トリ猫家族

TVドラマや映画のあらすじや感想、ときどき同居猫のことなど・・。

「重版出来!」 第7話 天才 VS 凡人・・・マンガの神様に愛されたい!

 自分が神様に選ばれない存在だと知るのは辛いことだ。
でも、本当は選ばれなかった訳じゃない。
自分が選んでいなかった。

 いつか描こう・・・
いつか勝負をしよう・・・
いつかわかってくれる人が現れる・・
「いつか」は自分が一歩踏み出さないと永遠に来ない。
「いつか」と言っている時点で自分の本気を捨ててしまっている。

 20年・・・十分すぎる準備期間を終える決意をさせたのは中田(永山絢斗)。
それは彼が、沼田が見ないことにしてきた嫉妬や闘争心を掻き立てたから。
無防備なほど「自分」であり続ける中田の姿を見て、
「自分」から逃げることにうまくなっていた自身に気づかせられた。

『ずっと漫画のことだけを考えていた。
子供の頃から。365日。24時間。
幸せだった。現実なんていらなかった。
ただ漫画の中だけで生きていたかった』


 これは挫折ではない。
沼田は長い夢から覚めたのかもしれない。長くて楽しい夢・・・
そして今、現実を生きている。地に足をつけて。
描くことを楽しんでいるような絵と『今年も続々 新酒出来!』の文字が
これからの沼田の人生を現していると思った。
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 さて、『バイブル』編集部ではインターネットユーザーの取り込みを図るために全員でSNSを始めたのよね。
その内容は・・・

 壬生(荒川良々)は主に食べたもの報告。

 五百旗頭(オダギリジョー)は業務連絡的な内容(ex. 「『ドラゴン急流』4巻本日発売となりました」「今日は天気がいいです」「亀を見ました」でそうで・・・
「つまらねぇ・・・ひたすらつまらねぇ!」壬生

 安井(安田顕)はさすがに慣れてる。主に娘の成長記録なのかしら・・・
なにげに同僚に「いいね」強要・・・
でも一番人気でじわじわとフォロワー数を増やしているんだって〜。

 阪神の応援ツイートをしていた和田編集長(松重豊)は巨人ファンに絡まれてケンカになり炎上。
まとめサイトまで作られたそうな。ストレスだね〜( ̄∇ ̄;)
 
 そして心(黒木華)は「@小熊」で担当の高畑先生(滝藤賢一)や中田のことをつぶやいている。
以外なことに中田への応援コメントが結構来るんだと。

 その中田は三蔵山先生(小日向文世)の所でお世話になっているのだが、
奥さんの時枝さん(千葉雅子)にどう接していいかわからず失礼な態度を取っていた。しかも失礼だという自覚もない。

 場の空気を常に読み雰囲気が悪くなるとさりげなくフォロー、
険悪になった後は時枝をいたわるだけでなく、
中田にもしっかり指導をいれる沼田(ムロツヨシ)。

 中田は祖父に育てられたんだけど、母親と暮らしていた時は
犬のように首輪で繋がれ一日1食だったそうな。
壮絶な体験を淡々と話す中田にギョッとする沼田。

「お前・・よくこれまで・・・」沼田
「漫画がありましたから」中田

 中田にとっての漫画は命綱。
彼にとって描くことは生きることなのだと沼田は改めて知った。
回りへの気遣い中心に生きている自分とは正反対に常に自分の世界に没頭し
自分中心に生きている中田の存在は新鮮でありながら脅威だったはず。

 仕事場に来た心にネームノートを見せたくて座っている沼田にぶつかったのにも気づかない中田。
長嶋も打順が来ると、頭の中はホームランのことだけになるから他の選手の足踏んづけたことにも気づかないって一茂も言ってたもんね〜
天才って頭の中の優先順位がないっていうか、だからこそすごい集中力を発揮することができるんだろうけど、知らないうちにもめ事作っちゃいそうだよね。


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「トットてれび」 第4話 徹子、変身!玉ねぎヘア誕生 

『今日はテレビが白黒からカラーになった頃のお話』

 オープニング、徹子(満島ひかり)が司会をしていた『はてな劇場』でも
パンダの特集をしていましたが、徹子さんと言えばパンダですよね〜
TVを見続けている人ならパンダの画像を見ていると自動的にに徹子さんが思い浮かぶぐらい刷り込まれてる。
ドラマで再現しているように、TVで初めてパンダを紹介したのも徹子さんなのかしら・・?

 ネット情報(@『しらべぇ』)によると徹子さんが初めてパンダを知ったのは小学校に上がる前。
カメラマンだった叔父さんのアメリカ土産にもらったぬいぐるみだったそうな。
熊だか猫だかよくわかんない生き物に惹かれて以来、徹子さんにとってパンダは
ずっとアイドルであり、お守りのような存在でもあったのかな。
だから、この番組の語りをしているのもパンダ(声・小泉今日子)。

 今回は徹子が出会った大好きな人達のエピソードも満載ですぞ。
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 昭和38年(1964年)、31歳になった徹子はTVの中で相変わらず忙しい日々を送っていた。

『東京オリンピックをきっかけにカラーテレビは爆発的に普及した。
民放各局も次々と開局。ドラマの仕事は山のように増えた。
テレビドラマは、やっと生放送から収録になり撮影時間はすごく延びた』


 そっか〜
生放送ならリハーサルと本番だけだけど、撮り直しができるようになったからTV局にいる時間はさらに伸びたのね〜


 王さん(松重豊)のお店もカラーテレビ導入。
相変わらず店の中心にテレビがあります。

『沢村さんとは共演が多かったので、トットちゃんは
ふだんから母さんと呼ぶようになった』


 ドラマ収録中に布団に寝ている沢村貞子さん(岸本加世子)の顔に和室用の照明の枠みたいのが落下。
結構な衝撃だったからスタッフが大慌てして救急車呼ぼうとしたんだけど・・・

「ちょっと、待って待って!
そんな事より(顔が)腫れてくる前に今日の分撮りましょう。
何モタモタしてんの!早く早く!ほらほら、早くして!」
沢村

 かっけえ〜!さすがプロ。
そういえば沢村貞子さんを主人公にした朝ドラもあったねぇ・・・
『おていちゃん』・・・見てたよ〜


 収録が終わったら、沢村さんは楽屋で自分のレシピノート(日付と作ったものと材料が書いてあるもの)を見ながら、今晩のメニューを考えていた。

「毎晩、帰ってからご飯作ってるの?」徹子
「私にはとうさんがいるでしょ。
だからね、家の事70%、仕事30%でやってんのよ。それでいいの」沢村
「ふ〜ん・・・」
「もしかしたらさ、女優はいつかやめるかもしれないけど
とうさんの妻である事はやめないって決めてるから。
そっちの方が大事だから」

 女優という仕事をプロフェッショナルにやり遂げながらも
夫との暮らしを大切にする生活人としての沢村さんを尊敬するうちに
徹子も自分の生活というものを考えるようになったのかもしれませんなぁ・・・


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「重版出来!」 第6話 勝ち続ける仕事術・・・新人ツブシの秘密とは?

