『このドラマはフィクションですが
あなたがいると信じる限り
登場人物たちは誰が何と言おうと
どこかで生きつづけます』

 コレにやられちゃったよ〜〜!!・・・・・゚・(゚`Д´゚)・゚・
いつも以上に記事が長くなると思うけど、お付き合いお願いしますわ・・

 言われるがままにリセットボタンを押し、Q10(前田敦子)が未来に戻って以来、
平太(佐藤健)は、その大きな喪失感に戸惑っていた。

『俺の中で何かが止まってしまった。
何だろう・・・この感じ。
全てが遠く感じる。
言葉の意味がよくわからない。
人が人に見えない。
風景は作りものに見える。
何でしゃべらなきゃならないんだろう。
何で食べなきゃならないんだろう。
何も聞きたくない。何も見たくない。
自分が人間で、まだ、生きていて、なのに、もうQ10はいなくて・・・
会いたい。会いたい。会いたい・・・
たとえ本物でなくてもいいから。
もう一度だけでもいいから。
遠くからでもいいから・・・会いたい』
日本テレビ系土曜ドラマ Q10 オリジナル・サウンドトラックほんとのきもち
 実は、Q10のリセットボタンは栗子(薬師丸ひろ子)によって入れ替えられていた。
そしてQ10には、リセットボタンが押されたフリをして、機会をみて逃げて来なさいと伝えてあったのさ〜
Q10はそれに従い、未来から戻って来ているようで、月子(福田麻由子)が捜しに来ていました。

「Q10を連れて帰らないと、大変なことになります。世界が大きく歪んでしまう」
また、力づくで平太にリセットボタンを押させようとしている月子に
「心に訴える」ことを教える栗子。
「そんなの奇跡です」月子
「2010年にはまだあるのよ。奇跡」月子

 ふと気づけば、クリスマスが近付いている・・・
サンタさんに「もう一度Q10に会わせて下さい」と頼む平太。
『もし、そんな奇跡を起こしてくれるなら、この先、一生何もいりません』

 そこに、にゃんと、サンタさんのかっこをしたQ10が!
そばには中尾もいるョ。
「わ〜!わ〜!雪!雪!」
黙って抱きしめる平太・・・

 Q10は中尾(細田よしひこ)の部屋に匿われていました。
いやはや、Q10の手をぎゅっと握って満面の笑顔になる平太には中尾も困っちんぐですわ〜

 翌日、武彦(池松壮亮)の病室を訪ねた平太は、彼が一時、危険な状態だったと知りました。
ロビーで会った民子(蓮佛美沙子)は、毎日病院へ来ているのに、会うと自分の表情から武彦の病状が悪いのを知られるのが怖くて病室へ行けなかったと話しました。
「私、愛がたりないのかな・・・」

 それは、「好き」以上の思い。
好きだからこそ、乗り越えなければならないこともある。

 月子は平太の元に現れ、Q10のリセットボタンを押すよう伝えました。
もし平太がリセットボタンを押さないと未来が変わってしまうらしい。
「2つの文明が滅び、ひとつの言語が消滅する」

「今も地球のどこかで9億人の人が飢えている。
今こうしている間にも戦争や紛争で人が死んでいっている。
でも、深井君には関係のない話だもんね。
今日もどこかで大切な人を失って、もう涙さえでない人もいる。
でも、そんなの見えなかったら、ないのと同じなんだもんね」月子
「俺が押さなかったら、人が死ぬの?」平太
「560万人」月子

 平太は、Q10の不在を当たり前のことのように受け入れているクラスのみんなに気づきました。
自分もいずれ、そうなるんだろうか・・・?

