篠笛の唄用の笛を作るときの問題点!
つまり、どこまでが音程の許容範囲なのか・・・と言うことですが?

P1050476

私ども笛師は、感には頼らず正確に調律をするためにはチューナーを使用しております。
チュウ―ナーで一孔一孔、一音一音確認し微調整を繰り返しながら更に全体の調子、音程を整えていくのですが、これが吹く息の強さ、弱さ、唄口と唇の角度によっては+−30セントは違ってきます。

極々軽く息を吹き込み、口の形、唇も自然な感じで音を出し、音程をチックします。ところがこれでも気温や湿度の気象条件の影響で微妙に変化をするものです。気温が10度変われば半音変わると言われているくらいです。

つまり。笛師はどのような悪条件であろうと正常な状態で笛を吹き、音を出し調律する必要があります。その為にはどのような状況化でも簡単に音を出せることが最低条件です。また、単に音さえ出れば良い鳴りさえすれば良いと言うものでもありません。これに音色の良し悪しが加わってきますので更に難しくなります?

西洋楽器の木管楽器や金管楽器は音程の上がり下がりを微調整できるようになっておりますが、こと篠笛に関してはそのような機能はほとんどついておりません。
個人演奏などをする場合にはさほど問題ではありませんが、これが他の楽器との合奏や大集団で演奏するとなると問題が生じてきます。

では、これらをどう解決すれば良いのか?

今の所は各個人が他の楽器の音を良く聞き、唇の当て具合で角度を調整して合わせるしか方法はないのが現状です。しかしこれもある程度のレベルに達していないと難しいですね。

私ども笛師の所にはこれらの問題で音が高い低いとの問い合わせが数の中には数件あることも事実です。

・・・と言うことで今日も朝からせっせと笛作りを始めております。

 では・・・・

bitm7ap