 編集部の汚れ仕事を引き受けている安井(安田顕)・・・
それもまた『バイブス』への愛。
もちろん犠牲精神だけじゃないだろう。
家庭人として編集者として悩んだ末に彼が選んだ仕事のスタイル。

 ずっと嫌味なスネ夫だと思ってきた安井が初めてカッコよく見えた。
憎まれようと蔑まれようと、決して雑誌をつぶさない。
そのためならヒールになって稼ぎ続ける。
いつものように冷めた表情で定刻に退社する安井の背中から
仕事人としての誇りと覚悟が伝わってきたよ。
ラストのアカウント削除の潔かったのぅ・・

 そして、そんな安井の思いをちゃんとわかって感謝する和田編集長もさすが。

「安井、いつもありがとな。
お前が確実に稼いでくれるおかげで他の作品で冒険できる。
勝負するところで勝負できてんだ」和田(松重豊)
「給料分の仕事を してるだけです」安井

 誰が正しくて誰が間違っているとかじゃない。
みんな葛藤しながら自分の信じる道を歩いて行こうとしている。
それぞれの覚悟にこちらの胸も熱くなっただよ。

 でも、いつか安井が本当にやりたい形で思いっきり
仕事ができる日が来てほしいよね。
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 それでは、振り返ってみますかのぅ・・・
今回は安井のSNSアカウント「編集者残酷物語」のつぶやきを
挟みながらいきますョ〜。

 先週、安井が東江さん(高月彩良)に「今まで描いた分、全部ボツ!」と
宣告した理由ですが・・・
実は『ガールの法則』の映画で主演する茅ケ崎ゆうなの事務所から
主人公のキャラを茅ケ崎ゆうなと同じツインテールにして欲しいと頼まれたからだった。

 何の説明もされず変更を命じられた東江は混乱しつつも、指示された差し迫る締切に間に合うよう必死に描き続けていた。
しかし疑問があっても正月休みで家族で海外へ行っている安井とは連絡が取れず、救いを求め心(黒木華)に電話をしてきた。
心配になった心はすぐに彼女の家を訪ねたさ〜
ほっとした東江は心の顔を見ると泣いてしまったわ〜


「最初は髪形だけを変えればいいと思ったんです。
時間はないけど寝ないでやれば間に合うかなって。
でも、髪形を変えると衣装も合わなくなって、
ルックスが変わるとしぐさも変わるし、
しぐさも変わると構図も変えないと画面のバランスがとれなくて・・・
全部直したいけど時間がないからできなくて・・・」
自分でも納得がいかない・・・(涙
原作がかわいそうで原作の先生にも申し訳なくて
私が描かない方がよかったかもしれません・・・」東江

 失礼ながら東江さんって絵がうまいだけで漫画家としてのセンスってないのかしら・・・・とか思っちゃってたんだけど(ゞ( ̄∇ ̄;)ヲイヲイ )ちゃんと考えてるではないですか〜
そうだよね。髪型だけ変えりゃいいってもんじゃないよね。
東江さんが苦しいのは急な変更でも納期でもなく、納得のいく仕事ができないこと。
そして無念に思いながらもそんな原稿を渡さざるを得ないことだったんだね。


「東江さん、とにかく今はベストを尽くしましょう。
東江さん、東江さんの絵は素敵です
華やかでかっこよくて『ガールの法則』にぴったりです。
締め切りまで あと3日、踏ん張りましょう。
漫画家になりたいっていう東江さんの夢目前なんですから」

「はい」

 ちょっと落ち着いたふうの東江に安堵する心でしたが
安井への怒りがふつふつと湧き上がり抑えられない!
仕事始めで出勤してきた安井に向かっていったさ。
編集部のみなさんは固唾を飲んで見守っております。


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「トットてれび」 第3話 生放送は波乱の連続! 

 いや〜生放送って楽しい!
ディレクターは燃え尽きちゃいそうだけどね・・・( ̄∇ ̄;)
みんなテレビに出演しているというよりも、テレビの中で生活しているって感じ。
その場で瞬間を生きる能力に長けている徹子さんが存在感を示したのは当たり前のことだったのかもしれません。
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 さて、昭和36年(1961年)、28歳になった徹子(満島ひかり)は
バラエティ「夢であいましょう」、ドラマ「若い季節」という2つの生番組で
レギュラーとして活躍していました。

『この頃、テレビは生放送だった。
スマートでおしゃれなバラエティも、人気ドラマも、全部生放送だった。
生放送にハプニングはつきもの。
そこで、スタジオの床には、こんなものがたくさんあった』
語り(小泉今日子)

『終』

「もうさ、生放送でしょ?
ハプニングが続いてね、いよいよ続けられないってなったら、
コレ、やっちゃうの、ハイ!」
伊集院(フロアディレクター)(濱田岳)

 画面に『終』を出して、強制終了しちゃうのね・・( ̄∇ ̄;)ハハ・・
なんだよ〜?!ってなるだろうけど、一部始終見守っていた視聴者は
しかたないね〜って受け入れてたのかもね。


『コントや歌、ダンスなどを組み合わせた音楽バラエティ「夢で会いましょう」。
数々の名曲やスターが生まれました』


 さて、その「夢で会いましょう」のリハーサルが行われております。
ゲストは坂本九(錦戸亮)。
で、いつものように「上を向いて歩こう」を『上ほ向ふひへぇ〜♪ はぁあるこほほほほぉう〜♪ 涙がぁ〜こぼれないよほほほにぃ〜♪』って歌っていたら・・・・
作詞をした永六輔先生(新井浩文)が怒りだしちゃった。

なんだ!その歌い方はっ!!ふざけてるのかい?!君はっ?!
『上ほ向ふひてぇ〜 はぁあるこほほほほぉう』?!
そんな歌詞書いた覚えはないよっ!!」


 リハーサル中断・・・九ちゃん平謝り・・・(* ̄m ̄)プッ
そんなことがあっても2時間後には本番が始まる。
それまでの間、徹子とレギュラーのみんなは王さん(松重豊)の店で晩御飯を食べて過ごすのが恒例だった。


 渥美清(中村獅童)やE・H・エリック(パトリック・ハーラン)、三木のり平(小松和重)、
そして九ちゃんらとのふざけた会話を離れたテーブルから聞いて笑っている向田邦子(ミムラ)。

 脚本家さんって一人作業だから当たり前なんだろうけど、向田さんは特に孤高というイメージが強い。
いつもこの中華飯店の場面では、朗らかで気さくな雰囲気ではあるんだけど、
ミムラさんの向田邦子からは一人で居ることを守る美しさが伝わってくる。
自分に厳しい人だったんだろうな・・と思う。


 そこにクレイジーキャッツのハナ肇(杉山裕之)、植木等(坪倉由幸)、谷啓(谷田部俊)がボヤきながら入ってきた。
明日の「若い季節」の脚本が5枚しかできてないんだって〜

『当時、「夢で会いましょう」のメンバーの多くはドラマ「若い季節」と
掛け持ちで出演していた』


「あ、俺どうせカンペだから、平気平気!」三木
「ですよね〜!」

 NHKへの帰り道、迷い犬に遭遇。
犬と話せるトットの九ちゃんに抱っこされたいという通訳で、わんこは九ちゃんに託された。九ちゃんはそのまま、その犬を抱いて番組に出演したそうな。

 ほのぼのしてるぅ〜
てか、トットが犬と話せるってのが普通に受け入れられてるのが
さすがやねぇ・・(* ̄m ̄)


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「重版出来!」 第5話 運を使いこなせ! なるかド下手新人デビュー

 今回は運の使い方と師匠のお話。
その一例として様々なギャンブルにチャレンジする和田編集長(松重豊)の姿も描かれました。
「社長 久慈勝 伝」もあり、いつもとちょいと違った構成の「重版出来!」でしたぞ。
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 さて、五百旗頭(オダギリジョー)は最近、誰かの視線を感じており、編集部ではストーカー被害疑惑が湧き上がっていた。
って、その時ストーカー候補として「元妻」ってワードが出て、ドキン!
五百旗頭、離婚経験者なのね〜
で、今は独身なのね〜ヾ( 〃∇〃)ツ キャッ!


