客さまから、篠笛を使用した後の手入れ仕方について問い合わせを頂くことがあります。
お客様にとって大切な笛ですので、末永く大切に使いたいと言う気持ちがひしひしと伝わってきます。
勿論良いことですね。

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結論を先に言いますと、そうあまり気にする必要はありません。


当工房の篠笛は全て燻し煤竹を使用しておりますので過激な試練を数回受けております。
更に筒内は工芸用漆を5〜6回塗りますし、表面も軽く数回拭き漆をかけております。

以外かと思われますが、巻きを施すための溝(堀)にもしっかり塗っています。

ですので、篠笛の使用後はハンカチやタオルの上で軽くトントンとたたき、筒内の水滴を落とすくらいで良いのです。
表面も軽く乾いた布類(ハンカチ・タオル等)で拭きとるだけで良いです。


中には筒内に糸を通した布を入れて筒内の水分を拭き取る人もいるようですが、ここまでにする必要はないかと思います。
むしろ、筒内の塗料が早く剥げてしまったり、うっかり唄口を痛めてしまうおそれがあります。


篠笛の取って要注意は急激な環境の変化です。
冬場の過乾燥、つまりストーブやエヤコンと言った暖房器の前、夏場には車のフロントへの置き忘れ、直射日光、これらが一番の原因が考えられます。


また、梅雨の時期に長く使用していないと手垢や手油によってカビがはいることがあります。
これらは水洗いをして乾いた布類で拭き取れば、そう心配はありません。


ほとんど使用しているときに割れると言うことはありません。
問題は長く使用せずほったらかしになっていて、あとから気づきことです。


一番良い、篠笛の手入れの仕方は毎日手にとり、吹くことですね。


では・・・・


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