以前もこのブログに書いたことがありますが、最近の古典調、厳密に言えばお囃子用の篠笛のことですが郷土色が失われて画一化されてきている感じがしますね?

 

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 勿論、最近では笛を作る人はほとんどが笛師さんか数名の篠笛愛好家が趣味で作るくらいですからね・・
 ・・・と言う私も暇つぶしに趣味で笛作りをしたのが始まりでしたが!!!

 
 もともとは農家の器用な人がお祭りなどが近づいて来ると笛作りを始めお囃子などに備えたそうですが、私の若い頃でもそう言った人はおらず、町内の楽器店から購入しておりました。しかも、当時はいっぱい展示してありました。
 
 ところが、最近の楽器店にはほとんどが置いてありません。
 お店にお願いして取り寄せるか、ネット通販しかないのです。
 
  まだまだ全国には由緒ある郷土芸能やお祭りが盛んなところがたくさんあります。
 しかし、現在使われているお囃子用篠笛は獅子田の笛師さんの作がほとんどの感じがしますね。
  
 地元で笛を作る人がいなくなってしまっているのですからやむいないことですが・・・

と、言うことで私の所にもお囃子用篠笛の依頼が多く来ますが、例えば同じ六本調子の場合、基準になるのが獅子田の音程になります。つまり、これと同じか低いとか高くなります。

 
 基本的な音程は唄用(平均律・ドレミ調)より半音程高くなります。また指孔がほぼ均等な大きさ、または第三孔あたりから第一孔にかけ指孔の位置が徐々に近くなります。

 
 では、本来の古典調はと言いますと、平均律(ドレミ調)と比べた場合、基本的な音程はほぼ同じ、第四孔が高く、第三孔が低くなり残りの指孔の音程は一緒になります。これですと尺八や三味線にも合うようになります。

 
 篠笛の音程はチョットした息使いや口元の角度加減で上がり下がりがしますので、昔は演奏技術でカバーしていたのですが現在では通用しなくなってきています。
   
 

では・・・