吉野(勝村政信)の失踪と東都銀行の経営企画室長の須賀(岩松了)の自殺により
健司(塚本高史)と茜(松下奈緒)の心に、今さらながら責任の重さと
自分がそんな判断をしていいのか?という迷いが生まれ、打ち消すことができない。

 「お前たちだってわかっていたはずだ。
あいつ(吉野)の決断を後押しすればどんな事態が起こるのか・・
俺たちの仕事は時に人の運命を左右する。
そんなこともわからないで監査していたのか・・?
だったら身の振り方を考えた方がいい。
これからもっと大変な事が起こる、おまえ達に耐えられるか?」小野寺(豊原功補)

 篠原理事長(橋爪功)は国友頭取(竜雷太)に決算書を作り直すことを提案する。
そのことに気づいた小野寺は、マスコミに情報をリーク・・したんじゃないのかなぁ・・

 週刊誌に「ジャパン監査法人が東都銀行の決算書を不承認」の記事が出て、
リークの張本人と疑われ理事長に呼び出される健司と茜。
憤りを感じる二人・・
「理事長に何を言われようと毅然として態度でいればいい。俺はお前を信じている」
小野寺は健司を伴って財政監督庁へ行き、検査局長の宮島(利重剛)に対面させ、
さらに日本での提携先を探しているアメリカの大手監査法人との顔合わせに
同行させる。

 「海外の監査法人と手を組めば、日本に進出してくる外資企業の監査を手がけることができる。
俺たちが目指しているのは、海外市場なんだ。
今日はお前にそれを実感して欲しかった」
 しかし、今目の前の迷いから抜け出せない健司にはそんなグローバルなこといきなり言われても、考える余裕はない・・・
「若杉、もっと広くものごとを見ろ。
俺たちの監査がこれから視野にいれるべきなのは海外だ」
んで、自分についてきてほしいと小野寺に言われるのよね・・・

 何か高い所ばっかり見すぎて、逆に足元がおぼつかなくなってるんじゃ?って気もするんだけど・・
一応返事を保留するにする健司。
 東都銀行に財政監督庁の手が入り、宮島局長が直々に頭取に事情聴取。
「国友さん、あなたに伺いたいのは、飛鳥屋の不良債権について、いつ、どこまで知っていたかです。
場合によっては、証券取引法に抵触する可能性もあります」
「そうだとしても、ジャパン監査法人と飛鳥屋が勝手にしくんだことだ。
私は彼らの計画に巻き込まれた被害者ですョ・・」頭取
「あおなみ興産だけで800億、グループ全体では3千億、これだけの不良債権を
頭取のあなたが知らなかったとは通らないんじゃないですか?」宮島

 そりゃそーでしょうよ・・・
ニュースで、その事態を知り、
「ますますわからなくなりました・・・
教えて下さい、小野寺さんはどうしてそんなに改革にこだわるんですか?」健司
そこで、小野寺は20年前にあった東都銀行不正融資事件に関ったとして
父親が逮捕されたことを話すのでした。

「自分は不正を正そうとしていたのに、逆に責任を負わされた、銀行にはめられた被害者だと言っていた・・」
「俺が会計士になろうと思ったのも、そんな理不尽な金融の世界を正したかったからだ」小野寺
「じゃあ、小野寺さんの厳格監査を支えているのは、銀行に対する恨みなんですか?」健司
「いや、それは一つの動機にすぎない。
だがな、正しいことを正しいと言えないそんな腐りきった世の中でいいと思うか?
俺はお前のまっすぐで純粋な姿勢を買っている。
お前のような会計士がこれからの金融界をリードしていくべきなんだ」小野寺

 会計士がリードしていくもんなの?
ちょっとうがちすぎのような気も・・・( ̄ー ̄?)

 経済界のパーティに出席した健司は井上(阿部サダヲ)に会ってびっくり。
実は井上はプレシャスドーナッツという会社の社長だった。
いきなり会社に連れて行かれ、親しげにアドバイスする井上。
「俺たちは世の中の犠牲者だ!今までおいしい思いは何もしてこなかった。
けど、これから俺たちが新しい時代を作っていくんだ!
お前は絶対に間違ってなんかいない。
そのうち、お前がしたことにみんなが感謝する時代が来る!」井上

 何か弁舌が宗教っぽいっていうか・・・
信用したらとんでもないことになりそうな気が・・・

 さて、ついにこの日がやってきた・・
ジャパン監査法人では緊急理事会が行われ、篠原理事長から改革委員会の設置が告げられる。
「リーダーに小野寺君を推薦します。
意識改革も含め、小野寺君の元ですみやかに改革を進めていってもらいたい」
しかし・・その頃、玄関には東京地検の皆様が到着。
健司が篠原の元に案内するはめに・・・
「東京地検特捜部です。証券取引法違反の容疑で家宅捜索します」
小野寺を見詰める篠原理事長・・・
「緊急動議を申し出ます!
改革委員長として、篠原理事長の退任を要求します!」小野寺
「異議なし」「異議なし」・・・
 ちゃんと根回し済みって訳ね・・・

 次々と書類をダンボールに詰め込み持ち出していく捜査員たち・・・
閑散とした事務所でぼんやりする健司と茜。
「こういう気持ちなんだ・・
監査される側の気持ち、初めてわかったような気がする。
私達のやってきたことって、何だったんだろう・・・?
コレが、小野寺さんの目指すジャパンの未来なの?」茜
茜が退職願を出したあとの騒動だった・・・

 尋問を受けても、あくまでも強気だった篠原理事長・・
でも、待っていた健司に対しては
「君言ったな、成功は求めない、自分が正しいと信じた監査を貫くって・・」
うなづく健司。
「それでいいよ・・恐れずに進むといい」
 この道に招き入れた人間としての責任からの言葉でしょうか・・
本当は篠原も健司のやり方が正しいとわかっていた、でも、いろいろなしがらみから
違う道を取らざるを得なかった?

 からっぽになった事務所にいる健司と茜の前に吉野が現われる。
「僕の判断が東都銀行破たんの引金を引いてしまった・・
覚悟はしていたんだけど、その現実に耐えられなくなってしまってね・・
いっそ死んでしまおうかと思ったよ。
でも、そんな勇気もなくてね・・
 若杉君、君には本当に感謝しているんだ。
もう、僕の役目は終った・・・
今度もっと仕事に就く時は、もっと自分の器にあった仕事につくよ・・・
君たちを信じることができて良かった・・・」
 検察へ出頭しに行く吉野。

 なんつーかね・・・監査するほうだって痛みを持ちながらやってるというのが
伝わってきました。

 ジャパンのビルの前で別れる健司と茜。
自分の人生を見詰めなおすことにした茜・・・自分探しの旅か?
そして、健司は小野寺についていくことにした。
「俺にはこの道しかないから・・・」

 そして、小野寺はエスペランサ監査法人を設立して理事長になった。
う〜む・・どうなんでしょうか?
小野寺は理想を現実にすることができるんでしょうか・・
理事長になってみて、篠原の気持ちが理解できたってことになるんじゃ・・・
健司の今後が心配です。
そして、一切娘のこと出てこなくなったけど・・・・
マスターに預けっぱなしか?