 実はストーカーは心(黒木華)だった。
五百旗頭を心の師匠と仰ぐ心(ややこしや)は彼を観察することで何とか近づこうとしていたのさ〜
心によると五百旗頭は希に見る善人。
買い物のおつりは必ず募金箱へ入れる。
困っている人がいれば、すかさず助ける。
車が来なくても信号順守。

「あんなに仕事ができる上に尋常じゃないレベルの善人だなんて!」

 編集者としても人間としてもすばらしい!
サウイフモノニ ワタシハナリタイ!!
でも男性としては見ていないらしい・・・( ̄∇ ̄;)

 
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「トットてれび」 第2話 上を向いて歩こう! 

『今日はテレビが始まった頃のお話です。
トットちゃんは、まだ二十歳そこそこだったけれど
ドラマ「ヤン坊ニン坊トン坊」の出演をきっかけに
NHKの3人娘として売り出し中でした』語り(小泉今日子)


 22才の徹子(満島ひかり)はNHK専属女優として売れっ子になっており、
様々な番組で司会を務めるほどになっていました。
オープニングの『夢で会いましょう』では徹子らしいおしゃべりのスタイルが生まれていました。

 当時の番組内容とセットは忠実に再現されているようです。
一升瓶のラベルに出演者の名前が書かれているというのもそのままでしょうか?
今見ると、一升瓶て・・って感じだけど、ユニークですな。

 徹子はNHKに通うのが楽しくてたまらないようです。
ウキウキとした軽い足取り・・・


 さて、3人娘が揃い朝の挨拶をしていると玄関ホールに何やら動きが・・・
多分NHKのお偉いさん達でしょうか。慌てて入口向かって走って行く。
どうやら大物出演者をお迎えに行くようです。

 現れたのは大勢の女優たちを引き連れた森繁(吉田鋼太郎)・・
トット達も物珍しそうに遠くから見つめております。

 私が物心ついてTVを見ていた時には、もう森繁はおじいちゃんだった。
ホントにボケてるのかボケたフリをしているのか
最期までわからんかったゞ( ̄∇ ̄;)ヲイヲイ
つまづいたフリをして女性に支えられる(ボディタッチする)芸(?)はこの頃からだったようです。


 きれいな女優さんたちの数を数えながら徹子が歩いていると、
森繁がステッキで徹子のスカートをめくったぞ。

「これは白だね」森繁

『大物俳優森繁久彌さんの第一印象は近所のちょっとエッチなおじさんだった』

 びっくりしたトットちゃんでしたが、このどこか飄々とした変なおじさんに
自分と似た匂いを感じたのでしょうか。
大人の顔をしているやんちゃ坊主。
この人もテレヴィジョンの中で遊んでいる・・・
陰から森繁を覗くトットちゃんはどこか期待に満ちていました。


『素人同然のトットちゃんにも共演の機会は訪れた。
でも素人も大物もテレビのスタートラインは一緒。
トットちゃんと森繁さんは同期生のようなものだった』


「ねぇ、一回どう?」森繁
「と、おっしゃいますと?」徹子
「キスの事じゃありませんよ」
「・・・(゚∇゚ ;)・・!」

『この森繁さんの「ねぇ、一回どう?」が、それから生涯続くとはまさか思わなかった』

 テレヴィジョンの世界にはいろんな人間がいる。
びっくりすることも多いけど、そのびっくりはトットの心の栄養になっていました。
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「重版出来!」 第4話 目指せ金の卵発掘! 新人ツブシに宣戦布告

 さて、今回は持ち込み見習い修業中の心(黒木華)と漫画家をめざす卵さんたち、そして今までベールに包まれていた編集者・安井(安田顕)の正体発覚!という話。

 「持ち込み」とはなんぞや・・・
自分の描いた原稿を直接編集部に持ち込み、編集者に見てもらうという
描き手にとっては道場破りのような真剣勝負の場。


 心も「持ち込み」初体験。
原稿を見る五百旗頭(オダギリジョー)の隣でメモを取りながら学習中。
本日は3名の持ち込み者がおります。

 いろんな人がいるもんですなぁ・・
初めての編集者に会うんだから持ち込む漫画家さんも緊張しているとは思うけど
二人目の人みたいにあまりにも秘密主義だと話進まないよねぇ・・・( ̄∇ ̄;)
かと言って持ち込みに慣れすぎてる一人目もどうかと思うけど。


 五百旗頭が採用を決めたのは3人目の大塚さん(中川大志)。
彼だけが原稿を読んでいる五百旗頭の反応を読み取ろうと必死だった。
自分の漫画をいいものにしたいという意欲が伝わってくる顔だったもんね。

 五百旗頭のお許しが出たんで、心もめでたく新人発掘デビューすることになりました。
『バイブス』編集部では持ち込み希望者の電話を取ったものが担当するルールになっているんで、電話が鳴ったら心は飛びつくようになりましたとさ。

「黒沢さんが羨ましいです。
僕らが逆立ちしても取り戻せない感覚持ってるんだもんなぁ・・」菊地(永岡佑)
「時代を掴む感性、若い読者に最も近いセンサー・・」五百旗頭

 そうだよねぇ・・・ルーキーだってベテランにはない良さがある。
今を生きている若者としての自然でフレッシュな感覚、
その世界に染まっていないが故の素直なものの見方。
何より新人漫画家のためになりたいという前向きな熱意。


 心が出会った初めての持ち込み漫画家さんは、義父で林業を営んでいたけど婿に家督を譲った後、若い頃の漫画家の夢を叶えようと執筆を開始した78歳の古舘市之進さん。

 画風はほのぼのシュールといいますか・・心によると『のらくろ』?
若者が読者層の『バイブス』向きではないと判断し、シルバー層向けの雑誌に持ち込みするよう提案しました。

 高齢の新人さんに最初は戸惑い、うまいこと言えなかった心でしたが
「何歳だって新人ですよね!
相手がご老人でも本気でぶつからなきゃ失礼ですよね!」

と、自分なりの誠意で向き合おうと行動した心がまぶしかったわ。
こういうところから繋がりができていくんだよね。
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「トットてれび」 第1話 テレビ女優第一号・黒柳徹子の笑いと涙の青春

