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2016年03月08日

プリンス TOUR GRAPHITE 100XR

7TJ0172年9か月ぶりにブログります。
以前のような頻度ではUPできないと思われますし、どちらかというとテストしたモデルの忘備録的なブログとなるでしょうが、何卒ご寛容のほどを。

さて超久々なので、現在自分が使用しているテクニファイバーのT.FIGHT315から!と思っていたのですが、今回は発売前からテストしていたプリンスのTOUR GRAPHITE 100XRのインプレです。
プリンスといえばグラファイト、グラファイトといえばプリンス。
古くからテニスをされている方はそう思われるでしょう。
そのグラファイトがスウェーデン製のテキストリームというカーボンを装着して、TOUR GRAPHITE 100XRというネーミングで発売されました。

その肝心のテキストリームというカーボンは、F1カーや、高機能バイク、そして国際ヨットレースの最高峰であるAmerica's Cupのヨットにも採用される素材だそうです。
テキストリームを簡単に表すると「純度が高く、薄い、強い、軽いカーボン」となっており、聞いているだけで激しいレースを繰り広げ、なおかつスピード勝負の前記種目に用いられるのは、なるほど!となるわけです。

いざテストを開始すると、19.5mm均一という現代ではかなり薄めのフレームにもかかわらず、球離れの早さを感じます。
薄いフレームは撓る分、ホールド感が高いという印象を持っていましたが、ボールを弾くパワーはフレームの薄さを全く感じません。
かといって弾きすぎるわけではなく、相手のハードヒットに対して面がぶれることなく、まさに弾き返すパワーが備わっていました。

IMG_0309フェイスサイズは100平方インチなのですが、サーブやボレーやスライスを打つと、もう少しフェイスサイズが小さいのでは?と思ってしまうほどスイートスポットの大きさは感じません。
それだけテキストリームという素材は剛性が高く、ごまかしが効くフレームではないのでしょう。
そのお陰でショットのコントロール性は高まり、安心してピンポイントへハードヒットできるフレームです。

ここまで書くと、従来のグラファイトと違うじゃんと思われる方もいらっしゃるかもしれません。
私の個人的主観としては「ほぼ違います」。
ただ私も学生時代にグラファイトを愛用していた一プレーヤーとして、グラファイトと唯一共通点があるところを見つけました。
それはフェイス上部でヒットしても、フレームの近くでヒットした時の他モデルより嫌な振動もなく、かなり上部でもスイートスポットのような感覚が得られるのです。

平均重量315g、平均バランス310mmと、重めのトップライト構造であり、私の好きなスペックだからヒットしやすかったのかと思いきや。
テスト後にカタログを見たら、ラケットの長さが27.25インチだったのです。
この0.25インチ長が功を奏し、フェイス上部でヒットしても昔のグラファイトのような打感を得ることに成功していたというわけです。

IMG_0307まぁでも懐かしさを感じられたのはその点だけですねぇ。
現代の高速テニスに対応できるように、薄いフレームでもテキストリーム搭載によりフレームパワーは増大していますし、昔のように男性でも女性でもグラファイトって感じにはならないと思います。
トップライトによりご自身のスイングワークによってボールを飛ばさなきゃなりませんし、重い球にもご自身の筋力とスイングスピードによって打ち返さなければならなくなります。

サーブもボレーもストロークもご自身の技量によって、スピンの量もスライスの滑りもフラットも思いのまま。
大きめなスイングを要するストロークなどは、そのスイングに忠実に応えてくれるでしょうし、
小さめなスイングでよいボレーなどはトップライトの操作性の高さと、テキストリームの強靭さでシャープなボールを弾き出してくれます。

昔のグラファイトはストローカーが主たる武器としていましたが、明らかにこのTOUR GRAPHITE 100XRはオールラウンダーよりに仕上がっていると思われます。
長年グラファイトを愛用され続けている方、というより、キャリアのある男性の方で、かなり真剣にテニスに取り組まれていて、トップスピン、スライスを駆使して相手を走らせ、仕上げはネットプレー!という、筋力のある男性におススメします。

余談ですが、TOUR GRAPHITE 100XRには交換用のレザーの元巻グリップが付属しています。
だから少し上代が高いんでしょうかねぇ?
元巻をレザーに変えているそこの貴方!
ご一考を。


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masupyu at 21:27|PermalinkComments(3)プリンス 

2013年06月17日

ウイルソン STEAM 99S

img60516782二ヶ月ぶりのご無沙汰です。
今回は先々月にUPしたウイルソン STEAM 105Sの少しフェイスが小さいモデル、STEAM 99Sのインプレです。
このモデルをテストし続けて思ったのは、その昔デカラケや厚ラケが出現したときと同じような革命的なことだと感じたのは私だけでしょうか?
とにかくこの16×15というストリングパターンは、ラケットというアイテムがご自身の持っておられるパワーを何倍にもアップさせることができる造りだと思ったからです。

フレーム厚は22mm〜24mmです。
フェイスサイズは99平方インチです。
しかしボールをヒットしたときのパワーは、その数値を遥かに超える力をボールに与えてくれると思います。
間違いなく99平方インチくらいのフェイスサイズのラケットの中ではトップクラスのパワーを誇るでしょう。
巷ではスピン性能が取り上げられていますが、もちろんそれもさることながらとにかくハイパワーラケットに仕上がっていると感じました。

ストリングの目が粗いわけですから、ボールをヒットしてからストリングは大きく撓みます。
そして元の形状に戻ろうとするストリングのパワーは、目の細かいモデルより必然的に大きくなるので、ボールを弾くパワーは増大します。
簡単な理論なのですが、これがデカラケや厚ラケを初めて打ったときのようなハイパワーさを感じることができたというわけです。
フレーム自体は物凄く撓るわけでもなく、物凄く弾くパワーがあるわけではありません。
全てはこのストリングパターンがパワーアシストを醸し出しているのです。

平均ウェイトは304g、平均バランスは325mmと重みは充分。
かなりやりこまれている方でも問題なくお使いいただけるはずです。
私自身は少し体が温まらないとしっかりとしたスイングでテストするのは難儀でした。

ただこの重みが功を奏して、トップスピンを放つためのワイパースイングはし易かったですねぇ。
適度にトップが効いているので、テークバックをしてからスイングを始めるとラケットヘッドがバランスによって加速し始め、自身のスイングスピードを上げてくれるアシストをしてくれます。
ちいと重さを感じるかもしれませんが、テークバックさえしっかりとれれば、ワイパースイングに不可欠な遠心力を加えてくれるので、スピン系のストロークを打たれる方には丁度良いスペックなのかもしれません。

