さぁ、今回は、私が人生で初めて出会ったトンデモ映画、にゃんと、『ルパン三世』の実写版!「ルパン三世 念力珍作戦」です。
しかも主演が目黒祐樹という、誰が聞いてもルパンじゃねぇだろ!というキャスティングの映画でございますよ〜

 ストーリーは・・・全く憶えてない。
「念力珍作戦」ってぐらいだから、ユリ・ゲラー的な人と戦うのかね・・・?
お色気ムードもあったような気がするけど・・・σ(´-ε-`) まぁ、元々原作は大人向けだしな・・
家族で見に行って、ちょっと気まずいものを感じたような・・・。
何かと併映だったんだよねぇ・・・もちろんコレはメインじゃない方なんだけど・・・
なんだっけ?「大霊界」とかか?

 例によってこれぐらいしか思い出さない・・・・
峰不二子は誰だっけ・・・?次元は?銭形のとっつあんは?
確認しなきゃお盆が迎えられないわ〜早速、見てみましょう ♫
しかし、日本映画専門チャンネルもよくぞ放送してくれたよ・・
ルパン三世 念力珍作戦 [DVD]ルパン三世 ― 念力珍作戦 ミュージックファイル
 さて・・37年ぶりに「珍作戦」に再会した感想は・・・
それほどひどくないぞ・・・でも、のどかな展開に何度も眠気に襲われ、途中止めて、15分ぐらい寝ちゃったよ。

 で、タイトルの由来は、対戦相手が念力を使う訳でも、ルパンが超能力を駆使する訳でもなく、ただ何となく時代の波に乗ってつけたんだろうな〜って事がわかりました。
劇中、ルパンが「(峰不二子と)必ずデートしてみせる!我が念力にかけて!」って言う場面あるけど、言ってるだけ。
 
 全体的に安い!そして、ルパンって、こんなおっちょこちょいだっけ?
「念力」もそうだけど「ルパン」って設定も適当か?
ズッコケ・ハレンチ・モーレツ(ちょっと違うか)・・・そんな言葉が自然と出てくるおとぼけ映画です。

 さぁ、では、気になるキャスティング発表ですョ〜
ルパン三世・・・・目黒祐樹
アニメのルパン三世を想像しちゃダメ!服装も雰囲気も全く別モノざんす。
しかも、大怪盗と言うよりは、気のいいただの女好きのお坊ちゃん風来坊って感じ。
でも、見てるうちに、あの濃い顔が憎めなくなってくるから不思議さ。
なぜか、しょっちゅうパンツ一丁になる場面アリ。

峰不二子・・・・江崎英子
初めて見た女優さん。申し訳ないけど「安さ」は、この方の雰囲気から来てるような。
一応ボインだけどアニメのようなゴージャスさはなく、東映映画の女囚役にいそうな雰囲気。
明るく気さくな姐さんって感じ。
武器は太もも、あるいはパンツの中に隠したトランプ(恐ろしいトランプで木を切断したり、街灯を破壊する威力を持つ)(何か「アイフル大作戦」思い出しちゃった)

次元大介・・・・にゃんとびっくり!田中邦衛!
こんな足の短い次元でいいのか?
でも、アニメのイメージを裏切るキャラクター続出による残念感が漂う中、田中邦衛さんは独特の新しい次元を創り上げていたわ〜。
違ってるけどいいじゃん!こっちの方が味があるじゃん!さすが邦衛だよ!
わたしゃ、この次元好きだね。
てか、邦衛がルパンの方がいいんじゃ?とすら思ったぞ。

石川五エ門・・・・登場せず!
え〜〜?!何でだよ〜!!五エ門がいない「ルパン」なんて・・・
コスプレ入ると、ますますトンデモ感が強まるからやめたのかしら・・・
日本刀持ってるから、殺陣とかめんどくせぇしなとか思ったのかね。
強烈なビジュアルだから、ルパンより目立つ可能性あるしな。