 あっと言う間の30分でした。
テレヴィジョンというおもちゃ箱の中を期待と好奇心一杯に
戸惑いながらも歩き始めたトットと、
新しい時代を創って行こうというテレビマン達の使命感と
彼らから伝わってくる強いエネルギーがぴったり重なり、
何が起こるんだろう、どんなものを見せてくれるんだろう・・・
初めてテレビと出会った子供のようにドキドキしながら見ていました。

 夢や希望に繋がっているテレビジョンという魔法の箱。
その裏側にはどんな人達がいて・・・いったいどんな思いがあったのかしら・・・
テレビジョンに住む妖怪・・・じゃなくてざしき童?
いやいや、もはや妖精のようにテレヴィジョンと共に生きて来た黒柳徹子さんの物語です。


 さて、昭和15年(1940年)4月。
トットこと黒柳徹子(満島ひかり)は小学校1年生なのに退学になってしまった。
でも母・朝(安田成美)は娘をわかってくれる学校を探すとゆったり構えている。
父・守綱(吉田栄作)も困惑しつつもこんな言葉を徹子に伝えた。
「神様はどんな人間にも飛びぬけた才能を一つ与えてくださっている。
でもたいがいの場合、人間はその才能に気づかず違った職業を選び一生を終わってしまう」

『トットちゃんはお父さんのこの話に自分の生きる道を見つけた思いがして
才能を探した。
クラシックバレエ、絵画、鉄棒、英文タイプ、犬の調教師、
プールの飛び込みの選手・・・
これは最高5mぐらいの所から飛び込んだことがあるが、プールサイドの見物人から
「アンタみたいな恰好で飛び込んで死んだ人がいるよ」と言われてやめた。
競馬の騎手、自転車の曲芸乗り、タップダンス・・・
どれひとつとして才能の片鱗さえ見せてくれるものはなかった・・』


 語りは徹子さんの大好きなパンダ。声は小泉今日子さんですぞ。
小泉さんのおおらかで、すべてを楽しんで受け入れているような雰囲気が
このドラマにぴったり。


 そんなある日、人形劇を初めて見た20歳の徹子は心を奪われた。
でも、自分で人形たちを扱うのは難しそう。
それならせめて子供に絵本を上手に読んであげられるお母さんになりたい。
そのためにはどこで勉強したらいいかしら・・・

 調べるために新聞を開いた徹子は偶然、「テレヴィジョンに備え俳優研究生を募集」というNHKの広告を見つけた。NHKなら上手に絵本を読むことを教えてくれるかもしれない・・そう思ったトットは専属俳優の試験を受けることにした。
そこには6千人以上の応募者がいたそうな。

 まだテレビ放送始まっていないからどんなもんだかもわからないだろうに、
それでもそんなに殺到するとは・・・
みなさんチャレンジャーね。(* ̄m ̄) それともNHKだから?
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「重版出来!」 第3話 天才 VS ド新人編集!先生の信頼を守りたい

 さて、今回は初めて担当漫画をもった心(黒木華)と
編集者として壁にぶち当たってしまった壬生(荒川良々)のお話。


 心が担当することになったのは、にゃんと『バイブス』1、2を争う人気作品である
高畑一寸先生(滝藤賢一)の「ツノひめさま」!
「ツノひめさま」はアニメ化もされており、海外での人気も高いそうな。

 五百旗頭が見出した作家でデビュー第一作が「ツノひめさま」で大ヒット。
以来10年間ずっと『バイブス』の看板作品を描いているんだって〜

 いや〜和田編集長(松重豊)打ってでたね〜
こげな大物をド新人にまかせるとは。(o ̄▽ ̄)ノよっ!太っ腹!!


 もちろん心は気合十分。全力投球。
アオリ(作品の扉や最後のページに入れる短い文章のこと)を一生懸命考え終電を逃し、編集部に泊まってしまいましたとさ。

 『アオリ』は編集者が毎号内容に合わせて考えるんだと。
『作品を盛り立てる装飾であり、編集者の腕の見せ所でもある。
ただし、アオリがうまいからと言って、特に出世はしない』 by 壬生 平太


 打ち込み百本!
心は百本考えたアオリを五百旗頭(オダギリジョー)に見てもらったんだけど、
全部ボツ!

「アオリはさ、俺達編集者から作家へのメッセージでもあるんだよ」

 難しいものです。
そこで麺友でもある隣の先輩、壬生に指導を仰ぐことにしました。


教えてください!
壬生さんの編集道聞きたいです!是非に!!


 食の好みの合う二人、教授は主に食堂で・・・( ̄∇ ̄;)

「アオリってのはな、むやみに煽ればいいってもんじゃねぇ。
次号への興味を持たせつつ、ネタバレしちゃいけねぇし、悪目立ちしてもなんねぇ。
食いもんで言えばマスタードだ。
ちょっと付けて食うと肉の旨味が増す」
壬生
「旨味!!」
「うまみだ」

 心はアオリ修行のために読者アンケートを三か月分(約24000通)読んだんだって〜
「ツノひめさま」の今後を考える上でも参考になったと伝えたら・・・

「バカちん!読者の意見に左右されてどうすんだ?!
俺達はなぁ、読者に媚びを売ったりせず、漫画家と二人三脚で
ひたすらいいもんを創りゃいいんだよ。さすれば結果はついてくる!
・・・・それが・・・編集道だ」

「・・・勉強になります!!」

 てなことを断言した壬生でしたが・・・
担当している成田 メロンヌ先生(要潤)の『黄昏ボンベイ』は読者アンケートの最下位が続き、打ち切りが決まったという・・・
女の子のいるお店に連れて行って気分を盛り上げ、次回作について話そうとしているようですが・・

「壬生・・・成田君つぶすなよ」和田編集長
「|||(-_-;)||||||・・・」壬生

『自分が打ち切りにしておいて・・・!つぶしたのはどっちだ?!』壬生心の叫び

 こりは・・・正念場ですなぁ・・・
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「重版出来!」 第2話 これが僕の仕事だ! 幽霊社員の本気の営業 !

