「お豆の歌」は、河野紘子さんとのデュオ・リサイタルでもピアノ伴奏で演奏されましたが、トイ・ピアノがオリジナルで、やはりよりかわいらしい感じです。

【演奏会場】
東京オペラシティ・リサイタルホール

【演奏曲目】
松平頼暁:反射係数
 吉川真澄(Sop)、甲斐史子(vn)、中川賢一(Pf)

【管理人コメント】
プログラムにある解説によると、この作品は「長崎県生月島の隠れキリシタンのオラショを素材として」作曲されたもので、5曲からなり、「1曲目の旋律は、16世紀末頃のグレオリオ聖歌が原型となっていることが、皆川達夫氏の研究で明らかになった」そうです。

この1曲目は、低音と高音の二声の掛け合いのようになっていて、何か昔の日本の農村で歌われていた労働歌、例えば田植え歌のようなものを聞いているようでした。隔離された遠国で歌い継がれた歌は、グレオリオ聖歌が原型といっても、「特殊な変化を遂げて行く」とのことです。歌は吉川真澄さんが一人で歌っていましたが、低音の方も音量が十分あり素晴らしかったです。

他の4曲も、ピアノの弦に細工を施すなどして鄙びた響きを作り出しており、印象深い作品・演奏でした。

【演奏会場】
モーツアルト・サロン(東京・赤羽岩淵)

【演奏曲目】
モーツアルト:「すみれ」
シューベルト:「鱒」、「野ばら」
ヴォルフ:「小さなものでも うっとりさせるものがあるわ」
     「すてきだわ みどり色って」
ウォルトン:3つの歌より
      第1曲「ダフネ」、第2曲「年老いたフォーク卿」
ロドリーゴ:4つの愛のマドリガルより
      第1曲「何で洗いましょう?」
      第2曲「君のために死ぬ思い」
      第3曲「恋人たちよ、どこから来るの?」
      第4曲「ポプラ並木に行ってきた、お母さん」
サティ:「アンビール劇場の歌姫」
間宮芳生:「とのさ」、「こきりこ」、「カニツンツン」
武満徹:「恋のかくれんぼ」、「死んだ男の残したものは」、
    「小さな空」

【管理人コメント】
モーツアルト・サロンの明るい音楽室で執り行われた、デュオコンサート。おしゃべりもあって楽しい時間を過ごさせて貰いました。

ウォルトンやロドリーゴは、真澄さんがよくプログラムに盛り込まれる曲ですが、ピアノ伴奏で聞くのはもしかしたら初めてだったかも知れません。河野紘子さんとの共演も、今まで何度かありましたが、私は初めて聞かせて頂きました。

会場は満席。2008年の音楽祭でお世話になった九州の五島列島小値賀から来られた方もおられました。

↑このページのトップヘ