もちろんスピン性能はSTEAM 105Sのとき同様、適切な表現かどうかわかりませんが「激しく」かかります。
っていうかかかりすぎます。
ワタクシ元からスピン系のため、テスト当初は普通にグリッとやっていたのですがあまりにもボールが浅くなってしまうため、徐々にスピンの量を減らして打ったぐらいです。

当たりを厚くして軽くスピンをかけても、前記のハイパワーアシストのお陰でバウンド後のボールの伸びは秀逸でした。
ただレッスンにはまったくもって向きません。
軽く打ったとしてもボールが伸びすぎてしまって、何度相手にゴメンと言ったことでしょうか。
それくらい「伸びちゃう」んです。

また比較的厚い当たりでバックのスライスを打つ私には、些かコントロールに細心の注意を払う必要がありました。
いつもどおりの当たりで、いつもどおりのスイングスピードで打つと、ネットぎりぎりをボールが通過しても、バウンドするのはベースラインから50cmほど後方・・・。
伸びすぎちゃうんですよねぇ。

ということで、ヘビースピンはかなりネットの高いところを、スライスはいつもより少し短めに打たなければなりませんし、ボレー系はラケット自体がハイパワーなためほんの少し当たる瞬間に「ギュッ」と握るだけで「ビュッ」としたシャープなボールが飛んでいきます。(スイマセン、久しぶりのインプレなので表現が曖昧で・・・)
つまり従来の狙いどころを変えないとボールがコートに収まりません。
ここいらがデカラケや厚ラケを初めて打ったときと同じ、新しい感覚が宿ったので革命的だと初めに書かせていただきました。

DSCN0225このSTEAM 99S。
ストリングを切りまくる、若いテニスをされる方には不向きでしょうね。
かなり切迫したお財布事情になると思われます。
かといって非力な女性が取り回せるほど楽なスペックではありません。

やはりSTEAM 105S同様、キャリアはあるけど筋力が低下してラケットにパワーアシストを求めているのだけど、昔からの流れで軽いラケットはやっぱ使えんわ、という方にお勧めしたいと思います。
そしてスタイルは緻密なコントロールより、とにかくパワーショットで押し切りたい方。
結構なウェポンになると思います。

最後に、これだけ目が粗いストリングパターンですから、これくらいのフェイスサイズのものに張られるテンションよりは少し硬めで張られると宜しいでしょう。
この手のスペックをチョイスされる方々はある程度のスイングワークをお持ちでしょうから、ほんの少し飛びを抑えるようにされるのが宜しいかと。
ご参考までに。

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masupyu at 20:31|PermalinkComments(8)ウイルソン 

2013年04月18日

ウイルソン STEAM 105S

img60516783ウイルソンからまたSTEAMが発売されました。
と、書くと「またぁ〜!?」という声が聞こえてきそうですが、そんな新発売のSTEAM 105Sをアメアスポーツ(株)様のご厚意によりテストさせていただきました。

まずはスペックからご紹介しましょう。
フェイスサイズはその名のとおり105平方インチ。
平均重量289g、平均バランス325mm。
フレーム厚は24mm〜26mmとやや厚めです。
ラケットの長さは半インチロングの27.5インチ。

これをご覧いただくと「STEAM 100よりちょっと楽な奴?」くらいに思えてしまうでしょう。
でもこのNEWラケットにはとんでもないスペックが隠されていたのです。

それは!
ストリングパターンが縦16×横15!!

おそらく今発売されているラケットの中でもっとも目の粗いストリングパターンを持つモデルなのではないでしょうか。

実は大昔に私も目の粗いラケットが大好きで、P社のグラファイト90という縦糸が14本しかないモデルを好んで使っていました。
目が粗いとストリング1本1本がボールに食いつく感覚を強く感じ、スピン性能が上がるように感じていたからです。
これまた昔にダブルスでATP1位にもなったことのある、オーストラリアのマーク・ウッドフォード選手も恐ろしく目の粗い特注ラケットを使用していました。
そしてやはり目が粗いほうがスピンがよくかかると言っていたので、当時はとても納得してその話を聞いていました。

それがついに出てしまったのですねぇ。
16×15。
とにかくパッと身でも目が粗い。
細身のボールペンなら通り抜けてしまうくらいの目の粗さです。

いざテストを開始してみると、さほどグリッとしていないのにもかかわらず勝手にボールが跳ねていってしまいます。
普段の自分のスイングで描かれるボールより、かなりのパワーアシストをこのラケットに、というかこのストリングパターンにしてもらっているのが瞬時に感じ取れました。
フェイスも105平方インチと大きめですから、面の中を転がすようにスピンをかけることもできますし、半インチロングなのでラケットヘッドの軌道がループを描きやすいため、スイング自体もスピン用のスイングの後押しをしてくれます。

私実は30歳頃からテニスに復帰したのですが、復帰してからの中でもっともヘビーなスイングを打つことができました。
二十歳頃のスイングスピードで打てるわけではないのに、とにかく跳ねます。
全体的にハイパワーになるのでショートクロスとかの小技(?)などは繊細なタッチが必要になりますけど、ベースラインから相手コート深くにボールを跳ねさせるのはかなり容易になります。

スピン性能だけではなく、ストリングの目が粗いとそれだけ撓みも大きくなるので、ボールを前方向に押し出すパワーも現れてきます。
それによってスピンだけではなく、スライスも打った瞬間にずっしりしたボールが行っただろうと自分でも思ってしまうほどの切れのよさを感じることができました。
フレーム自体は最大26mm厚とは思えないほどあまりパワーはなく、しなりはあまり感じません。
ただストリングが撓るので、これくらいしっかりしたフレームにしたのは納得いきます。
ストリングもフレームも撓っちゃったら、どこで反発力を出すか困っちゃいますもんねぇ。

またテストした中で一番楽だったショットはダブルスのときのポーチ。
つまりスイングワークの少ないボレーです。
ほんのちょっとのハンドアクションだけで、物凄いシャープなボレーが打てました。
これも相手の速いリターンに合わせるだけで、ストリングの撓りが弾き飛ばしてくれたのです。

筋力低下が著しく進んでいる昨今。
昔の自分に戻ったかのような錯覚を起させてくれるラケットだといっても過言ではないでしょう。

もちろん弊害として、これだけ目が粗ければストリング1本1本に負荷がかかりますから、切れる頻度は高くなると思います。
またピンポイントでボールをヒットされる方は大丈夫でしょうが、ほんの少し当たる場所が変わってしまったらコントロール性が損なわれるというマイナス点もあります。
テスト中、結構気持ちよく打てていたのですが、調子こいてると「なんで?」という方向にボールが飛んでいってました。