 今回も笑って泣いて元気をもらった、充実した回でした。
ますます心が愛おしく思えてきましたぞ。
そして『バイブス』編集部だけでなく営業部にまで応援の気持ちが広がりました。


 さて、今回は先週ふわぁ〜っと出て来た営業部の小泉 純(坂口健太郎)と
三蔵山先生(小日向文世)の元アシスタントだった八丹先生(前野朋哉)、
そして八丹の担当編集者である菊ちゃんこと菊地(永岡佑)のお話。

 小泉君はコミック担当。
情報誌の編集部希望だったんだけど営業にに配属された。
なぜ自分は選ばれなかったんだろう、いつまで営業にいればいいんだろう・・
そんな思いに囚われ続けて3年・・・
ずっと異動願いを出し続けているそうな。

 その無念な思いはもちろん仕事に反映され、やる気があるんだかないんだか・・
押しも弱いし、そもそも腰が引けてるのが見え見え・・・( ̄∇ ̄;)
書店のみなさんからは『ユーレイ』というあだ名で呼ばれております。


 今日も今日とて重版のかかったオーノ先生のサイン会開催を安井(安田顕)に提案したんだけど、「やらない」と一蹴されとる。
「忙しいから!」

 って、アンタ、今明らかにSNS更新してるじゃん!と思っても言えやしないよ・・・

やらないの!
サイン会なんてギャラも出ないし作家さん疲れるだけなのに
なんで協力しないといけないの?
売るのそっちの仕事でしょ? ( ̄‥ ̄)」安井

 あっさり引き下がる小泉を見ていた心(黒木華)は、つい声をかけてしまいました。

もうひと押し・・・すればどうですか?」心
「え・・?」小泉
「せめて作家さん本人に意志の確認してもらえませんかって」
「いや・・・営業は編集にそこまで口出しできないから・・・」

 そうなのか〜い?( ̄∇ ̄;)
もう最初っから断られるだろうな〜って準備した顔に見えたけどぉ〜


 そして新刊の部決資料(新刊部数決定基礎資料)(過去のデータから今後の売上を予想し各コミックスの発行部数を決める)を和田編集長(松重豊)に渡したら・・・

『ねうねう』初版5千部う?!
NGNG!ありえません!これっぽっちの数字なんて。再検討願いまーす」

と、突っ返されてしまったわぁ〜

 一応小泉も営業部の方針を伝えようとはしたんだけど、聞いてもらえず・・
直接親分に抗議されるという・・・

 営業部長の岡(生瀬勝久)は和田と同期。
やり合うのは毎度のことらしく岡は和田の扱いに慣れている。
決着は部決会議(部数決定会議)へと流れた。

 そもそも部決会議とは・・・
それぞれの部門での単行本発行数を決定する会議だってよ。


「部数を増やしたい編集部と部数を抑えたい営業部との戦いだ」壬生(荒川良々)
「つまり・・・営業部への・・討ち入り・・」

 この時の黒木さんの表情がめっちゃかわいかった・・(* ̄m ̄)プッ

 和田編集長はタマルハイツ氏の「ねうねう」第一巻の発行部数に早速意義を唱えた。
5千部だと全国の書店に行きわたらず、各書店への入荷も少数になるため
「平積み」(表紙を上向きにして並べること)ではなく「棚差し」になっていしまう。
棚差しだと気づかれまま返品になることも多く、
一巻が売れなければ次巻は出せないかもしれない!

 なるほど〜そうだよね〜
よっぽど話題の作品じゃなきゃ途中から読み始める人なんていないもの。
そもそも5千だったら地方になんて回ってこないんぢゃ・・・
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「重版出来!」 第1話 夢を描いて感動を売れ! 涙と勇気がわきだす新人編集者奮闘記!

 おもしろかった!
まずは主人公が周りを無視して暴走するようなキャラではないのに、
ほっ・・ゞ( ̄∇ ̄;)ヲイヲイ
心自身は前向きな情熱を素直に見せる子だけど、
彼女を迎える『バイブス』編集部という器自体におおらかな熱さがあるから
安心して見ていられる。
そして登場人物たちが各々の思いと温度を大切にしながら行動しているのに
ドラマ全体の連帯感がじんわりと伝わってくる。
何より主人公以外のそれぞれの個性をドバーーっと一気に
見せようとするのではなく今後に期待って思わせてくれたことが良かった。
ドラマ自体が持つ清々しくて軽やかなリズム感に気持ち良く乗せられました。

 これはもちろん視聴決定。
記事も書いていきたいと思います。
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 さて・・・『重版出来(じゅうはんしゅったい)』とは・・・
『出版業界の全員が幸せになれる言葉』だそうな・・・
その意味はラストにわかりました。

 それでは振り返ってみましょう。
日体大に通っており柔道のオリンピック代表候補だった主人公の黒沢心(黒木華)は
試合中の膝の負傷で柔道の道を諦めることになった。
そして20社を超える企業の面接に落ちたのち大手出版社・興都館(こうとかん)の最終面接に臨んだ。

 この面接の場面から魅せてくれたね〜
心はここにきて『面接は柔道と同じだ』という学びを得ていた。

『たった10人の採用。私は回りを蹴落とすんじゃない。
10人に選ばれる!』

『慣れると見えてくる。相手の心の動き、息遣い。
技は相手が息を吐くと同時に仕掛ける』


 面接会場に行く途中にお掃除のおじさんがいるんだけど、
そのおじさんにもしっかり挨拶する心。
そして、そのおじさんは高田純次。
そりゃ何かあるわよねぇ・・・(* ̄m ̄)プッ


 面接会場では面接官達の呼吸を捕らえ、自分を表現することに成功。
柔道を始めるきっかけとなった漫画、さらに選手時代に他国の選手との
コミュニケーションの助けとなった漫画のすばらしさを話し、
創り手となることへの強い意欲をアピールしました。

「今の私が心から熱くなれる場所はここしかないと思いました!」

 で、いい感じに進んていたら・・・
突然、掃除のおじさんが乱入しモップで襲い掛かってきた!
とっさの判断でおじさんを投げ飛ばし、みなさんを守った心でしたが・・・
実はおじさんは興都館の社長・久慈だった。
落ちたと思って落胆するが採用決定!
しかも希望通りのコミック誌「週刊バイブス」編集部に配属されたのでした。

重版出来! 1 (ビッグコミックス)続きを読む

春ドラマが始まるまで

 春ドラマが本格的に始まるのは来週から。
久々にのんびりと過ごしております。
あれ?ドラマの記事書いていないとこんなに時間があったんだ〜?
なんてな・・・( ̄∇ ̄;)

 あ、「とと姉ちゃん」は見ていますョ〜
しゅてきな西島ととにあさから癒されています゚+。:.゚ヽ(*´∀‘)ノ゚.:。+゚
でも・・・日本一幸薄い女優(役柄的にね)と言われている木村多江さんが奥さんで・・・嫌な予感がしていたら・・・
やっぱり・・・(´;ω;`)ブワッ
でも三姉妹の成長を応援しながら見ていけそうです。

 そうそう、ユースケサンタマリアさん主演の「火の粉」は、やっと今日見ました。
思っていたほど表立った怖さはないんだけど、それだけにコレどういうこと
なんだろう〜?という不安感がじわじわと広がり心が硬くなるようなドラマでした。
一回目見た後、すでにコレ、最終回嫌なもんになるんだろうな〜という予感が・・

 ユースケさんはかつて一家三人殺害の被疑者として裁判にかけられ「無罪」となった男・武内真伍。
その裁判の時、無罪判決を言い渡した裁判官・伊武雅刀さん演じる梶間勲の隣の家に武内が引っ越してくる。
引っ越しの挨拶に来ていた武内と会ってギョッとする梶間・・・
武内は偶然だと驚くが、ホントかいな・・・
普通家買う時は隣近所チェックするでしょうが〜

 でも有罪にされた復讐に来るってんならわかるけど無罪にしてくれたんだからねぇ・・・(ーΩー )ウゥーン
梶間家の嫁・雪見(優香)は、でっかい獰猛な犬と一緒の姿を見たせいか最初から武内に何か違和感を感じるんだけど、それ以外の家族は親切でフレンドリーな武内に気を許し、武内もゆるりと梶間家に入りこんでいく。

