2015年07月

イメージ 1
KOHAKUの最初の新作童謡を作曲した日野原英彦さんの奥さまとKOHAKUのメンバー(左から吉川真澄さん、柏木麻里さん、大須賀かおりさん)。私にしては珍しく綺麗に撮れたいい写真!

【演奏会場】
両国門天ホール
 
【演奏曲目】
CD収録曲(曲名/作曲者)
 月と薔薇/日野原秀彦、五月/藤井喬梓、小さな電車/Momo、夏の木/大場陽子、
 鳥と花とせみのうた/大場陽子、リスのしっぽ/伊左治直、こねこねこのこ/川上統、
 りぼん/鶴見幸代、どっちかな/白井明大&うた詩・鶴見幸代曲、
 うみをわたって/白井明大詩・鶴見幸代曲、ひまわり/Momo
 (明記のないものは柏木麻里の作詞による)

新作童謡(初演)
 ママからこねこへ 柏木麻里詩/川上統曲
 さくらんぼ 柏木麻里詩/台信遼曲

新作詩好評
 いきる 柏木麻里

【管理人コメント】
このCDは贔屓目なしでお勧めです。気を付けていないと、聴いていて涙が出てしまいそうになるくらい。
詩も、曲も、歌も、ピアノもみんないい、というあなたの「推し歌」を、きっと何曲も見つけることができると思います。耳コピ下手の私は、楽譜が欲しいと思いましたが、自分ではこんなに綺麗に歌えないので、聴くだけにしときます。

購入したCDにKOHAKUのサインを貰いました。これはレアものですよ。日付が入っていますからね、50年後が楽しみです。

イメージ 2

吉川真澄さんのサイン分かりますか?何を表わしているか分かった方は、吉川真澄検定三級合格です。
屋根の上で踊っている「真」の字がかわいらしい。

コンサートはとても盛況で、5,60席の会場が満席でした。

【演奏会場】
静岡音楽館AOI
 
【演奏曲目】
間宮芳生:オペラ《ポポイ》(2009年度静岡音楽館AOI委嘱作品)の待望の再演。

イメージ 1《出演》
宮城聰(演出)
寺嶋陸也(指揮)
入江舞/吉川真澄(ソプラノ)
ポポイ/上杉清仁(カウンターテナー)
聡子/波多野睦美(メゾソプラノ)
佐伯/大槻孝志(テノール)
剛・記者/河野克典(バリトン)
入江晃/清水寛二(能楽師)
劇団SPAC
東京シンフォニエッタ
猪股義周(シンセサイザー)



吉川真澄さんを囲んでいるのは、公演に駆けつけたきら星の面々(七夕も近いし)

【管理人コメント】
初演のことは詳らかには覚えていないものの、思い起こしして今回の公演と比べてみると、吉川真澄の6年間の成長を色々な意味で感じることができました。

初演の際の初々しさを感じさせる可憐な演技(だったような気がします)が、今回は堂々たるプリマドンナ振り。声にも(こういうと失礼かも知れませんが)大人っぽい艶が出てきて、この6年で新進から中堅へのステップアップを果たしたことを示す舞台であったように思います。

《追記》
舞は、聡明で頭の回転が速く、物おじしない、というより恐れを知らない良家の令嬢。共感性が高く他者を深く理解できるが、かといって感情移入をしてしまい、相手にべったりとなることはない。他者との絶妙な距離感を持って生きている、そんな女性と言えるでしょう。

その女性が、生命維持装置で生かされている美少年の生首の面倒を見る。この異常な状況を、舞は極めて「日常的」に、軽やかに処理してしまう。深刻極まりないことなのに、まるで傷ついた小動物の世話でもするように普通。このおかしさがポポイの見どころのひとつです。作曲者の間宮先生が、「動かないポポイと元老の二つの大輪の花の間を軽やかに舞うソプラノ」と表現されているのは、そういうことだと私は思います。

そして、もう一つの見どころは、ポポイの世話をとおして起きる舞の心の変化です。舞の心には、ポポイへの愛が芽生え、またその愛ゆえに、ポポイが生かされていることへの疑問、人間とは何か、人間の尊厳とは何かという疑問を抱くことになります。そして、ポポイの人間としての尊厳を守るためには、ポポイを愛する自分こそが、彼の生命維持装置を停止させ、埋葬してやらねばならないと決心し、そうします。

オペラではそのあと、ポポイに対する哀歌が、吉川さんの天使のようなソプラノで歌われ、幕が下ります。
小説で読むと、それまでのコミカルな感じと違い、感動的でちょっとぐっとくる場面です。

さて、この舞のキャラクター、吉川真澄さんと何となく重なりませんか?

このオペラのキャストについて、吉川さんは「私以外はみんなスター」と言ってました。そうだとしても、やはり舞は吉川真澄でなければならないと私は思います。

再再演の機会があれば、そういう舞の魅力をもっと引き出す演出があるといいと思います。

↑このページのトップヘ