死体は見つからなかったズラ・・
でも、あいつにしっぽをつかまれちまったズラ・・ 

 いや〜お父ちゃん(椎名桔平)が春ちゃん(志保 )の慌てふためいた態度や
眠っている風太郎(松山ケンイチ)を怯えて見つめる目から、全てを悟って動くだろうことはわかってたけど、ドキドキしたわ〜
 今にも風太郎が叫びだすんじゃないか・・とか思ってさ〜

 『バカが見るぅ』
「ふざけやがって!!」荻野(宮川大輔)
「カードは切らしてもらいましたよ、風太郎ぼっちゃん・・」健蔵
健蔵があくまでも自分の計画に乗るつもりだということを知った風太郎は鬼のような形相になってました。
 そして、穴を掘っている時の風太郎の態度から、荻野と春ちゃんは確信したはず。
この男は殺している・・・と。

 さて、茜(木南晴夏)が家族に「結婚させてください」と発表すると、
あくまで控えめにつぶやく風太郎・・・
「それは無理だよ・・
もちろん僕は君が好きだ。愛してるよ。君とずっと一緒にいたい。でも結婚は無理だ」

「僕と君は違いすぎるんだ。
僕みたいに得体の知れない人間は嫌に決まってます。
当たり前です、それが。
僕には紹介する親もいない。
母は死んでしまったし、父はろくでなしでどこで何をやっているかもわかりません。
学歴もまるでない。
そんな男がこの家の一員になるなんてできません」
 譲次(山本圭)の言葉を代弁するかのように話す風太郎。
 で、家を出るという茜を制し、土下座する風太郎。
「お父さん、すいませんでした!こんなふうになるためにここに呼ばれた訳じゃないのに。
僕は自分の世界に戻ります」

 自分はお金のため茜と結婚するんじゃない、あくまで愛のため・・・
そのことを証明するために、風太郎は賭けに出る。
門の前でニヤリング(@夕来さん)・・・うぅ・・たまらん・・・(((´゚艸゚`)))

 「お前ら金持ちはこういう貧乏人が好きなんだよな・・
従順で欲張らない、身の程を知った貧乏人が好きなんだよなぁ?
金持ちに決して牙をむかない貧乏人がさ・・・
お前らの考えてることなんて手に取るようにわかるズラ」

 その通り、風太郎のこの行動で心の中にあった不信感がすっかり消えてしまった緑と譲次。
彼らが描いている貧乏人のイメージにぴったりとはまった行動を取った風太郎・・
もし彼らの想像力が風太郎のそれを上回っていたら、悲劇に見舞われることもなかっただろうに・・・

「白川君が私に言ったの。お金が目的に決まってるって。
うちのお金が欲しくて茜に近づいたんだって・・やっぱり違ったんだよね」緑(ミムラ)

 「待ってるよ、お前らが頼みに来るのをさ・・・茜、うまくやれよ」
焦燥感にかられながらも、働きながら待ち続ける風太郎・・
で、ついに緑がやって来て頭をさげる。
絶望した茜が手首を切って自殺しようとしたのです。
「三國家に帰って来てください。お願いします。
茜とずっと一緒にいてあげて下さい!父も認めています、お願いします」

 冷静さを装う風太郎の目には抑えられない喜悦の表情が・・・
三國家の門の前で微笑む風太郎・・・
(この時のにまっと笑った顔が齋藤隆成君にそっくり!)
三國家のみなさんから「おかえり」と迎えられる風太郎。
「ただいま・・・よろしくお願いします・・」

 庭の白川を埋めてある場所に立ち、得意満面の風太郎・・
「どうですか?天国の暮らしは?
こっちはおかげ様で順調ですョ〜
ついにあなたと同じお金持ちの仲間入りです!
でも、勘違いしないで下さいね♪どうしてもって頼まれて、三國家の一員になるんですから僕は」

 我が世の春・・・
浮かれて屋敷に戻ってきた風太郎は居間から聞きなれた声が聞こえてきて凍りつく・・
「オッ、風太郎!(^_-)-☆」
風太郎にとっての悪魔、健蔵が家に入り込んでいたのです。

「ご挨拶をと思って来たら、結婚とはね〜。これからは親戚ですな〜」
おべっかを使いながら高い酒を飲み、相手の神経に触らない程度の貧乏人風を吹かせる健蔵。
 一人で饒舌になる健蔵に対して無言の風太郎・・・

 「あん時殺せばよかった・・」2人になると冷たく言放つ風太郎。
「やっぱ違うんだろうな・・普通の人間を殺すのと、親を殺すのは・・・
まぁ、しかし、うまくやりやがったな・・・よくやった、さすがは俺の息子だ」

 健蔵に褒められれば褒められるほど自分への嫌悪感をあぶりだされる風太郎・・・
そして健蔵の口から自分と同じように金持ちへの呪いの言葉が吐かれるのを聞き、
まぎれもなく自分たちは親子だと気づかされる・・・
人間として最低のクズのような男の血が自分にも流れているのだと・・