 そんな中で武内がどういう人かが描かれ、基本「いい人」なんだけど「異常」さもじんわりと伝わってくる。
まず引っ越しの挨拶の品が5種類ぐらいあって(多すぎだよ!)、
その中には手作りのバームクーヘンもある。
いや〜普通さ、知り合ったばかりの人の手づくり食品って、
もらっても困るよね( ̄∇ ̄;)ハハ・・
猜疑心のない人なら美味しく頂くのかもしれないけど、わたしゃ、絶対ヤダね。

 このバームクーヘンを作っている場面は何度かあったんで武内的にはかなり重要な儀式となっているのでしょう。
大体自宅にバームクーヘン作る機械があるってのもスゴイよねぇ・・
そしてお菓子作っている様子って微笑ましくなるもんだけど、ユースケさんだからなのか、こういう状況だからなのか微笑んでいても怖い・・・
ま、そういうふうに創ってんだろうけどさ。

 雪見の娘(幼稚園児)が庭にいたら、機会を逃さず自分の庭に連れ込み、コレを食べさせる。
残したらわざわざ届けてくれる。どんだけ食べさせたいんだよ。
わたしゃ、このバームクーヘンの中に妙な薬混入させてるんじゃ?って思っちゃったよ。

 さらに勲の妻・尋恵(朝加真由美)が姑の介護に疲れ切っているのを知った武内はお手伝いを買って出る。
気難しい姑も武内にはすぐに心を開くという不思議・・・続きを読む

「あさが来た」 第26週(最終週) 柔らかい心 第156話(最終話)

 『翌月、新次郎の四十九日の法要が行われはつは再びあさのもとを訪れました』

 二人とも白髪になり、旦那様もいなくなってしまいましたなぁ・・・
はつのとこは節の弟が田舎に戻って来たんで、
山の半分を面倒見てもらうことにしたんやて。
それでも孫にはまだまだ手がかかるので忙しく過ごしているそうな。


 あさは懐からお母ちゃんからもらったお守りを出して
言いましたで。

「なぁ・・・お姉ちゃん。
うちら、あの日ぃ、お父はんお母はんに言われたみたいに
お家守れましたんやろかなぁ・・?」あさ(波瑠)

 同じようにはつもお守りを手のひらに乗せましたぞ。

「・・・・へぇ。守れた思います。
目の前の道・・・進んできただけやけど、それでも大事なもん慈しんで
守る事ができたんやないかてなぁ・・・」
はつ(宮崎あおい)
「ほんまだすなぁ。はぁ・・・やっぱりお姉ちゃんはすごいわ!
その道かて石や岩だらけやったんやろに」
「そうだすなぁ・・・そやけど、あんたかてそやったやんか」
「・・・・・・」

 はつはお守りと一緒にあさの手を握りました。

「ようやったなぁ。よう頑張りました」はつ
「お姉ちゃんもな」あさ
「・・・・・・(うなづく)」
「まだまだ生きていかなあきまへんな」
「へぇ。まだまだだす」


 嫁入り前に不安を隠して、手を握り合ったあさとはつ・・・
それぞれのお家で幾度も試練の時を迎えたけど、
二人はいつも逃げることなくまっすぐに苦難と向き合ってきた。
最初は父からの教えを守ろうという思いだったけど、
そのうち、お家を守ることが自分の生き方そのものとなっていった。
あさもはつも生きて来たその時間に誇りを持っているのが伝わってきた。
お互いの人生を称え合う姿にじんわりと泣かされたよ。

 和歌山に戻って来たはつに、山の方から「おかえり」という声がして、
「ただいま」と応えるはつ。
家族が迎えに来てくれている。
ここがはつの故郷。
惣兵衛はん(柄本佑)と一緒に創り上げたふるさとなんやなぁ・・


 養之助(西畑大吾)が秋の収穫の頃に次の子供が産まれるて
嬉しそうに教えてくれましたで。

「旦那様・・・聞いてはりましたか?
ほんまに、この山王寺屋はまだまだこれからだすなぁ」
はつ

 はつ、充実した、ええ〜お顔してはります。
やっぱり人生は顔に出ますんやなぁ・・・
そしてその目は子供達が作って行くであろう未来を信じている。
天国の惣兵衛はんも、やっぱりうちの嫁はんが一番やとニヤついてることやろ。
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連続テレビ小説 あさが来た Part1 (NHKドラマ・ガイド)NHK連続テレビ小説 あさが来た 上文庫版 小説 土佐堀川 広岡浅子の生涯 (潮文庫)
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「あさが来た」 第26週(最終週) 柔らかい心 第155話

 新次郎はん(玉木宏)が倒れ、すぐに大塚先生(渡辺いっけい)が呼ばれました。

「もう・・・朝までもたないかも分かりません」大塚
「そんな・・・」千代(小芝風花)
「どうか声かけてあげて下さい」

 みんなで新次郎はんの枕元に集合しましたで。

「何や・・・みんな・・・おそろいで」新次郎
「そやで、お兄ちゃん。
こないみんな集まってますねよって、お兄ちゃんが盛り上げてくれな
かなわしまへんわ」榮三郎(桐山照史)
「ハハハ・・・そら、よろしなぁ・・」

 新次郎はんは布団の上であさの膝の上に体を預けるように起き上がりました。

「榮三郎・・・」
「へぇ」榮三郎
「ず〜っと頼んないお兄ちゃんやったな・・・堪忍やで」
「もう何も心配せんといて。
加野屋も千代一家も・・・今度はわてが守ります」

「・・・ち〜よ・・・ええお母ちゃんになったなぁ・・」
「お父ちゃん・・・」
「千代のおかげでなぁ・・・わての人生どんだけ華やいだ事か。
啓介さん・・・よろしゅう頼みますわ」
「千代も多津子もお腹の子も必ず守ってみせます」啓介(工藤阿須加)

「亀助ぇ・・・・」新
「へぇ」亀助(三宅弘城)
もうな・・・あさと2人にしてんか・・・」
「ヘヘッ・・・何や、やっぱりわてお邪魔みたいだすがな」
「おおきにな。今まで長い事・・・おおきに」
「はぁ・・・(ノω・、) ウゥ・・・」
「・・・みんなおおきに・・・」

 もぅ〜こんな時まで、ちゃーんと亀助はんに突っ込めるように振ってからに
(TmT)ウゥゥ・・・
そして亀助はんも、ちゃんと突っ込んでくれてなぁ・・・
新次郎はん・・・アンタ、ホントに最後までかっこええな。
そして新次郎はんから「おおきに」という言葉の深さ、温かさ、大きさを魅せてもらいました。なんと美しくて、ええ言葉なんやろう・・・
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「あさが来た」 第26週(最終週) 柔らかい心 第154話

「あさの思い、いろんなとこに伝わってますのやな」新次郎(玉木宏)
「へぇ。無駄やあれへんかったんだすなぁ」あさ(波瑠)
「うん。それでこそ、わての奥さんだす。
あさはな・・・ハハッ。
これからもいろんな人にパチパチはん渡したげな・・・・」
「・・・旦那様!?旦那様!
誰か!誰か来て!旦那様が・・・」