DSCN0198このラケットのターゲットって物凄く難しく感じるのは私だけでしょうか?
更なるスピンを求めたい方には、ストリングが切れすぎて困ってしまうことだと思います。
ですので普通のストリングパターンのラケットでしっかりスピンをかけられている方は選ばないほうが良いと思います。
では年配の方がSTEAM105Sのパワーを欲しいからといって選ばれると、今以上にしっかりとしたスイングワークを必要とされるので辛くなってしまうでしょう。
ではしっかりと打てる女性プレーヤーがベースラインからのストロークのパワーアップを求めて選ばれると、コントロール性が難儀になり、もしかしたらプレーのクオリティが下がってしまうかもしれません。

では誰に?
とりあえずはっきりしていることは、昔打てていたようなスピンを少しでも蘇らせたく、昔のパワーをラケットにアシストしてもらい、それでいて既にストリングを切ることができる自身のパワーが欠落していて、試合とかにはもう出ない、私のようなオジサンプレーヤーが好むかなぁなどと思っています。

ウイルソンさんもかなりのチャレンジをしてきましたねぇ。
今後の販売状況に注目していきたいと思います。

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masupyu at 21:53|PermalinkComments(1)ウイルソン 

2013年03月14日

Babolat ピュアドライブ

img58740049今やラケットスペックの主流となっている、平均重量300g、平均バランス320mm。
このスペックを世に定着させたラケットは間違いなくこのピュアドライブでしょう。
他社さんもプライドをかなぐり捨てて、ピュアドライブに近いモデルを発売してきましたが、いまだ同じような仕上がりになっているラケットを私はまだ打ったことがありません。
今回テストさせていただいたNEWピュアドライブも、スペックの変更点がないところあたりが名器たる証拠だと思います。

毎回ピュアドライブをテストして思うことは、他のメーカーさんの300g・320mmとスイングした感覚が異なります。
ピュアドライブは320mmのバランスが適度に効いて、面の場所をテークバック時に感じやすいなぁと昔から思っていました。
今回のNEWモデルもまったく変わらずで、持ったときのこの独特の感覚は他メーカーさんの300g・320mmと違い、とにかくヘッドが効いている感じは一番です。
これってシャフトの丸みを帯びた形状が空気抵抗に何らかの作用を施しているのかなぁ?という余計な詮索さえ生まれてしまいます。

この面の場所を的確にラケットが教えてくれることがミスヒットを軽減してくれているのも事実です。
私のように厚いグリップでスピンを無駄にグリッとかけるような人間は、タイミングがずれるとミスヒットが多発します。
もちろん相手のショットが速かったり、相手のショットのスピンの量が多いときも、スイートスポットで捉えることができなくなってしまいます。
しかしテークバック時にフェイス部がどこにいるかを教えてもらえれば、スイング中に様々なタイミングを修正してくれて、ヒットするべきところにフェイス部をもっていき易くしてくれます。
何度も書きますが、このスペックのラケットの中ではピュアドラだけが飛びぬけて秀逸なんですよねぇ。
ホント不思議です。

ここ数年でラケット業界はどんどんフレームが硬く仕上がっていっているように思えます。
今回のNEWピュアドラも、前作より少し硬く仕上がっているのでは?と思われた方もいらっしゃるでしょう。
それでもラケット全体の枠から見ると、ピュアドラは柔らかい部類に入ると思います。
ピュアドラが一番最初に発売されたときは「あまり撓らないなぁ」と思っていたのですが、周りのラケットが硬くなってきた昨今。
あまり変わっていないピュアドラを柔らかい部類と表現するとは思ってもいませんでした。

ですので現代のラケットの中ではホールド感が高い部類に入ると思います。
最大フレーム厚26mmとは思えないほど球持ちも長く、フェイス部の安定感が高く感じられるのでコントロール性も必然的に高くなります。
そして実際撓っている感覚を得れるのはシャフト部分となるので、フェイス部は無駄な撓りはありません。

前作より少し硬く仕上がっていると前記しましたが、むしろ高速化している現代テニスには必要な硬さなのかもしれませんね。
あまり柔らかすぎても速いボールに食い込まれてしまい、弾き返すのに相当なパワーを要してしまいます。

DSC01749パワーアシストをするために多少の硬化は必要ですが、撓る感覚も与えなければ心地よい打感を得ることができない。
上手く製作しますねぇ、バボラは。
両極端を兼ね備えているから、ハイパワーな男性プレーヤーから、さほどパワーのない女性まで、幅広いユーザー層をつかめるのでしょう。

スピン性の高さも操作性の高さもいまさら私が評することではありませんよねぇ。
今回のテストはトニック+というナチュラルを張ってもらいましたが、ポリのストリングを試してみても違和感なく使用できました。
これってストリングのテストをするときに良いのかも?と思っています。

私も長年テニスに携わってきましたが、ここにきて初めてピュアドラを現代のテニスの中心的ラケットであると認識しました。

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masupyu at 21:34|PermalinkComments(0)バボラ 

2013年01月17日

Babolat アエロプロドライブ

4534_1(株)狛江ラケットクラブ様のご厚意により、言わずと知れたバボラの超名器 アエロプロドライブをテストさせていただきました。
昨年、日本のプロツアーの試合を数度見に行きましたが、このアエロプロドライブが1番高い使用率を誇っていたことにビックリしました。
実は私、このアエロプロドライブが発売された当初から厳しいモデルだと評してきていたのです。
ナダルぐらいのパワーがなきゃ厳しいと。
しかし数年前にコアテックスという振動吸収アイテムを装備してからは私的にはかなり打感を柔らかく感じることができるようになったのです。

そして今回のリニューアル。
基本スペックである[平均重量:300g][平均バランス:320mm][フェイスサイズ:100平方インチ][ストリングパターン:16×19]は変わりありません。
しかし今回のニューモデルが個人的には歴代の中でもっともフレームが柔らかく感じました。
というか、初めてフレームの撓る感覚を得ることができたのです。

今まではフルスイングしないとフレームの撓りはわからないと書いてきたのですが、今回のアエロプロドライブでまず撓りを感じたのはボレーのときだったので、当然フルスイングではありません。
これはプチ衝撃でしたねぇ。
ラケット全体が撓るわけではなく、シャフトが撓る感覚をはっきりと得れたのです。
その感覚を得たままバックハンドでスライスを打つと、やはりまったく同じ感覚で、シャフトが撓って若干ボールをくわえ込み、撓りが戻るパワーによってボールを押し出してくれました。
面の安定性の高さは変わりないので、余計にシャフトの撓りを感じやすかったのでしょうか?

