なんか、期待できそうな感じじゃないですか〜?
おもしろかったですョ・・・
HPはこちら

 村上真介(坂口憲二)は、週刊誌に『血も涙もないリストラ請負会社』と書かれるヒューマン・リアクト社の敏腕社員。
HPによると、村上も以前務めていた会社からリストラされた後、そのドライな仕事ぶりを評価され社長にスカウトされ、この会社に来たらしい・・
 その確実な仕事ぶりのせいか、恨みを買うことも多いようで・・・
オープニングで出勤前に、以前リストラ面接をした男になぐられてたぞ・・・

 でも、社内ではよくあることらしい・・・
社長(堺正章)は、告訴の費用は会社持ちなんだからって、普通に告訴を勧めてましたが、村上だけは告訴したことないんだって・・・

 そのヒューマン・リアクト社の次のクライアントは建材メーカー『森松ハウス』。
依頼は営業部門での200名のリストラ。
クライアントが選んだ候補者は255名。
 それぞれ社長によって割り当てられた社員たちのチェックをして面接に備えております。

 そして、ヒューマン・リアクト社の介入を知った森本ハウスの戦々恐々とした社員たちの様子も描かれます。
ヒューマン・リアクト社の記事が載っている雑誌を読みながら青ざめております。
 その一人、課長代理の芹沢陽子(46才)(田中美佐子)と真介との関わりを軸にして
様々なパターンのリストラ面接が描かれるようです。 
 自分がリストラ要員だと知ったら、人はどういう態度に出るでしょうか・・
私だったら、戦って自分が受ける傷のことを考えて、あっさり受け入れるかもしれません。
雇い主である会社が自分をそう判断したのなら仕方ないと諦めの気持になるでしょうね。

 でも、人事部長から呼び出された陽子は「私、絶対に辞めませんから!」と断言してました。
自分が中心となって勧めてきたプロジェクトの行方、生活のこと、プライド・・
様々な理由があったでしょうが、瞬間的に戦うという道を決めたところに陽子らしさがあるのでしょう。
 自宅で一人になると不安に押しつぶされそうな気持を抑え、「負けたくないな・・」と静かに戦闘準備をしておりました。

 陽子の情報としては・・
『女性総合職第一期生』『バツイチ』『府中市内にマンション購入』・・・
深夜のオフィスで、それをチェックしていた真介はローンの支払いの事を気遣いながらも
「かわいそうだけど、手加減しませんよ〜〜何つったって、俺らの手にかかったら・・」とつぶやいてましたわ〜

 そんな真介が担当する『File 1 平山和明』。
会社からの評価は、絶対辞めて欲しい人を意味する『得○』。
部下たちには「ガツンと言ってやる!」と言って面接に臨みましたが、
あっさりと落ちましたよ。

 憮然とした表情の平山(村田雄浩)に冷静に飲み物を勧める真介。
自分よりはるかに若い男が面接すると知って、屈辱で怒りに震える平山に
まずは、販売部門スケールダウンのために平山のいる営業推進部が統廃合されることを伝えましたョ〜
 「これを機に、新たに外の世界でチャレンジされるのも一考かと思われますが
いかがでしょう」

 すぐに退職に応じた場合の条件を淡々と伝える真介に
自分は会社のために身を粉にして尽くし、業績を上げてきた事を怒りと共に訴える平山。
どんどん感情的になり、荒れ、希望退職には応じないとつっぱねました。
 真介は決して目をそらすことなく、堂々と平山の言葉を聞き続けました。

 で、平山の言いたい事が全部終ったら、攻撃開始。
社内での管理職ごとの部下の離職率が平山の場合ダントツだったことを話し、
新入社員を育成するために一人頭400万かかるとして、30名を退職に追い込んだ平山は1億2千万の損害を会社に与えたと伝えたのさ・・・

 さらに、部下の手柄を自分のものとして会社に報告してきたことも指摘、
交際接待費に関しても平均をはるかに上回る額を使っており、
真介の調査によると、私用で派手に使っていた結果だとわかりました。
 おまけに、女子社員を泥沼不倫の末退職に追い込んだこと、
その際のラブホテル代すら会社の経費で落としていたことを伝えると、平山の態度は豹変・・
「もう・・・止めてくださ〜〜い!!
お願いです、会社には報告しないでいただけませんか」と土下座しておりました。

 懲戒解雇を恐れた平山は希望退職に応じるでしょう。
これが真介の面接スタイルなんですね。
綿密な調査と決して崩れる事のないクールな姿勢、彼自身も自分の手腕には自信を持っている。
 でも、仕事を成し遂げても、真介には喜びよりも辛さが残る。
飲まずにはいられないって訳さ・・・

 ここで真介の2年前が語られます。
アンティークショップを経営する年上の恋人順子(麻生祐未)と付き合っていた
真介は、
彼女にプロポーズしたんだけど、翌日、店も辞めて姿を消してしまったんだよね。
連絡も取れない・・・
 なぜ自分の前から彼女は消えたのか、わからないまま月日は流れ・・・切ない思い出だけが残ったのさ・・

 彼女は年上だってことを気にしてたみたいで、それに自分はいずれ飽きられるって恐れてたみたい。
しかし、背中を丸めて旨そうにガツガツ食べる坂口君、母性本能をくすぐりますなぁ・・・
 でも、あのベッドは小さすぎだろ・・・
坂口君だけでもはみだしそうなのにあの横では眠れないわ〜(´・∀・`)
 
 で、『File 2 芹沢陽子』ですョ・・
陽子は2年前、自社の生き残りを賭けて、今まで曖昧に行われていたメーカーからのバックマージンを公式なものとして明文化するというプロジェクトを提示し、
リーダーとして50社近い取引先の説得のため必死にがんばってきました。
 でも、回りの評価はイマイチ・・空回りする自分に疲れも感じておりました。