 ついにその日が来てしまったのでしょうか・・・(ノω・、)
新次郎はんが望んでいたようにぽっくりぽんな日が。
せめて家族にお別れの言葉を伝える時間は用意してあげて欲しいワ・・・
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 さて、振り返ってみまひょ。

『あさが持ってきたのは新次郎の一番お気に入りの三味線でした』

 多分、最期になるであろう新次郎の三味線の音を、あさはまっすぐに全身で受け止めました。
新次郎はん、その人を思わせるやらかさの奥に力強さのある美しい音色・・・
あさと新次郎は、その宇宙の中、ひとつになっているようだした。

 離れた場所で聴いているうめ(友近)と亀助はん(三宅弘城)。
そして千代(小芝風)と啓介(工藤阿須加)と多津子。
正吉さん(近藤正臣)の時と同じ。
少し離れた場所であさと新次郎の二人の時間を尊重しながらも、
みんなの心はひとつ。
決して忘れられない時間になるんやろなぁ・・・


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「あさが来た」 第26週(最終週) 柔らかい心 第153話

 あさ(波瑠)が選んだのは梅の木でした。
新次郎はん(玉木宏)からもらった最初のプレゼント。
ぱちぱちはんと同じ、梅の木。
その梅の木にぽっちりと蕾が出ております。


「おぉ・・・あれが梅の木ぃやて知ってましたんか」新次郎
「へぇ。お母はんが珍しい木使てるて」あさ
「あらなぁ・・・あさがパチパチはん振って踊ってたんを
忘れられへんかったよってなぁ。
思う存分遊んでもらお思てええ音がなる雲州で作りましたのや」
「それでええ音しましたんやなぁ」

「わてはなぁ、そろばん使てるあさが好きなんだす。
わての事で隠居する言うねやったらそらお門違いだっせ
「もう、何言うてはりますの。
うちはもう、ようけ働きました。人の2倍か3倍働いた思いますわ。
そろそろ商い忘れて旦那様とゆっくりしたかてええのと違いますやろか」
「そら、あさが・・・誰よりもお商売の好きな、この白岡あさが
お商売よりもわての方が大事ゆう事だすか?」
「そうだす。
旦那様より大事なもんなんかあるはずあらしまへん」
「そうか・・・まぁ、それやったらしゃあないなぁ」
「へぇ。うちにもゆっくり奥さんさしとくなはれ」
「あさ。おおきにな」

 お商売よりも大事。
新次郎はんにとって、これ以上嬉しい告白があろうか・・
うっすらと涙ぐむ新次郎はんにもらい泣きだよぅ・・・(ノω;`)
あさと新次郎には語り合う思い出がいっぱいあるんだよねぇ・・


 しんみりしていたら・・・そこに大学校の学生があさに会いに来たという知らせが。
平塚明(大島優子)他二名だす。

 白岡家の居間であさは対面しましたぞ。
宜(吉岡里帆)から『文句があるなら堂々と言え』というあさの言葉を聞いた明は
わざわざ堂々と文句を言いにきたんやてぇ〜
明の言葉を受けたあさは内容よりも、堂々としたその態度に感服してみせました。

「あんさんみたいなおなごはんが出てくるやてなぁ・・・
まぁ、まだ未熟で偏ったとこもようけありますけど、それでもここまで自分の意思持ってきちんとものが言えるいうのは、こら、なかなか大したもんだす。
平塚明さん。
あんさん、何やひとかどのおなごはんになりはるかも分からしまへんなぁ」あさ
「え?えっと・・・私は・・・」明
「頑張ってな。どうか存分に学んで下さい。
せや。秋の運動会ででもお会いしまひょ。
今年は、うちもあんさん方と一緒に自転車乗り参加さしてもらいますよってなぁ」

 (-_-)ウーム・・・・あさの人間的な大きさを強調しつつ、新しい女性の時代が来たことを描きたかったのかもしれないが・・・
平塚明という女性があまりにも魅力に乏しいので嫌なものが残ったぞ。
そもそも悪口言いふらすて・・
自分が望んでいた講義内容と違ったとしても、あんなふうに嫌味っぽくぐちぐち言うおなごは好かん。
学びたくて来たんとちゃうんか・・・
そして一人で来るならまだしもお仲間ひきつれてくるって・・・
いくら『のちの平塚らいてう・・・』とか言われてもなぁ・・
すごくつまらない女に見えた。
新しい時代の女性は宜ちゃんじゃダメだったの?
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「あさが来た」 第26週(最終週) 柔らかい心 第152話

『新次郎に残された命はもう長くはありませんでした』

 そのことを家族はなんとか受け入れようとしていました。
あさは写真屋さんを呼びましたで。

 写真屋さんが来たとわかった時、1:9分けの海原はるか師匠じゃなかったことにショックを受けたのは私だけじゃあるまい・・・( ̄∇ ̄;)
でも、あれからかなりの時間が流れてるもんね。息子さんなのかしら〜?

 まずは千代(小芝風花)と啓介(工藤阿須加)と多津子の親子写真、
次はあさ(波瑠)と新次郎(玉木宏)も加わった3世代の写真。
そして白岡家全員が揃った家族写真。
最後はうめ(友近)や亀助はん(三宅弘城)達も一緒の加野屋の家族写真。
歴史だわねぇ・・・


『新次郎は啓介に家督を譲りました。
啓介は加野銀行だけでなく淀川生命や加野商店でも精力的に働くようになりました』


 新次郎は結婚40年を記念し植木屋さん(山口智充)を呼び、あさのために木を植えましたで。

 あさが選んだ木は庭の真ん中に植えられました。
今は細っこいこの木も年を経るごとに育ち、大きくなっていく。
その木は新次郎がいなくなった後も、そしてあさがこの世から旅立った後も、
家族を見守っていてくれるはずや。


『寒さが厳しくなると新次郎は家に居つくようになりました』

 外出好きの新次郎はんが籠るようになって、すぐに体調がすぐれず寝込んでいるという噂が広がりました。
顔の広い新次郎はんへの見舞客は途絶えることがありまへんでした。
そしてある日・・・・あの男が現れましたでぇ〜

「きさん、誰な!?いいけ、早通さんか!」
「あの声は・・・!」亀助

 いきなり上がろうとする二人の客を佑作が止めてたんやが
押しのけられてしまったわぁ〜


「ちょちょ・・・!」宮部(梶原善)
「どかんか!」治郎作(山崎銀之丞)
「イテッ・・」佑作
「親分さ〜ん!ヽ(*´ェ`*)ノ」亀助
「あぁ、亀助さんやないかあーー!ヾ(*゚ェ゚*)ノ」治郎作
懐かしなぁ!あれ・・・どちらさんだす?」亀助
「・・・Σ( ̄ε ̄;|||・・・はぁ、せからしかのうー」宮部
「分かってますて!宮部さん!」