前モデルから搭載されたタングステンという素材の恩恵である打感の粘っこさは変わりなく、適度にボールをホールドし、適度に弾くパワーのあるフレーム。
ホールドし過ぎず、弾き過ぎずなので、スイングスピードどおりのボールを飛ばしてくれるという点はイメージどおりとなるでしょうから、選手レベルには自ずと好かれるラケットとなりますよねぇ。

今回の改良点としてあげられるのは「コアテックス」。
メーカーさんの謳い文句は
「従来のコアテックスを構造面から革新した「コアテックス・アクティブテクノロジー」を採用。
よりパワーのあるショットやハードヒット時に発生する不快な振動や衝撃を限界まで除去するとともに、これまで以上に正確なボール情報をプレーヤーに伝達し、より確かなボールコントロールを可能にしました。」
と書かれていました。

ん〜・・・
すいません。
私如きではこのマイナーチェンジを把握することができませんでした。
もしかしたらこのコアテックス・アクティブテクノロジーのおかげで、私が歴代の中でもっとも撓りを感じたのかもしれません。

DSCN0020無理矢理チェンジしたかな?という点を書くと上記のような感じになります。
正直な話、さほど変更点は感じられませんでした。
アエロ形状のおかげでスイングスピードは上げ易いですし、フェイス部の面の安定性の高さのおかげでコントロール性も高いですし、撓り過ぎず弾き過ぎずなフレームはスピンやスライスにパワーをしっかりと与えてくれますし。

ということでこのNEWアエロプロドライブのターゲットは
「アエロプロドライブを使い続けている方」とさせてください。
前モデルをテストされて気に入らなかった方は、このNEWモデルも気に入らないと思います。
私が撓りを感じたのも「若干」ですから。

大昔のプリンス・グラファイトや、ウイルソン・プロスタッフのように
あまりにも固定ファンがつきすぎて大幅なモデルチェンジができなかったモデルの仲間入りですね。
是非長く使い続けてください。

さて今回テストにご協力いただいた、東京の狛江ラケットクラブ内にあるSTRINGER'S HOUSE ZESTさんで1月末までビックリな大キャンペーンが開催されています。
なんとこのNEWアエロプロドライブに、ナチュラルストリング TONIC+を張って、なんと税込27,200円!

そして次回インプレ予定のピュアドライブにこれまたTONIC+を張って25,600円!

DSCN0021これってかなりお買い得ですよねぇ!?
もちろん張ってくださるのは、私のストリンギングを手がけてくれていて、上海ATP1000やUS OPENやJAPAN OPENなどでオフィシャルストリンガーとして活躍している毛塚欣治氏。

しかも1月末までは、ストリングの張替えキャンペーンも行っていて
バボラのVS GUTが張代+消費税で6,800円!
TONICなら張代+消費税で5,500円!

だそうです。
ちょっと書ききれないので、詳しくは下記にお問い合わせください。

狛江ラケットクラブ
03-3488-0818(お問合せは13時以降でお願いいたします)
メール komarake@komae-rc.co.jp

遠方の方も宅配便にて対応してくれるそうですので是非!

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masupyu at 22:01|PermalinkComments(0)バボラ 

2013年01月10日

ブリヂストン X-BLADE 280

img59675819もう年が明けてから10日が経ちましたが、
皆様、新年明けましておめでとうございます。
このブログをスタートしてから、初めて昨年末のご挨拶ができませんでした。
それだけ貧乏暇なしということでご理解ください。

さて2013年の一発目は、ブリヂストンX-BLADEシリーズの中で最も軽量であり、最もフェイスサイズの大きい、X-BLADE280のインプレです。
このX-BLADEシリーズは全モデルとも同じカラーリングなので見分けづらいですが、まぁ見事にモデルごとに違った味付けがなされていて、その中でもこの280は私が最も一般プレーヤーの方にお奨めしたいラケットです。

昨年NEWとなったX-BLADEですが、全モデル共通で、ナスロンブレードを採用したことにより硬質感が生まれました。
それによって打ち応えみたいなのは倍増しており、飛ばない感もUPしたような感覚を得られる方もいらっしゃるでしょう。
そのような感覚を得られた方はもう少し楽なラケットをチョイスされたほうが宜しいかと思います。

そう、X-BLADEシリーズは、「打てる方」じゃないとかなり厳しいはずです。
ある程度のスイングスピードをお持ちで、しっかりとしたスイングワークを身につけられている方しか得ることのできない「ホールド感」がこのX-BLADEシリーズのウリだと思うからです。

そんな厳しいツアー系モデルなのに、平均重量280g! 平均バランス330mm!
軽量であり、若干トップが効くバランスです。
フェイスサイズも103平方インチ。
カタログを見ただけではやはり簡単そうって思っちゃいますよねぇ。

確かに振ることだけだとスペックさながらに楽な部類に入ると思います。
ホント体が温まっていないうちでもラケットを「振る」ことができるのですから。
ここ2年チョイ、謎の肩痛に悩まされている私ですと、相当体を温めないと300gぐらいのラケットを引くことすらできないときがあります。
でもこの280なら、こんな寒い冬でも体に負担をかけることなく振ることができるのです。
そしてしっかりと振らないとシビアなフレームだと感じてしまいがちなラケットですから、シリーズ中最もフレームの撓りをすぐさま感じ取れたモデルだったかもしれません。

フレームの撓りは振れば振るほど感じることができるそれで、ボールをピンポイントでくわえ込む感じがするのでコントロール性は高いと思います。
ただ103平方インチというフェイスサイズの割にはスイートスポットは小さく感じるので、ラケットにボールを当てる技術はある程度必要となるでしょう。
つまりキャリアの浅い方にはお奨めできないということです。

27.25インチと少し長めのラケット長であるので、私のように厚いグリップでトップスピンをかける人間にとっても有難い長さです。
どうしてもフェイスのトップ部で引っ掛けて打つ癖があるので、この0.25が物凄く助かるんですよねぇ。

そしてこのNEW X-BLADE280は前作より更に面の安定性が高まっているので、相手のボールに威力があったとしても余計な弾きは生まれません。
軽量モデルはどうしても弾かれがちですが、フレームの強靭さがその部分をカバーしてくれて弾きを抑えてくれるので、同じスペックぐらいのラケットの中では「かなり厳しい」とも言えますが、「軽量でも打ち負けない」という利点を兼ね備えてくれています。