 勉強のことで頭がいっぱいだった恵美子(高畑充希)は、小川(田中裕二)に聞かれて、
初めて民子が欠席していることに気づき落ち込んで、別れたはずの影山(賀来賢人)にぐちっております。
そんな自分をさらに自己嫌悪する恵美子・・・
「自分のことすら信じられない」そうな・・

「俺達さ、まず自分のこと信じることから始めようか?
それやんないと、な〜んにも始まんないような気がする。違う?」影山
「うん、まず、取り敢えずだよね」恵美子

 自分を信じなければ人も信じられない。
でも、信じる気持って自然と沸き上がってくるものじゃないんですよね。
「信じよう」って決めなければ、生まれない。

 クリスマスは荒んだ気持の人間も優しくしますョ・・・
藤丘の父親(柄本明)がふらっと家に戻ってきました。
眠り込んでいる勇人(谷端奏人)が描いたクリスマスカードを開くと・・
かわいらしい絵と共に『かぞくでクリスマスがしたいです』と描かれていました。

「この絵を見ていると、迷いがないっていうか・・・
信じきっているんだな、コイツって・・
これ見ていると、もしかしたら、叶うんじゃないかって思えてくるんだ。
っていうか、叶えてやりたい」藤丘(柄本時生)

 どっかのツリーにぶらさがっていた飾りの包をプレゼントとして置いていった父親は
そのカードとお金をもらって去って行きました。
来年はその空っぽの包の中にプレゼントを入れに戻ってくると言い残して。

 弟の信じる思いが藤丘に伝わり、それが父親にも小さな希望となって伝わった。
来年は二人っきりのクリスマスじゃないかもしれません。

 さて、平太は月子から言われた「失われる560万人」のことが気になって
栗子に相談しております。
「本来、なかったものがあるっていうのは、バランスが崩れるんじゃないかしら。
でも、それは、深井くんとは関係のないところで起こるじゃないのかなぁ・・」

「そんなの変じゃないですか。
俺のせいなら、俺がひどい目に合うべきなんじゃ・・」平太
「世界はそんなふうに公平にできてないのよ。
だから、何だか複雑になっちゃって・・・最悪なことが起こるんじゃない?」
栗子は、Q10の口の中から出てきた『88歳の平太からの手紙』を渡しました。
「最後のとこ、読んでみて」

『18歳の俺に言いたい。Q10を愛したように世界を愛せよ』

 その頃、民子達のバンドは音楽プロデューサーとの面接を待ってました。
光ったら願いが叶うというサンタのチャームにお願いするメンバー。
「CDデビューできますか?」
反応がなかったので、別のお願いをすることに。
で、民子がお願いしたら、ピカー!!
すぐに民子は武彦の元に走り出しました。

「私の願い、叶うんだって!
私の願いはね、私が落第して卒業できないこと。
それで、退院した久保君と一緒にあの校門の坂道を二人して上っていくこと。
来年がダメなら、再来年でもいいんです。
再来年がダメなら、その次でもいいんです・・・
校門、歩けるんだよ、二人して。
その時はね、私、カツラなんてかぶらないんだ。
みんなに見せびらかすように久保くんと歩くんだ」

 一生懸命話す民子の頭を、武彦は優しくなでていました。
武彦との未来を信じる民子の思い、それが武彦の希望になる。
お互いがお互いの希望になっている・・・

 校長先生(小野武彦)は、藤丘のいるパン屋を訪ねました。
「社会でうまくやっていこうと思ったら、まず頼りになる大人を見つけろ。
一人でいいから。
これはって大人がみっかったら、半分成功したようなもんなんだから。
居そうか?」
「います。校長先生です」藤丘
「えっ?俺?俺かよ〜〜ウソ〜マジで?!」校長
「先生、焼き立てのパンって音がするんですよ」藤丘
「あ〜〜いい匂いだね〜」

 あ〜藤丘がレジのお金に手をつけないでくれて良かった。
藤丘は自分を信じている。
校長先生の信頼が藤丘を支え、その藤丘の信頼がさらに校長を奮起させる。
人間はお互いに影響しあって生きているんだなぁ・・と感じましたわ・・・

