これはですね〜堺様と飯島奈美さんの料理を目当てに見ました。
それと、やっぱり南極での生活に興味あるじゃないですか〜
南極観測隊って言うと、わたしゃ昔やっていた年末の「紅白」の中継の印象しかないんだけど、
いったい何を観測していて、毎日どうやって過ごしているのか・・知りたいと思ってたのよね
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 でも、南極観測隊って言っても昭和基地だけじゃなく、いろんな場所で活動しているんだね。
期間も夏の間だけいる夏隊と一年を通して滞在する越冬隊があるんだって・・
11月に日本を出発し、12月に南極の昭和基地に到着、そこから20日間かけて
1,000キロ離れた内陸の山の上(標高3800メートル)のドームふじ基地へ到着。
ここが、この映画の舞台となっております。

 ペンギンやアザラシなどのかわいい動物はいっさいいない。
ウィルスすら存在できない厳寒地・・・平均気温は氷点下54度・・
記録によるとー79.7度になったこともあるらしい・・・

 (゚ε゚ノ)ノ ひょえ〜!ですわ〜
まぁ、マイナス25度ぐらいまでならわかるけど、それ以上になると想像もつかん・・・
 冷えすぎて皮膚が痛いってのはよくあるけど、重いとかって感覚になるのかね・・?
映画じゃ、マイナス70度越えを記念してパンツ一丁で走り回ったりもしてたなぁ・・・
コレって、凍傷にならんのか・・?
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 しかも、南極には、一日中太陽が出てこない日「極夜」と一日中太陽が出ている「白夜」
の期間があって、ドームふじ基地の場所ではそれぞれ4ヶ月づつあるんだって・・
まっくらな時期が4ヶ月って、精神にも影響を与えるぞ・・・
 映画の中ではそのせいもあって、引きこもる隊員が出てたわ〜

 映画のオープニングで、食堂のホワイトボードに「帰国まであと415日」って
書いてあったから、1年以上か・・・
TVは見られないからビデオのみ、電話は通じるけど1分740円と大変お高い・・
そのように閉塞された空間で、限られた人たちと過ごすなんて、まるで宇宙船に乗ってるみたいだよね。
 
 さて、そのメンバーとは・・

雪氷学者の本さん(生瀬勝久)
気象学者のタイチョー(きたろう)
雪氷サポートの兄やん(高良健吾)
大気学者の平さん(小浜正寛)
車両担当の主任(古舘寛治)
通信担当の盆(黒田大輔)
医療担当のドクター(豊原功補)
調理担当の西村(堺雅人)       の8人・・・

 このメンバーだけで来る日も来る日も顔を突き合わせて過ごさなきゃならないのよ〜
持ち物も限られるから、仕事以外の時間にすることも限定される。
気晴らしにどこかへ行く事もできない。
だから、みなさんいろんな欲望を抑えつつ、お仕事に励んでおります。

家族に会いたい・・・
恋人に会いたい・・・
思いっきりパチンコがしたい・・・
渋谷に行きたい・・・

 で、当然、日々の楽しみと言えば食べることになる訳です。
堺さん演じる西村は、そんなみんなのために一生懸命食事を作ります。
そして、丁寧に食堂のテーブルにセッティングした後、食べるみなさんの顔をうかがっております。

 どうかな〜?美味しいって思ってくれてるかな〜?
あっ!そんな醤油どばどばかけちゃって・・・ま、いっか・・満足してくれれば・・
まるでお母さんのような笑顔で見つめてますョ・・
 割烹着の似合う堺さんが、心を込めて作る料理の数々が楽しい・・・

 隊員一人が1年で食べる食料は1トン・・
これを日本から持っていくわけなんだけど、基本冷凍になるものじゃなきゃダメなんだよね。
生鮮野菜は基地で育ててるもやしと貝割れ大根だけ。
こんな状況で、みなさんを満足させる食事を工夫して作らなきゃならないんだから大変だ・・
 
 トン汁とおにぎり・・・具は、梅、シャケ、牛大和煮、いくらにたらこ。
堺さんが真剣にぎっちりと握って、優しく海苔を巻く姿が職人ぽかったなぁ・・
 手に取ったおにぎりを開けてみて、いくらだったのを確認してすごく嬉しそうな顔になるきたろうさんがかわいかったわ〜

 本さんの誕生日に作った肉の塊(ローストビーフ?)・・・・
中々火が通らないもんだから、肉に直接油を付けて点火したら、テンション上がっちゃって、
たいまつみたいに掲げて外を鬼ごっこみたいに走ってる姿は笑えたな〜

 それと、ラーメンの在庫が無くなったと西村から聞かされた時のみなさんの絶望的な表情・・・
「西村君・・僕の体はラーメンでできてるの・・
ラーメンが食べられないとなると、明日から何を楽しみに生きていけばいいの?
麺とスープだけでいいんだ・・・
チャーシューなんかいらないから。
麺とスープがあれば、もう他に何もいらない」って涙ながらにタイチョーが訴える姿には笑っちゃったけど、よく理解できるよ。
 日本人にとってラーメンとカレーは特別だからね〜
それが食べられないってなったら、そら生きる気力失うわ〜

 そして、本さんのヒントでベーキングパウダーをかん水代わりにして作ったラーメンを目の前にしたみなさんの感動した表情と顔一杯に広がる喜び・・・
そら、「オーロラなんていいよ」ってなるさね〜

 食べる喜びが、生きる喜びなんだね。
そして、美味しいものは人を幸せにしてくれる。
 この映画を見て、あなたは何を食べたくなるかしら・・・?

 隊員たちの細かい物語がうまい具合にちりばめられていて、
125分という長さは感じませんでした。
 ちょうどいい具合に挟まれる西村の家族のエピソードもほんのり暖かくていい感じ・・・
 娘の友花を演じた小野花梨ちゃんが、ほどよい憎らしさでとっても良かった。
お父さんがおならをしたら、思いっきりお尻を蹴っ飛ばしたり、ふん!ってする態度も日常を過ごしている娘らしさが自然に出てたわ〜

 すごく楽しい映画でした。
KDDの清水さん(小出早織)とトライアストンのオチもナイスでした。
こたつ



ロケは網走だったらしい・・・同じ北海道の景色とは思えなかったぞ。
もしかして南極でロケを?と一瞬でも思ったアナタ・・・ぽちっとね〜(´∀`;)