DSCN0016メーカーさんの謳い文句には「ジュニアや、女性競技者にも扱いやすい競技系オールラウンドモデル」と書かれていたので、「その通り」と推奨したいのですが、私が一言足すとすると「当たりの厚い」という文言を付け加えたいと思います。
薄い当たりでは、こんなにも一見簡単そうなスペックなのにボールは伸びていってくれませんから。

ラケットワークでボールをコントロールする、フラット系を得意とされるプレーヤーの方にこの280をお奨めします。
ラケットの重量やバランスを利用してスイングされる方には軽すぎるでしょうから、やはりかなりのキャリアが必要になるかもしれませんねぇ。
扱いやすさは突出しているモデルですので、最近の軽量モデルはフレームがハイパワーすぎるとお嘆きの貴兄に推奨させていただきます。
是非ご一考を。


さて年頭にあたり、本ブログをご覧いただいている方々にご連絡させていただきます。
長年ご愛読いただいている方々は既にご存知かと思いますが、昔は毎週UPしていた本ブログですが、最近は隔週、もしくはそれ以下の頻度となっております。
今までは通常のオンコート以外でも自腹を切ってコートを借りてテストしたり、試打ラケ等が手元にないときは時間を割いてテニスショップに借りに行ったりしていました。
それもこれも、このような角度からテニス界を盛り上げたいという一念で始めたブログですが、昨今はインプレッションもテニス誌やネットで頻繁に行われるようになりました。
だからというわけではないでしょうが、今までご協力いただいてきたメーカーさんからの試打ラケの貸し出し等が困難になってきています。
つまり私の手元にはインプレ素材が来ないのです。

私が本ブログを書くにあたり、特にメーカーさんから特別な報酬を得ているわけでもありませんので、
今後は私(弊社)とより良いお付き合いを続けさせていただけるメーカーさんの商品のみ書かせていただきたいと思います。

ということで、おそらく記事UPの頻度も今までより低くなるでしょう。
書けるメーカーさんも少なくなるでしょう。

この点についてご愛読いただいている皆様にご理解を賜りたく、長文列記させていただきました。

更に更に拙いブログとなっていくでしょうが、今年も変わらぬご愛顧のほど宜しくお願いいたしますm(__)m


masupyu at 21:55|PermalinkComments(6)ブリヂストン 

2012年12月06日

ガンマ RZR100

img60097663ガンマ?
このメーカー名をお聞きになって、まずは新規参入メーカーだと思われるでしょう。
実はガンマとは東亜ストリングのU.S.LINE名。
ということで、東亜ストリング(株)様のご厚意により、今年秋に発売になったガンマのテストをさせていただきました。

今回は5ラインナップを擁し発売された中で、個人的に好きなカラーであるブルーを基調にしている「RZR100」のインプレから。
平均重量285g、平均バランス320mmと一見使いやすそうなスペックです。
持ってみただけの感触は285gのそれであり、スイングをするとバランス320mmが適度に効いて、ラケットヘッドの加速を容易にしてくれます。
ただ320mmというバランスにしては、その他のモデルよりは明らかに振り抜き易いのです。
それはどうやらフレーム形状が関係しているようで、フレームの角が削られていて丸みを帯びており、それが空気抵抗を軽減してくれているのは一目瞭然です。
またフェイスの一番下、スロート部の上にあたるところは、更にフレームが細くなっています。
この部分にいたっては、スイングしなくてもわかるぐらいの空気抵抗レスなフレーム形状です。
これによって間違いなくスイングスピードUPは自ずとされていくことでしょう。

フェイスサイズは100平方インチですので、コントロール性を損なわれるほどの大きさでもなく、昨今では厳しい大きさではないと思います。
私的には空気抵抗が軽減されていることと、扱いやすいスペックであることから、100平方インチのラケットを使用したときの中ではかなりミスヒットの軽減にも繋がったのだとも。
この操作性の高さが、トップスピン、スライス、ボレー、スマッシュに対するラケットセットの早さをアシストしてくれて、心地良いオンコートとなったのは事実です。

フレーム自体はかなりのハイパワーな部類であり、フレーム厚22mm〜26mmあるだけのパワーが備わっています。
フェイス部が最も厚いので、ボールを弾くパワーが高く、アバウトな言い方ですと勝手にシャープなボールがいってくれます。
フレームが撓って飛ばすわけではなく、フレームの強靭さが弾き返してくれるという感じです。
ですので球離れは早いと思いますが、私が苦手なボレーやスマッシュなどのネットで必要なショットに必要なシャープさが生まれてきます。

またこのガンマのラケット全体に言えることなのですが、グリップの元巻きの接ぎ合わさっている部分がへっこんでいて、持ったときに指が引っかかりやすくなっています。
これはオーバーグリップを巻いたとしてもその凹みを感じ取れ、ラケットとの一体感が高まりました。
大昔、ウッドラケットの時代にこのグリップ形状はありました。
当時はオーバーグリップもなく、元巻きは革で滑りやすかったので取った策でしょうが、現代のスピードテニスにグリップチェンジを追いつかせるのには良い形状だなぁっと。

DSC01631さてターゲットですが、個人的には最近ラケットを重いなぁと感じるようになった男性プレーヤーか、ある程度のキャリアがあり、ベースラインからガンガンハードヒットしていく女性プレーヤーにヒットすると思います。
このRZR100はしっかりとしたスイングワークをお持ちでないと、スイングスピードを上げ易いフレーム形状と、ボールを弾くパワーが高いフレームの良さをお感じいただけないと思います。
まだスイングがしっかりしていない方がお使いになられると、振り易いんだけど当たりが硬いんだよねぇ、となってしまうと思われるからです。

今発売されているラケットの中では一線を画す打感となるでしょう。
これは5モデル全てに言えることです。
操作性+フレームパワーで、「今一度」素早いラケットワークとシャープなボールを取り戻してみませんか?
是非叩き込んじゃってください。

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masupyu at 20:40|PermalinkComments(2)トアルソン 

2012年11月08日

ブリヂストン X-BLADE 310

img59675817まったくの私事ですが、現在私がメインとして手にしているラケットがこのNEW X-BLADE 310となります。
旧X-BLADE 310とスペック的には変更がなく、多少の味付けが変わるぐらいだろうと思っていたのですが、結論から言うと大改革をしています。
ですので旧X-BLADE 310のNEWバージョンというお考えで安易にお買い求めになるとしっぺ返しを食らうかと。