「懐には温かいパン。
家には娘と孫。俺を信じてくれる教え子もいる。うん、幸せだなぁ・・」校長

 幸せって、多分そういうこと。
穏やかで優しくて、静かな日々に感謝できること。

 平太は父武広(光石研)に聞いてみました。
「父ちゃんさ、母ちゃんのこと愛してる?」
「うん、愛してる!特にうなじ」武広
「じゃあさ、母ちゃんの事を愛するように世界を愛せる?」平太

「っていうかさ、それ、俺、もうしてるかも。
母ちゃんを愛するがごとく世界を愛しちゃってるんだよ、俺的には。
つまり、母ちゃんを愛するってことは、母ちゃんが産んだお前たちを愛するってこと。
ということは、母ちゃんを産んだ母ちゃんも父ちゃんも愛するんだよ、俺は。
母ちゃんに親切にしてくれる人も愛するし、
その親切な人に親切をしてくれる人も愛する。
母ちゃんにいじわるだった上司も、回りまわって母ちゃんの人格を作ってくれてると思えば、それはまた愛すべきなんだよ。
母ちゃんを成り立たせているもの全てを愛する、ふふ・・そういうことよ」

 お父ちゃんの言葉が少しつづ平太の心に沁みてくる・・・
「ここはひとつ、リセットボタンを押しましょう!
平太の心がザワザワしています。
このままザワザワしてていいの・・カナ?
それで、平太は幸せになれるの・・カナ?」Q10

 平太はリセットボタンを押すことを月子に伝えました。
「なんで?」月子
「クリスマスだから」
しかし決意をした平太に、月子はQ10は人間の脳に残らない材質でできているから、平太たちのQ10や月子に関する記憶は1年ほどで消えると告げるのでした。
「俺がQ10のことを忘れる?忘れる訳ないだろ?!」

 Q10の旅立ちは中尾にも伝えられました。
で、Q10にしかできないお願いをする中尾っち・・・
「最後に俺に力を授けてくれませんか?
つまり、自分もいずれQ10みたいなロボットを作れるというパワーを!ぜひ俺に!」
 Q10の「パフパフパワー」を受けた中尾は確かに変わったようです(´m`)

 リセットボタンを押す日、Q10はクラスのみんなにも別れの挨拶をしました。
そうとは気づかず「また、明日!」と返すクラスメイトたち・・・

 でも「明日」は、その次の「明日」に繋がり、未来へと繋がっているはず。
それは平太にとっても。
二人の恋が真実ならば〜いつかは〜会える
これがホントのさよ〜なら〜じゃ〜ないの〜

 理科準備室で、リセットボタンを押される前にQ10も言いました。
「平太、また明日」
「うん、また明日」平太

「この時代の人は目に見えないものを信じることができるんですね」月子
「あなた、『永遠』はないって言ったわよね。
2010年に見たものは、あなたの中で永遠の風景になるんじゃないかな」栗子
「そっか・・・『永遠』って自分で作れるんだ」月子
「ホラ、あなただって持ってるじゃない。目に見えないものを信じる力」栗子

 平太は、記憶が薄れる前に、Q10と過ごした日々を記し、思い出の品と一緒に残すことにしました。

 その夜、深井家では、平太の術後6周年を兼ねたクリスマスパーティが行なわれましたぞ。
「俺のこと、絶対治るってずっと信じてくれたから、俺はこうしてここにいられるんだと思います。ありがとう」平太

 家族が自分を信じてくれたように、自分も、自分と、この世界を信じてみよう・・
Q10との出会いと別れを経て、平太は変わりましたよね。
Q10の記憶が消えてしまっても、それは確かなこと。

 翌日、平太は武彦の元へ。
「戻ったら、まず何する?」平太
「校門の坂上る。
それから、授業サボって屋上で寝っ転がる。
隣で誰かが鼻歌歌っててさ・・・
そんで、青空見ながら、これから何か始まりそうな気持になったりしてさ・・」武彦
「「始まりそう」じゃなくて、始まんだよ」
平太は、Q10が持っていた「世界」の入っている球を渡しました。