銭形警部・・・・伊東四朗。
何かしっくりくる感じよね(‘ ∇‘ )
こちらもさすが四朗さん、アニメの銭形のとっつあんのイメージもしっかり取り入れながら、いつもの伊東四朗さんらしさもあり、部下の大岡刑事(大岡越前の何代目か)(人見明)と遠山刑事(遠山の金さんの何代目か)(江幡高志)とのコンビネーションも楽しく笑わせてくれましたよ〜

 その他に警視総監役に藤村有弘、
港でルパンの財布をスルけど、逆にブラジャーを盗られてしまう女スリに安西マリア、
ルパンに白バイを盗まれる警官に青空球児・好児、
ルパンが育った孤児院の神父にE・H・エリック(時代だね〜まだ「外人」の役をこの人が一人で背負ってた頃だね)、
ルパンが部屋の家具を全部あげちゃう橋の下に住むホームレスのおじさんに常田富士男。
 何かゲバゲバな雰囲気も漂ってるね。

 ストーリーは・・・・・
かつて2代目ルパンが築いたルパン帝国はマカ・ローニ一家に潰され、残ったのは次元大介のみ。
次元は行方不明になった三代目ルパンを探していた。
その頃、護送車で運ばれる峰不二子に一目惚れしたルパンは彼女を脱獄させ、思いを遂げようとするが、いいとこで逃げられてしまう。

 一方、峰不二子を脱獄させた男を追っていた銭形警部は、ルパン三世の捜査係に命じられる。
で、すぐに居場所はキャッチするんだけど、毎回するりするりと逃げられ、その度に怪我が増えていく。
ラストでは、頭に包帯、足は骨折、腕も吊っており、松葉杖をついている。

 ルパンと再会した次元は行動を共にするようになる。
最初の仕事は不二子の提案による「世界の宝石店」の宝石強奪(バキューム・カー使用)。
でも、せっかく奪った宝石は不二子に横取りされてしまう。

 一方、ルパンの存在を嗅ぎつけたマカ・ローニ一家はルパンと次元を抹殺しようと、次々と殺し屋を差し向ける。
この殺し屋衆がバラエティに富んでいる。
まず最初に来たのが死神博士こと天本英世。
0.3秒で次元にやられちゃったけど、さすがのダンディズムでした。
その後に大泉滉、なぜか前川清、あと全然知らなかったけどポピーズというお色気ムンムンな女性グループ(黒のホットパンツ着用)とか。
まだいたけど、名前はよくわからんかったわ。

 ルパンは全く相手にしていなかったんだけど、マカ・ローニ一家が不二子を拉致してからは奴らのアジトを次々と襲撃。
(水上スキーやヘリコプター、かっちょよくバイクを乗り回す祐樹兄貴のアクションシーンが堪能できます)
念力が込められてるというウルトラ国宝の土偶を奪おうとするマカ・ローニ一家と守ろうとする銭形たち、不二子救出に向かうルパンたちが集合し、ハチャメチャに。
 ラストはしっかり銭形に追いかけられるルパン達の姿で終わってくれます。

 ディズニーランドのエレクトリカルパレードのような華やかな豪華さはないけど、近所の神社のお祭りのような気楽さと賑わいがありますぞ。
トンデモ映画初心者のアナタ、良かったらこんなルパンを味わってみませんか〜?

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今年は「ルパン三世」アニメ化40周年なんだってね・・
私は「シーズン1」が一番好き。
原作とはちょっと違ったテイストなのかもしれないけど、脚本もそれぞれのキャラクターの存在感を生かしたすばらしいものだったし、それぞれのドラマが感じらたし、音楽も最高にかっちょよかった。
新鮮な衝撃と共にすぐに「ルバン三世」の世界に引きこまれていったのを憶えています。
危険な大人の世界にドキドキしながら見ましたわ〜。