まずはその変更のないスペック。
平均重量はその名のとおり310g、平均バランスは310mm。
適度に重みがあり、トップライトなため、しっかりとしたスイングワークをお持ちの方なら振りやすさを感じられることでしょう。
フェイスサイズは98平方インチであるので、昨今のツアー系では厳しい大きさではありません。
フラットで引っ叩いても、グリッとスピンをかけても扱いやすいフェイスサイズであり、おそらく本ブログをご覧いただいている方々の大半の方がご承知の使用感と大差なしです。

では旧X-BLADE 310とどう違うのか?
旧モデルはヒットした瞬間のボールをホールドする感覚がフレームからすぐさま伝わってきていました。
特にこの310はフェイス部でボールをくわえ込む感覚が感じやすく、その球持ちの長さを打ちながら感じとれる柔らかさがありました。

ところがNEW X-BLADE 310は、ボールをくわえ込んでいるのは理解できるのですが、どこでどうフレームが撓っているのかがわかりません。
私如きではフレームの撓りを感じ取ることができなかったのです。
でもヒットしたときにボールをホールドしてる事実は、ボールが離れていく瞬間に感じ取れるのです。
これにはどうも新しく採用された「ナスロンブレード」というのが関係していたようです。
このナスロンブレードは「金属の強靭さを持ちながら、しなやかさを持ち合わせる素材」と紹介されています。
このお陰で旧モデルより明らかにフレームが硬く仕上がっています。

ただ硬いと言っても厚ラケのような硬さではなく、旧モデルより若干撓りが抑えられたという程度です。
そしてナスロンブレードが採用されたのはどうやらフェイス部のようで、面の安定性は旧モデルより格段に高くなっています。
馬鹿っ速いサーブに対しても面がぶれることなく、弾かれることもなく、しっかりとブロックできました。
つまり若干撓りは減ったよう感じはするものの、面の安定性が更に高まり、ピンポイントで狙えるコントロール性の高さは間違いなくアップしています。

スイートスポット的には98平方インチあるのにそれより小さいフェイスサイズのラケットで打っているような感じですが、実際は98平方インチあるのでボールをヒットするのはサイズどおりのそれなのです。
90平方インチくらいのモデルよりはミスヒットを軽減できるのに、スイートスポットは90平方インチくらいのものようである。
このナスロンを採用したことにより、更にツアー系のシビアさが吹き込まれた様相でした。

では硬くなったのなら嫌な振動が増えるのでは?と思われるでしょうが、これまた新採用であるグリップ部に埋め込まれている「セプトン」が効力を発揮し、かなりの振動を減退させてくれています。
ですので嫌な振動は皆無とお考えください。
最近はポリ系などストリングも硬くなり始めてきています。
ストリングに振動止めをつけただけでは回避できない振動を、ラケットの中に埋め込まれているセプトンでも取ってしまおうというのは画期的なことだったのかもしれませんね。

DSC01461今回のモデルチェンジは一見スペックはそのままにチョロッとだけチョイ足し食材を入れた感じでしたが、物凄く大きな変革がもたらされていました。
打感等は更にシビアになり上級者が求める当たりやコントロール性を高められているのですが、意外と上級者が回避できない体への負担を軽減してくれているモデルに仕上がっています。
個人的にはW社の名器であるプロス○ッフの打感に近く感じ、それが現代の高速テニスにマッチするような足付けが施されているモデルだなぁと思いました。

とにかくボールが浮きません!
フレーム自体はローパワーだとお感じになる方もいらっしゃるとは思いますが、ガンガンヒットされる上級の方に好まれる当たりだと思いますよ。
「上級者限定」でお試しいただくことを推奨いたします。

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masupyu at 21:39|PermalinkComments(15)ブリヂストン 

2012年10月25日

CUSTOM BALANCE

main_visual今回はテニスサポートセンター渋谷店様のご厚意により、フィンランド生まれのカスタムメイドインソール「CUSTOM BALANCE」を作っていただきました。
ここまで人生の半分以上、スポーツに携わってきましたが、インソールを作ったのはまったくもって初めてです。

なんと作成時間は僅か10分ほど。
こんな短時間で自分の足型に合うソールができてしまうことに吃驚。

DSC01312まず作成用の機械の上に素足で乗って足の形を計測します。
足の形をウェブカメラで撮影し、その画像をパソコンで見てみたのですが、やはりスポーツをしているとはいえ、あまり一生懸命さが伝わらない足の形で、
本来スポーツをやりこんでいられる方がピンと張っていなきゃいけない足裏の筋肉が、私はダラッとしていたようです・・・。

その後、専用ヒーターでインソールを加熱して柔らかくし、その上に乗ります。
指示されるとおりに体重をかけて、ソールに自分の足型をつけていきます。

DSC0132011最後に専門スタッフの方が更に足型に合わせていき完成です。
出来上がった数分後にはソールがカチカチに硬くなっていて、自分の足型をそのまま作ってくれています。

いざソールを入れ、オンコートで使用してみると!

まずシューズとの一体感が生まれ、シューズ自体がカスタムメイドのようにジャストフィットしてくれます。
それまでも意外と私の足にはマッチしていたシューズだったのですが、それこそ空気が漏れる隙間がないくらいの一体感です。

この恩恵がすぐさま感じ取れるのは、横に振られたとき。
どんなにシューズと一体感があっても、横に振られると体重がかかるのでシューズ自体が撓り、足首が持っていかれます。
これが不思議なことに減少されるんですよねぇ。
シューズの外側は何ら変わりないのに、このCUSTOM BALANCEを入れただけで、です。

ですので、ストップ&ダッシュは間違いなく速くなると思います。
どうしてもサイドに振られシューズが撓ると、それを元に戻してから次のポジションに行こうとするので多少のロスタイムが生じることでしょう。
別に正確に測ったわけではありませんが、よくスーパースローみたいな映像を見るとそんなことがありますよねぇ。
そのロスタイムが少しはなくなっているのでは?と感じます。

DSC01308最近歳のせいか、もしくは自身の運動能力低下のせいか、逆をつかれると戻れないことが多々あります。
オムニやクレーならまだしも、ハードでも戻りが遅くなったようで・・・。

そんな戻るという動作が間違いなく早くなっているような気がします。
「では、どれくらい?」と聞かれても、あくまでも自分自身しか感じられない感覚なので、明確に表現できなくてスイマセン。

個人的に一番効果を感じたのは、テニスとはかけ離れてしまいますが「立ち仕事」の時だと思いました。
弊社イベントのときに、6時間ぐらい立ちっぱなしで運営している時もあるのですが、そのようなときには必ずといって良いほど、終了後に足の裏を攣ったような感覚に陥ります。
足自体もパンパンなのですが、とにかくこの足裏を攣ったような感覚が一番辛いのです。