 それでも、Q10がいないのは寂しい・・・
鉄塔の下で耐えている平太の元に月子が現れ、「今はまだ笑えない」という平太にあの地球仕様のタイムマシンを放りましたぞ。
「大丈夫、笑って暮らしていけるって」

 そこに見えた未来は、Q10と同じ顔をした、多分、未来の奥さんと思われる女性とQ10のことを話している平太の姿。
「あなたが忘れてしまっても、「Q10」はいるって信じ続けてくれた人」月子

 ふと見ると、河原で鍵盤ハーモニカで『グッバイ・マイラブ』を吹いているQ10そっくりの女性が・・・
この時が、平太と未来の妻となる女性との出会いの時だった。

 Q10が作ってくれたこの出会い・・・
でも、未来の奥さんが平太の書き留めた「Q10」の話を信じてくれなければ出会えなかった。
彼女がQ10の存在を信じ続けてくれたから、平太は彼女と出会えた。

『俺は昨日88歳になった。
まだ死ねそうもない。
しかし、妻の方はたぶん、もうダメだ。

その妻がしきりとQ10の話ばかり聞きたがる。
Q10というのは、俺の作った想像の産物なのだ。
なのに、俺は何かを見る度にQ10にも見せたかったと思うのだ。
初めての出張で見た月からの地球。
新婚旅行で聞いた氷河の溶ける音。
子供たちを連れて行った樹齢1000年の木もれ陽。

余命少ない妻は、18歳の俺に会いたがった。
その願いを叶えるため、タイムトラベル用のロボットを発注した。
顔は妻の昔のデータを元にした。
できあがりを見せられた時、俺は驚いた。
まさにQ10だった。しかも型番まで同じの。

俺の青春の真ん中に、確かに、このQ10がいたと確信した。
もうすぐ、妻とはお別れだ。
でも、俺がいると思っている限り、妻の笑顔もまた、この世からなくならない。

いるかどうかわからなかったQ10が、70年思い続けて、本当にいたように。
今は隣で妻がお茶を飲みながら言っている。
「愛も勇気も平和も、この地球上にあると思えば、きっとあるのよ」と。

18歳の俺に言いたい。
Q10を愛したように、世界を愛せよ。
今は見えなくても、自分を信じる。
いつか目の前にお前が信じたものが、形を持って現れる。その日まで』

 
 あ〜終わっちゃいましたね〜
この世界観が大好きでした。
それぞれの登場人物たちの心の成長を描きながら、彼らがお互いに影響を与え合い、この世界で共存しあっている姿にほっとしました。
愛すること、信じることで世界は変わる・・・見終わったあと、そんな思いが自然と湧き上がりました。

 脚本ももちろんすばらしかったけど、その世界観を表現しようとキャストとスタッフが一丸となってる熱い思いが画面を通して伝わってきたように思います。
どのキャストの方も良かった。

 特に、佐藤健君の演技は初めてじっくりと見たように思います。
演技していることを感じさせない平太の存在感は、このドラマにぴったりでした。
 なんか、このドラマを見ていると、自分の心情とリンクするのか毎回結構じわ〜っときて、癒されておりました。
このドラマに出会えてよかった。
寂しいけど、今はそう思いますよん・・・

 第1話 この地球上に自分より大切に思える人なんているんだろうか?
 第2話 ここは生きてゆける場所ですか? 人魚姫とオタクの恋
 第3話 私はブスじゃない!文化祭でおきた奇跡とQ10の正体
 第4話 どうでもいい、なんて言うな!!涙のQ10に愛の告白!? 
 第5話 正体がバレた!! ずっと一緒にいたいのに…別れの時
 第6話 退学!! 去り行く友に何ができる?サヨナラの歌とキス
 第7話 任務終了…キュート回収! 逃げろふたりきりの2日間
 第8話 キュートがやって来た理由…70年後の世界で起きる事

こたつ
小川家にも幸せが来てよかったわ。
いい家族になりそうだよね(´ω`)