 ヽ(´∀`)ノ うはは!嬉しい再会やねぇ〜
テンション高く声を上げる亀子がかわいいったらありゃしない。
ちゃんと宮部さんのこともいぢってあげてるしぃ。
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「あさが来た」 第26週(最終週) 柔らかい心 第151話

 あさ(波瑠)は新次郎はん(玉木宏)を病院へ連れて行きました。
医師の大塚先生(渡辺いっけい)は新次郎はんのお茶のお仲間なんやて。
診察後、あさは険しい顔で待っております。

「なんて顔してますのや。あのなぁ・・・わて、もうええ年だっせ。
もし、どっか悪なってぽっくり逝くような事があったとしても、
そら、あさは「はぁ、びっくりぽんや」言うて笑てくれな。なぁ?」新
「もう、そないな時にそないな事言うてられますかいな。
ほんま旦那様ゆうたら・・・」あさ
「せや。ぽっくりぽんやな!」

 ぽっくりぽん・・・
それが多くの人にとっての理想の死に方かもしれまへんな。
長いこと寝ついて家族に苦労かけるよりは、ぽっくりあの世にいけたら・・・
わてもそのように願っております。
検査の結果は、のちほどやて。


 千代(小芝風花)と啓介(工藤阿須加)の子供は新次郎により
「多くの恵みの雨が降るように」と『多津子』と命名されました。

 雨男の新次郎はんらしい、いい名前やねぇ・・
そして自分にだけでなく、回りの人々にも恵みの雨となるような人になって欲しいいう願いが込められてるんやろか・・・
日向ぼっこしている多津子と千代を見つめる新次郎はんの慈しみの表情が美しかった。


                  

 和歌山からはつ(宮崎あおい)と養之助(西畑大吾)が来ました。
元気のないはつを気遣い、あさに会えば元気になるかと藍之助(森下大地)と養之助が計画したらしい。

 なんでも藍之助はいつか東京に店だそうと考えているそうな。
それを知っていた新次郎たちは藍之助のためになるよういろいろ勉強させているようだす。

「お母ちゃん、あんたがそないな事考えてるやてちょっとも知らんかったさかい
養之助に聞いてびっくりして」はつ
「ほんでだす。 
今はなぁ勉強のために銀行やのうて加野商店の方で働いてもろてますのやで。
早、一人前になって有田のおみかんお商売の面から支えたい言うてますのや」新
「そうだすか。ほんまにあんたはもう・・・」はつ
「うれしいわ。いつか手ぇ組んで手広うやろうな!」養之助
「うん」

 藍之助は希望通りの道を進みながら、まわりまわってお家のためになることをするいうことか・・
希望した道を歩いて欲しいという惣兵衛はん(柄本佑)と、
いつか山王寺屋を再興させてほしいいう菊さん(萬田久子)、両方の願いが叶う日が来るわけやね。
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「あさが来た」 第25週 誇り高き人生 第150話

 さて、新次郎はん(玉木宏)の体調が気になるあさ(波瑠)は
調子を尋ねたんやが・・・
新次郎はんは、それには答えず気遣うあさのために明日の予定をキャンセルしました。

 具合悪いとか言ったら、またあさが騒ぐだろうしなぁ・・・
自分の体調は自分が一番わかっているから、そっとしといて欲しいのかもね。


『明治36年。2年前の恐慌を乗り越えた加野銀行の預金高は
右肩上がりに増え続けていました。
また淀川生命も飛躍的に契約を伸ばしていきました』


 保険の内容もバリエーションを増やし契約しやすいように
変えていく提案を榮三郎(桐山照史)がしておりましたなぁ・・・
加野屋はまた激動の時期を乗り越え新たな成長期に入ったようだす。


 そして和歌山では今後のことについて家族で話し合っておりました。

 藍之助(森下大地)言うたら「お前これからどないする?」
「やっぱり僕がこっちに帰って」って・・・( ̄∇ ̄;)
どないするやないやろ。当たり前や。残れや!
どう考えても乳飲み子抱えた節と年老いたはつと養之助(西畑大吾)だけでやっていける訳ないじゃん・・・
聞く方がどうかしてるわ・・
でも、はつも養之助も藍之助を大阪に送り出すんだよねぇ・・・


「うちはもう大丈夫や。
山かてなぁ・・半分売ったかてかましまへんのや。
一家みんなで身の丈に合うた暮らししたら、それでええのや。
みんなで笑て暮らせたら・・・それで十分だす。
あんたは立派なお商売人になりなはれ」はつ(宮崎あおい)
「せや。行ってええのやでお兄ちゃん。
お互いええとこお父ちゃんに見せちゃあろ」養之助
「そうだす。
みんなあんたがやりたい事に向こて頑張ってほしいて、そう願てます。 
うちもや。なぁ?旦那様」はつ

 藍之助に関しては嫌なもやもやが常にあったが・・・
どうしても夢を追うってことにしたいのね・・・
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「あさが来た」 第25週 誇り高き人生 第149話

 ・゚・(ノД`;)・゚・ウワァーン!! 惣兵衛さんがお隠れにーーー!!
なんてことや・・・
そして縁側で亡き惣兵衛はんと酒を酌み交わす新次郎はんの
『わても、もう少ししたら行くよってな・・・待っててや』という心の声が
聞こえてしまっただよーー
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 振り返ってみまひょ・・・(ノω・、) ウゥ・・・
風邪と診断されていた惣兵衛はん(柄本佑)は肺の病やった。
はつ(宮崎あおい)も、もちろん惣兵衛はんも、残された時間が少ないことを知っていました。


「はぁ・・・そないな顔せんといてぇな。笑てくれ」惣兵衛
「はぁ・・・どないしよ・・・(ノω;`) 笑われしまへん。
笑いたいのに・・・笑たらちょっとは力になるか思うのに(涙)
旦那様がいてへんようになったら、うち、もう笑われしまへん」はつ
「ようよう弱いとこ見せてくれましたがな・・・
わし、助けてもろてばっかりやったさかいなぁ・・・」

 最後にはつの弱気な言葉を聞くことができて嬉しかったやろ。
でも、とっくにわかっていたはずやで。
惣兵衛はんの隣にいるはつが安心してを頼りきっていたことを。


 惣兵衛はんは最期の力を振り絞って息子たちを枕元に呼びましたで。

「はぁ・・・お前らに・・・言うときたい事がある。
わしな・・・ええ人生やった。フフッ・・・ええ人生やったぁ・・・
誰に愛想笑いして頭下げる事ものう土の上に立って、
自分で耕してみかん作って、家建てて、子ぉ育てて・・・
こないな誇りあれへん。
孫まで見さしてもろて。ありがたすぎて・・・お釣り来るわ。
なぁ?せやさかい…笑てくれ・・・」惣兵衛
「・・・はい・・・(ノ∀;`)」はつ

 はつの笑顔を焼きつけておきたかったんやろなぁ・・
そしてはつのおかげでどんなに幸せに生きることができたか、
伝えたかったんやろなぁ・・・(ノω;`)


 その夜、大好きなはつの奏でる琴の音を聴いたのち・・・
明け方、惣兵衛はんは静かに息を引き取りました。

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愛猫そーやは
2009年11月27日に
永眠いたしました。

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