ところがCUSTOM BALANCEを装着して運営していると、終了後に従来のその感覚が現れなかったのです。
これはお世辞抜きに効果覿面でした。
しかもふくらはぎなどにもいつもの張りがなく、疲れもかなり軽減されました。
足裏がソールとジャストフィットしているだけで、こんなにも疲れないのであれば、もっと早く作っておけば良かったかと・・・。

これだけ助けてくれるカスタムメイドインソールが、なんと8925円で出来てしまうのも有難い点です。
もちろんこればっかりは通販っていう訳にはいかないので、是非今回私が作成したテニスサポートセンターさんに行ってみて下さい。

私的に今ではトーナメント運営に欠かせないソールとなってしまいました。
オンコートでは皆さんのように真面目にプレーできていない私ですから説得力に欠けると思いますが、そんな皆さんにはプロ選手の目から見たインプレが書かれているブログがあります。
そちらをご覧になることを推奨します。

DSC01341111弊社所属プロである赤羽毅朗のブログです。
今回このインソールを私は購入させていただきましたが、赤羽毅朗はプロテニス選手として初めて提供していただくことになりました。
ハードな動きも満足にできない私ですので、CUSTOM BALANCEを装着した使用感は赤羽毅朗に丸投げします。
本ブログをご覧頂く方々はかなりの頻度でプレーされている方でしょうから、是非そちらもご覧頂くことをお薦めします。

以上、赤羽毅朗のコーチを務めている増田英明がお送りしました。

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masupyu at 18:10|PermalinkComments(0)others 

2012年10月11日

ブリヂストン X-BLADE 295

img59675818今秋にモデルチェンジをしたブリヂストンのX-BLADEシリーズ。
その中でも中間的な位置にあるX-BLADE 295のインプレとなります。
前シリーズ同様のラインナップとなっているNEW X-BLADE。
295という数字は平均重量を表しています。
つまり295g。
平均バランスは320mmと操作性の高いスペックです。
これぐらいのスペックですと、ツアー系とはいえ男性はさることながら、しっかりとしたスイングワークをお持ちの女性の方にもお使いいただけることでしょう。
フレーム厚が22mm〜23mmと少々厚めであるので、ボールを飛ばすパワーも申し分なく、ツアー系としてはかなり扱い易い部類です。

フェイスサイズは100平方インチなので大過ぎず小さ過ぎず。
ボールにスピンをかけるのには充分な大きさであり、ボレー等のミスヒットを軽減してくれるのにも充分です。
前モデルをお使いの方はご存知かと思いますが、何をするにもそつなくこなしてくれます。
シリーズ中最も癖のない操作性は前モデルをそのまま引き継いでいる感じでした。

もとからX-BLADEはフレームの撓りがほど良くあり、どのモデルもボールのホールド感は高いラケットです。
「325」「315」「310」という更にツアー系を極めているモデルよりは多少球離れが速いですが、物凄く弾くというわけではないのでコントロール性が損なわれるわけではありません。

ここまでは前モデルと同様のインプレになってしまいます。
もちろんスペックは変化なしでのモデルチェンジなので当たり前なのですが、問題は新シリーズに用いられたその素材たち。

まずフェイス部に搭載された「ナスロンブレード」という素材。
はっきり言ってこの素材の詳細は知り得ませんが、間違いなく「シャッキリ感」をプラスしてくれています。
それまでのX-BLADEの撓りはそのままに、余計な面ブレを押さえてくれているような感じがして、スイートスポットがほんの少しだけ小さくなっているように感じました。
そのお陰で、選手クラスの速くて重い球に対しても弾かれにくく、フレーム自体が打ち負けないように「踏ん張って」くれている感覚を得れたのです。
この面の安定性が前モデルよりコントロール性を高めてくれて、ストローク、ボレーともに更に思い描いているところにボールを運ぶ能力をUPさせてくれているのは間違いないでしょう。

ただ前モデルよりフレームの硬質感もUPされているように感じましたので、ミスヒットに関してはシビアになってしまったかな?と思っていると、それがそうでもありません。
これはDual Coil SPTより用いられた「セプトン」という振動減退性に優れている素材がグリップ部に搭載されているので、フレーム近くで打ってしまったときの振動も軽減してくれています。

DSC01271個人的な意見ですが、このX-BLADE 295には振動止めが付属されているのですがあまり必要ないかもしれませんねぇ。
とりあえず30年近くテニスをしてきた私ですと、振動止めがヒットしたときのアバウト感をプラスしてしまうので、リアルな打球感を得るのにはセプトンだけで充分な感じでした。
もし貴方が体の一部を故障されているのであれば、振動止めとセプトンとの二重の振動吸収でプレーされるのが宜しいかと。
こればかりは個人の感覚の問題なので、あくまでも私の個人的意見としてとめておいてください。

さて、問題のターゲットですが!
X-BLADEシリーズの中では楽な部類だと思いますが、やはりツアー系はツアー系。
ラケットに操作性の高さを求め、オールラウンドなプレーを心掛けている方に推奨します。
男性ですと、ベースラインからガンガン打つだけではなく、アプローチにスライスを混ぜて、最終的にはご自身の動きを優先した上でボレー&スマッシュでポイントゲットされる方。
女性ですと、しっかりとしたスイングワークをお持ちで、ストローク、ボレーもそつなくこなせて、トーナメントに積極的に参加されるレベルの方。

かなり扱い易いので、物足りないなんて言わないでくださいね。
1日に数セット戦うのには格好の武器になると思いますよ。

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masupyu at 19:25|PermalinkComments(9)ブリヂストン 

2012年09月27日

Alien Tennis Strings ブラックダイヤモンド

0050010000012(株)パックスコーポレーション様のご厚意により、日本初上陸のNEWストリング、エイリアンストリング社のブラックダイヤモンドをテストさせていただきました。
エイリアンストリング?
はい、私も今回始めて耳にしたメーカーさんです。
日本での販売元さんからは「耐久性が高く、スピン性能も高い」というふれこみがありましたので、それなりにその手のポリのイメージをもってテストを開始しましたが!