 苦労して貯めた金を健蔵に放り投げる風太郎。
「ホラ!この金持ってどこかへ消えろ!で、二度と現れるな。
これは頼んでるんじゃない、警告だ」
「こわ・・・親子2人で力を合わせてってのはダメなのか・・・
わかりましたよ、風太郎おぼっちゃま」

 いや〜椎名さんの最低ぶりが最高ですョ・・
見てたら、私も殺意が沸きあがってくるも・・・いいもん見せてもらいました。

 その頃、ごみを持って庭に向かった春ちゃんは、足元から携帯電話の着信音が聞こえたことに気づき、その場所を掘り始める。
で・・・・・土中から指先が見え・・・気づいたって訳さ・・・

 茜と風太郎の結婚話が動き始める。
同じテーブルで食事を取りながら、明るく和やかで平和な三國家のみなさんの雰囲気に違和感を感じる風太郎・・・
もはや風太郎は羨ましさすら感じない。
そんな柔らかな空気の中に自分が存在していることが信じられない・・・

 母が亡くなった後、遺骨を抱きながら思ったことが蘇る・・
「僕には家族なんていない・・僕の家族はお母さんだけだ・・」
母が死んだ時、風太郎の人を愛する感情も死んでしまった。
愛する人を失った悲しみと苦しみ、それを抱えるには幼すぎた風太郎だったのです。

 さて、三國家の一員になったことは工場のみんなにも伝わっているのでしょうか・・
作業中失敗して、怒鳴られている男の前に立ちふさがり睨んだ風太郎に工場長は黙り込みましたね。
権力を得た風太郎はそれを試してみたかったのか、それとも力を得て初めて風太郎の心に余裕が生まれたのか・・・

 ところで、怒られてた作業員、ファブリーズの兄ちゃん(柄本時生)じゃないですか〜
高校生かと思っていたのに・・・いったいいくつ?
ほどよい貧乏くささが漂っていますわ〜
これから、風太郎に関わってきそうですね。

 さて、伊豆屋では行方不明になっていた由香(石橋杏奈)の兄真一(松山ケンイチ)が現れ、保彦(三石研)らに金をせびっていた。
「コインパーキング型のラブホテル」に投資を頼んでたわ〜
普通にだめんずっぽいチャラ男って感じの真一・・・
風太郎とはスケールが違いますが同じ様に夢をおいかけているようです。

 入れ違いに風太郎がやって来て、なけなしのお金を持っていかれたと笑いながら話す保彦たち・・・
「おてんと様は見てるからね。大切なのは金じゃないよ、心だよ!」
 それを聞いて、店を出て、封筒に入れたお金を伊豆屋の玄関にほうり、影から様子を伺う風太郎。
「心なんかじゃ生きていけないんだよ。
使えよ、その金・・・自分のものにしろよ。
そして見せてくれよ、大切なのは結局金だってことを・・・所詮、銭ズラ」

 しかし、すぐにおまわりさんにお金を届ける伊豆屋のみなさんを信じられない表情で見つめる風太郎。
風太郎の考える貧乏人のイメージを壊してしまった伊豆屋のみなさん。
多分、これから風太郎は何度も彼らを試すでしょう・・・
自分が思うとおりの行動を伊豆屋の人々がするまで。

 茜のウェディングドレス選びに付き合う風太郎と緑。
素直に嬉しそうな茜が哀れだわ・・・
 お金持ちには嫌なイメージしか持っていなかったけど、緑達は全然違ったと話す風太郎・・・
「穏やかで優しくて、何かいいなと思いました。
そうやって世界は成り立っているんだろうなって思ったんです。
持つ人がいるから持たない人がいる、そういうことだと思うんです。
それが社会なんです。
みんな同じなんてできる訳ないんだし・・・」

 「それは違うと思うな。
みんな違うし、私は私、茜は茜、みんな個性があって違う。
お金持ちなんて名前の人間はひとりもいない・・」緑

 緑の発言は余裕があるからこその言葉・・・
社会の底辺で生きていると思っている風太郎にとっては見上げる場所に住んでいる人間のひとりひとりの個性なんてどうでもいい。
むしろ知りたくもない・・・
風太郎の中には、貧しい者は常に奪われ、虐げられる存在であり、
その対極にある富める人々は搾取する側であり悪であるという図式ができあがっている。
そしてその地位はその人間の努力ではなく神の采配による偶然で手に入れたもの。
それを奪って何が悪いって感じでしょうかね・・・

 風太郎の目を覚ます事ができるのは同じく貧しい立場にいながら、別の生き方を選んだ伊豆屋のみなさんだけ。
今後の風太郎との関わりは気になりますわ〜

 来週は緑がついに風太郎の正体を知ってしまうの?
何で?早くない?
泥の中で生きる風太郎があまりにも魅力的で、このまま改心しないで突っ走って欲しいと願ってしまいます・・・
〔†〕 m( ̄0  ̄〃) 神よ・・こんな私をお許し下さい・・・
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