2014年01月

【演奏会場】
NHKホール

【演奏曲目】
オルフ/カトゥリ・カルミナ
オルフ/カルミナ・ブラーナ

演奏: NHK交響楽団フ
指揮: ファビオ・ルイージ

(合唱参加)

【管理人コメント】
カトゥリ・カルミナは、殆ど演奏されることがなく、今回の公演は貴重な機会であるとのこと。私ももちろん初めて聞きました。ピアノ4台と打楽器のみの伴奏で、これもまた珍しい編成でしたが、伴奏が付くのは最初と最後だけ。中盤は無伴奏で合唱とソロ(テナーとソプラノ)が延々と続き、その緊張感がたまりませんでした。

カルミナ・ブラーナは、中世の民衆が持つ活力のほとばしり感じられ、私の大好きな演目です。オーケストラと約100人程のプロ合唱団の迫力満点の演奏をお腹一杯堪能させてもらいました。ソリスト(ソプラノ、テナー、バリトン)では、ソプラノのモイツァ・エルトマンさんの柔らかい声が印象的でした。そして美貌も。また、テナーがカトゥリ・カルミナと交代したのであれ?と思ったのですが、カルミナ・ブラーナのテナーが歌えるというのは、きっと特殊技能なんですね。ビックリ仰天のファルセットでした。

【演奏会場】
東京文化会館小ホール

【演奏曲目】
「私のうた」:吉川真澄(声)、神田佳子(マリンバ)

その他の演奏曲目については、こちらのプログラム(部分)をご覧ください。
演奏曲目に対する吉川真澄さんご自身のコメントも載せられています。

【管理人コメント】
一柳慧先生のバースデーコンサートで「豪華演奏陣」(読売新聞の紹介記事より)に交じって、トップバッターかつ唯一人の歌手として演奏されました。

一柳慧という作曲家の名前はよく耳にします。そもそも私が吉川真澄さんの歌にほれ込んだきっかけのひとつが、一柳慧の「二つの歌」の演奏を聴いたことです。しかし、これ程まとめて一柳慧作品を聴くのは初めてのことで、素人なりに氏の作風を感じることができたのは、なかなか得難い経験でした。

今回のコンサートでは器楽曲が主に取り上げられていましたが、どの曲も澄んだ高音のパッセージが印象的で、明るく陽性な作風を感じました。これは贔屓目かも知れませんが、一柳慧の作品は澄んだ高音が持ち味の吉川真澄さんの声にぴったりで、彼女がただ一人声楽家として出演した理由はそれに違いないと、コンサート帰りの道すがら勝手に納得してしまいました。

今回のコンサートを聴いて、一柳慧作品でコロラトゥーラ唱法を使ったものがあれば、是非吉川真澄さんに歌って欲しいと思いました。

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