私程度ですと、ポリ系のストリングを打つのには多少体が温まらないとつらいものがあります。
ヒットした瞬間の振動に体が耐えられないというか、ついていかないというか。
しかしこのブラックダイヤモンド。
吃驚するほどすんなりとヒットすることができました。
そう、物凄く当たりが柔らかく感じるのです。
昨今はポリ系の当たりもかなり柔らかくなってきましたが、それらの比ではありません。
柔らかめのモノのストリングと同等の打感であり、ストリング自体の撓りはかなり高いレベルです。

そのお陰で、ヒットした瞬間のホールド感の高さは、下手したらモノストリングのどれよりも上を行っているのでは?とさえ思ってしまいます。
ストロークでハードヒットしてもボールとの接触時間が長いので、高レベルのコントロール性を得れることができます。
ボレーでも相手のショットが如何に速くても、一度しっかりとくわえ込んでくれるのでフォロースルーの方向にボールを運ぶことを容易にしてくれます。

つまりストリングがボールに絡みつく(?)感じが手に伝わってくるので、必然的にスピン性能も高くなります。
擦ってるなぁという感触が瞬時にわかるのって凄いですよねぇ。
その感覚が得れるのです。

そしてポリ系としては珍しく、ストリング自体の撓りがかなりあるので、ヒットしてから押し出そうとするパワーが高レベルで生まれてきます。
硬めのストリングの弾くパワーとは真逆で、ボールをくわえ込んでから元の状態に戻ろうとするパワーがボールを快適に飛ばしてくれるので、パワーアシストも申し分なしです。

モノやマルチからポリへの移行を考えていらっしゃる方には、違和感なくお使いいただけるストリングとなることでしょう。
約一ヶ月のテスト期間を経ましたが、このパワーアシストはまだ全然消えていません。
「柔らかいから切れにくい」ということだけではなく、反発力もまだまだ維持しているので肘や腕への負担も自ずと軽減されると思います。

ゲージも1.30mmですが、もっと細いゲージのような感覚を得れるのは私だけでしょうか?
こればっかりはご意見も色々あるでしょう。

DSC01198そんな貴兄に朗報!!
なんとこのブラックダイヤモンド。
今なら下記サイトでモニター募集しています!
http://lifegear.free.makeshop.jp/shopdetail/005001000001/

ただし、このブラックダイヤモンドの長さは11.73m。
既存のものより少し短めです。
ということは、フェイスサイズがでかいと厳しいかもしれませんねぇ。
でもこの手のストリングに興味がある方はツアー系のラケットを使用されているでしょうから問題ありませんかっ。

流行のブラックというカラーリングより、エイリアンという社名より、ブラックダイヤモンドという商品名より、かなりの親近感が沸くストリングです。
上代も取扱先もまだ未定のようですが、是非是非巷に出回って欲しい商品だと思いました。

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masupyu at 17:36|PermalinkComments(9)others 

2012年09月06日

プリンス EXO3 Harrier 100

harr100今回は東宝調布スポーツパークさんに常設されているプリントのラケットの中から、EXO3 Harrier 100をお借りしてテストさせていただきました。
あらためてラケットって凄いなぁと思ったのですが、このEXO3 Harrier 100はほぼパボラのビュアドラと同スペックです。
なのに打ってみると全然違うんですよねぇ。
今更ながらメーカーさんの開発力ってのに感心してしまいます。

平均重量300g、平均バランス320mm、フェイスサイズは100平方インチ、ストリングパターン16×19、最大フレーム厚26mm。
ここらはまったくビュアドラと一緒です。
ただやはりオースリーは空気抵抗が少なくなる分、バランス以上の振り易さがあり、振ってみた感触はビュアドラとEXO3 Harrier 100では大きく異なります。
バランス320mmは物凄くトップライトというわけではありませんが、とにかくラケットヘッドの抜けは秀逸。
オースリーテクノロジーの特徴はよくでています。

打感は昨今のプリンスのツアー系ラケットの中では硬めだと思います。
もちろんツアー系ですからある程度のスイングスピードでヒットした上での話しですが、スピン系のものについては薄い当たりでもボールがしっかりと飛んでくれるのです。
チョリッとボールを擦っただけでも当たり以上の飛びが出るので、最大フレーム厚26mmの効果はバッチリ出ているということです。
これは筋骨隆々ではない方が、パワーアシストを得るのには充分な球離れの早さといえるでしょう。

その恩恵はボレーにも顕著に現れ、大袈裟に言えばラケットをセットするだけでシャープなボレーを打つことができます。
ボールとのコンタクトが短いショットは、自身のパワー以上のボールを放ってくれるので、ボレーはもちろんですがフラットサーブの初速アップにも一役買ってくれています。
とにかく弾きたい方にはこの上ないフレームパワーを感じられることだと思います。

DSC01157ただ球離れが早いということはホールド感の面では劣ってしまいます。
ボールを手元に引き込んでヒットした瞬間にホールドする感触を求められている方にはコントロール性が損なわれると思われてしまうでしょう。
またボールを厚い当たりでしばきあげてヒットする方には間違いなく飛びすぎという症状に陥ってしまうでしょう。

ですのでツアー系とはいえかなりのハイパワーフレームなので、ターゲットは狭い範囲になってしまうと思います。

個人的にはベースラインからとにかくグリグリスピンをかける方で、当たりの薄さが災いとなりバウンド地点が浅くなってしまうそこの貴方。
当たりが薄くても相手のベースライン近くまで今と同じスイングでボールを運んでくれますよ!

バックハンドのスライスが当てチョンしかできず、飛ばない滑らないとお嘆きの貴方。
当てチョンでも吃驚するぐらい滑りますよ!

またビュアドラスペックぐらいの重さがないと逆に振り辛いと言う女性プレーヤー。
でもツアー系じゃやはり飛ばない・・・なんて悩まれていたら、このEXO3 Harrier 100をお試しください。
飛ばせてくれます!

最近のオースリーは段々とホールド感やフレームの撓りが強くなってきていたように感じましたが、久々にオースリーが世に出てきた頃の初期のフレームパワーをEXO3 Harrier 100では感じ取ることができました。
おそらくこれくらいのスペックのモデルの中では、一番パワーがあるラケットだと思います。

薄い当たりでもヘビースピン。
ほんの少しのハンドアクションでシャープなボレー。
パワー不足にお嘆きの貴兄にお薦めします。

DSC01186余談ですがテスト終了後に、昨月の月刊スマッシュの巻頭カラーでレッスン記事を書いていた、プリンス契約の野口正裕コーチがいたので一緒に写真を撮りました。
試合に出られる方や、ジュニア選手等に、熱のこもったとても良いlessonをするコーチです。
もしご興味があおりでしたら東宝調布スポーツパークさんまで。

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masupyu at 14:58|PermalinkComments(2)プリンス