 緊張した面持ちで真介との面接に臨んだ陽子は、ケンカごしの口調でしたが
自分の部署が無くなると聞いてさすがにショックが隠せませんでした。
「そうですか・・・つまり、この会社にもう私の居場所はないということですね・・」
「大変申し上げにくいのですが、コレを機会に新たな可能性を試されるのも・・・」
決まり文句を口にする真介に、陽子は「半年は到底辞めることは考えられません」と伝え、彼もそれをあっさり受け入れました。

 なんかいつもと違うパターンにアシスタントの川田(吉田桂子)もびっくり・・
真介は、陽子が関わっているプロジェクトで、契約が完了していない取引先がまだ12社残っていることを調べ済みでした。
そして、半年あれば、残りの取引先との契約も完了すると判断していました。
真介は、陽子が半年は会社に残れるよう人事部に申告すると伝えました。
 すぐに辞めさせられると思ったのに、混乱する陽子。

 「同情されてる訳?
これ・・・どういう作戦ですか・・?
あんたら、リストラするための集団で、それでこの会社に乗り込んで来たんでしょ?
それで、リストラするために私を呼び出してる訳でしょ?!
情けかけるフリをして、人のことバカにしてるわけ?」
「バカになど・・・・」真介
「わかりました。今すぐ辞める場合と、半年会社に残った場合の手続きの違いだけ教えて」
 涙ぐみながらも潔く話す陽子に真介もびっくりしたようですが、
退職金のことも聞かず出て行こうとする彼女に、疑問点があれば連絡するようにと名刺を渡しておりました。
 「不愉快かもしれませんが、これが私の仕事なんです」

 真介が面接相手に名刺を渡すのはめずらしいのかな?
川田が意外そうな顔をしていました。
でも、陽子が会社から受けている評価『GP』というのを見て納得してたけど、
『GP』って何?
『得○』よりもアレなのか?

 陽子がトイレの個室で「何なのよ・・・私の人生、何なのよ!」と泣いている
場面は身につまされました。
会社勤めしてる人で、トイレで呪いの言葉吐いたり、泣いた事ない人っているのかしら・・・
そして、鏡の前でこんなふうにつぶやくのも・・・
「笑え、陽子・・・負けねぇぞお・・」
 
 さて、この日からどれぐらい経ったのかしら・・・
ヒューマン・リアクト社のオフィスでは、社長は森松ハウスのリストラ計画の経過を報告しておりました。
「即座に退職を申し出た者115名、転職支援制度で実質退職しながら、再就職先を探す者が92名、
合わせて207名。早くも200名の目標を達成した」
 わき上がる他の社員たち・・・でも真介の顔は曇ってる・・・
彼の成績は社内でもトップだったというのに・・・

 打ち上げの席でも晴れない顔の真介に社長は話すのでした。
「リストラはネガティブな行為じゃないぞ。
俺たちの仕事は、仕事とは何かってことをつきつめていくのが仕事だ。
じゃあ、仕事って何だ?」
「仕事ですか・・・それは・・」真介
「その答えが見つかったら、リストラはネガティブじゃないって胸張って言えるようになる」
 なんだかまだ腑に落ちない真介ですが、これから陽子との関わりの中で変化が見られるのでしょうか・・

 その頃、あの面接以来、人事部からも請負会社からも音沙汰がないことに不安を募らせた陽子は真介に連絡を入れましたぞ・・・
で、真介は規則違反と知りながら、直接会って説明することにしたようです。

 彼女と面接する前から、写真を見て、どっかで見た人なんだけど・・と言う思いが頭を離れなかった真介ですが、彼女がベビーカーを降ろす女性を手伝っている姿を見ているうちに
以前、同じような状況で手伝っている彼女を見て微笑んだ記憶が蘇りました。

 クールだった顔が崩れて、笑顔で彼女を夕食に誘う真介・・・
思わず人間として素の顔で面接相手と接してしまった真介でしたが、
これが「仕事とは何か」の答えに繋がるのかもしれませんね。
 てか、年上好きなだけなのか?って気もするが・・・(* ̄m ̄)

 「リストラはネガティブな行為じゃない」
この言葉の意味は私にもよくわかりません。
ただ、会社との雇用関係を結婚というふうに考えたら、私なら相手から離婚届だされたら、受け取るかな・・
相手も考えた末のことだろうし、必要とされない相手と一緒にいるよりも
その方がお互いの未来のためになるんじゃ・・とか思ったり・・・
 でも、離婚した後、私の場合だと路頭に迷いそうだけどね・・・(´∀`;)
条件悪すぎるから、いい再婚相手に巡り会えることは奇跡だろうし・・・
(実際は、めんどくさいから一人でいると思うけどね)

 もし、自分の能力やがんばりを認めてくれる新たな会社との出会いのきっかけが
リストラであったなら、リストラというものへの捉え方も違ってくるかもしれません。
実際には、転職の道のりは険しくてそんな幸せな出会いってなかなかないだろうな・・って思うけど。
 私自身、今の仕事はどっちかというと嫌いで生活のために働いてる(てか自営なんで
選択の余地なし)という気持が強いんですが、真介や陽子と共に「仕事って何だ」という問いかけに向き合っていけたらいいな・・・と思いますわ(珍しく殊勝か?)。
 真介の友人役で出てる北村有起哉さんに会えるのも楽しみ

 もちろん、来週も見ます。

 第2回 去り行く者
 第3回 二億円の女
 第4回 旧友
 第5回 オモチャの男
最終回 人にやさしく
 
usagi


ところで、真介って何歳って設定なんだろ?とふと疑問に思ったアナタ・・
ぽちっとしてみませんか?( ゚Д゚)ノ