2016年10月

【演奏会場】
渋谷公園通りクラシックス

【演奏曲目】
《吉川真澄&佐藤紀雄演奏のもののみ》
武満徹のソングより
  恋のかくれんぼ (田中やよい編曲)
  見えない子ども (Momo編曲)
  めぐり逢い (渡辺裕紀子編曲)
  ※
  死んだ男の残したものは(渡辺裕紀子編曲)
  島へ (渡辺裕紀子編曲)
  小さな空 (渡辺裕紀子編曲)

【管理人コメント】
武満徹のPop Songは、DUOうたほぎの最初のCD(2010年リリース-当時はうたほぎの命名はまだされていなかった)で、吉川真澄さんにとっては初めてのCDレコーディングだったと聞いています。初めての経験だったので、今聞くと直したいところもあるという話をいつだったか伺ったことがありますが、私は武満の曲の良さもあり、また吉川真澄さんのピンと張りつめた歌い声が素晴らしく、このCDが大好きで今までに何度も何度も聞いています。今日の演奏を聴いていると、CDと歌い方を変えているものもあって、そういう歌い方もあるのかと面白く聞かせて貰いました。

今日の演奏で心打たれたのは、やはり内容的に重みのある「死んだ男の残したものは」でした。テレビで見たシリアの内戦や難民の方々の様子が脳裏に浮かびあがり辛い気持ちになります。5番の歌詞にあるように、彼らにもいつの日か「輝く今日とまたくる明日」がもたらされるように願わずにはいられません。

実は管理人は吉川真澄さんに歌のレッスンを受けていて、色々な曲を指導して頂いていますが、今年は武満徹のPop Songをレッスンの芯に据えて取り組んでいます。私が最終ゴールのひとつとして設定しているのがこの「死んだ男の残したものは」なんですが、残念なことにこの曲は上述のCDには収録されていません。いったいどのように歌ったらいいものかと思っていましたが、今日聞いて感服してしまいました。1番、2番、3番...と、それぞれテンポの設定が全く違うんです!そうきたかぁ・・・まいった。

【演奏会場】
タワーレコード渋谷店7階イベントスペース

【演奏曲目】
《「うたほぎ vol.2」より》
動物園 佐藤信作詞/林光作曲/Momo編曲
魚のいない水族館 佐藤信作詞/林光作曲/田中やよい編曲
かわいい魚屋さん 加藤省吾作詞/山口保治作曲/平井真美子編曲
《「Pop Song」より》
島へ 井沢満作詞/武満徹作曲/渡辺裕紀子編曲
恋のかくれんぼ 谷川俊太郎作詞/武満徹作曲/田中やよい編曲
《「うたほぎ vol.1」より》
風 クリスティーナ・ロゼッティ作詞(西条八十訳詞)/草川信作曲/米倉香織編曲
《「うたほぎ vol.2」より》
揺籠の歌 北原白秋作詞/草川信作曲/深澤舞編曲

《演奏》
吉川真澄(ソプラノ)
佐藤紀雄(ギター)

【管理人コメント】
雨の土曜日、傘をたたんで案内通りタワーレコード渋谷店7階に上ると聞こえてきたのは吉川真澄さんの歌。えっ、もう始まってるの?と焦ってしまいましたが、お店の計らいで「うたほぎVol.2」がフロアで掛けられていたのです。

林光のちょっとシュールな2曲、会場にサプライズで顔を見せられた平井真美子さん編曲のホップな「かわいい魚屋さん」、更に、「うたほぎvol.1」と「Pop Song」からの何曲かずつが演奏され、うたほぎワールトを堪能させて貰いました。

そして、今日はやらないのかなぁ~、と思っていた深澤舞さん編曲の「揺籠の歌」を最後に演奏してミニライヴは終わり。そうそう、そうこなくては!

このCDに収められた数々の歌の編曲は、それぞれ素晴らしいものばかりですが、なかでもこの深澤舞さんの「揺籠の歌」は、原曲の枠組みを超えた素晴らしい編曲で、DUOうたほぎのお二人の名演もあって、何回聞いても聞き飽きない私の大好きな一曲です。この記事が何人の目に留まるか知りませんが、是非是非皆さんにCDを購入して聞いて頂きたい曲です。失望はさせません!!

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