いやいやいや・・・ここまで嫌らしく壊れた女を演じることができる女優がいるでしょうか・・・
思わず殺したくなるような破壊力・・・やっぱ安藤サクラはスゴイよ。
「この人の金取って、何が悪いのかな・・・人殺しの金取って、何が悪いのかな!!
この人さ、ホントの名前、三崎文哉っていうの。
中学の時、7歳の女の子、殺してんの!女児殺害事件犯人の少年Aなんです!」

 この言葉の毒が、それぞれの心の奥に隠していた闇を引きずりだし、薄い膜一枚で保たれていた穏やな世界を変えていく。
何て簡単なんだろう・・・・
 でも、私だって自分の子が抱かれている相手が人殺しだと知ってしまえば、すぐに引き離すと思う。
「今の彼」をよく知っていると思えるならまだしも、真岐(佐藤江梨子)は家に戻って来たの最近だろうし。
てか、「人殺しだった」と聞かされて、自分は文哉のことを本当は何も知らなかったんだと気づいたんだと思う。

 さて、振り返ってみますか・・・
戻らない双葉(満島ひかり)を心配して隆美(風吹ジュン)が「ふかみ」にやって来ました。
で、響子(大竹しのぶ)と対面することになってしまったわ〜

 てか、この隆子、事件以来の対面だろうに何か無造作すぎるというか・・・(;´゚∀゚`)
双葉のことが知りたくて洋貴(瑛太)に会いにきたってのはわかるんだけど、
ぼーーーっとしすぎるというか〜〜何か言うことがあるようにも思うが〜
どーもそれでも、生きてゆく オリジナル・サウンドトラック
 
 いったい加害者家族にどう対すればいいのか・・・・心の準備が全くできていない響子は混乱・・・
その心の中は、無感情と突然湧き上がる怒りで、自分でも予測がつかない。
世間話っぽくしてみるけど、怒った方がいいのか、泣いた方がいいのか、責めるべきなのか、どう接していいのか、本当にわからないんだろうなぁ・・・

 間を埋めるために、駿輔(時任三郎)も加わり、なぜか4人で向かい合って、そうめんを食べることに。
その響子の対応に従いながらもこちらも混乱する駿輔。
隆美は相変わらずぼよ〜んとしていて、何考えてんだかわからん・・・( ̄∀ ̄;)
 
 誰も世話をする人がいなくなって、ペットの亀を川に放しにいったこと、その川の水がすごく冷たくて、亜季の遺体の冷たさを思い出したことを、ぽつりぽつりと話す響子・・・
この15年の記憶が少しづつ戻ってきている・・
隆美や駿輔に話しながら、響子は自分自身でこの15年を確認していこうとしているんだと思う。
だから、駿輔に謝って欲しくて口に出してる訳じゃないんだよね。

 ところで、響子と隆美の日常を感じさせながらも妙な空気が流れる時間を表現したかったんだろうけど、韓ドラを見てしまうってのはどうなんだろう・・・
ちょっとやりすぎというか、脚本家の坂元さんの浮遊が始まったか?と思ってしまったぞ・・・

 その頃、祖母の病室で会った文哉(風間俊介)と双葉は久々に兄弟の時間を過ごしていました。
今、どこに住んでるのか、何をしているのか、隆美が自分達の母親ではないことを昔から知っていたのかという双葉の問いには一切応えようとしなかったけど、
「私も連れてって」という双葉の言葉を受けて、因島へ向かうことにしたようです。

 因島は文哉と双葉の母親が産まれた場所らしい。
お墓のある場所も知っているって言ってたから、駿輔の言った通り、亡くなってたんだ〜
やはり母親と引き離されたことが、文哉の心に大きな影を作ってしまったんだろうか・・・

 飛行機に乗ったことがない双葉の希望で、飛行機で向かうことにしたんだけど・・・
その文哉の貯金通帳を紗歩(安藤サクラ)が持ちだしてますよ〜!
とんでもない女だよ・・・五郎さん(小野武彦)雇う時、ちゃんと面接したのぉ〜?
男から命じられてやってるみたいだけど、罪の意識ゼロってのがスゴイわ・・

 五月(倉科カナ)から、文哉の担当看護師だった東雪恵(酒井若菜)の母親の住所を聞いた洋貴は、彼女と会いに行き、東雪恵の今の職場を聞くことができました。
で、洋貴がもういいって言ってんのに、同行し続ける五月・・・
何か、イラッとするわぁ〜(д)

「私、同じ境遇だから深見さんの悲しみがわかります。
半分に分けあえます。遠山さんは、あの人は深見さんの悲しみを2倍にする人です」五月

 それは洋貴が決めることでは?
同じ境遇でなければ、人間は理解し合えないんだろうか・・
確かに、加害者家族という特殊な立場の辛さは、同じ目に合ったことがない者には実感としてわからない。

 でも、だからといって五月が洋貴を求めるのは、何か違うような気がする・・・
洋貴が自分を取り戻そうとしている、そしてそれを応援しようとしているというのはわかるんだけど・・・
どうしてもイライラが止まらないわ〜

 兄と因島へ行く決意をした双葉は、洋貴をカラオケルームに呼び出しました。
最後の思い出のつもりかちら・・・
写真の東雪恵が持っていたおりがみの金魚と同じものをを双葉が持っているのを見つけた洋貴は、すぐに双葉が文哉と会ったことに気づきました。
 でも、双葉が文哉の居場所を言わないんで、怒って出て言っちゃいましたわ〜

「もともと立場違うし。僕とあなたは。
そういう関係じゃないし。僕とあなたは。はい・・!お疲れっス」
 出ていこうとする洋貴を思わず掴んでしまった双葉でしたが、兄の居場所を言う訳にもいかず、洋貴を見送るしかありませんでした。

 待ち合わせ場所に現れた文哉に、双葉は洋貴に会いに行こうと誘いました。
「深見さん、お兄ちゃんに会いたがってるの。妹さんのことで会いたがってるの。
会ってあげて。
私も一緒に行くから。
もしかしたら、もしかしたら・・・ってことがあっても、私がお兄ちゃん守るから。
お願い、会おう?」
「なんで・・・?何で双葉が洋貴のことを・・・」文哉

「一緒なの。私と深見さん、一緒なんだよ。
この15年間、立場は全然違うけど、似たような思いで生きてきたの。
なのにさ、私だけお兄ちゃんに会ってズルイじゃん・・・
深見さんもお兄ちゃんに会いたいのにズルイじゃん。
だから、深見さんに、お兄ちゃんが反省したとこ見せてあげて?」双葉

「反省って?」文哉
「深見亜季ちゃんのこと」双葉
「何で、お兄ちゃんが反省するんだ?
何でそんなこと言うんだよ?たった二人の兄弟なのに・・・・」文哉
「お兄ちゃんが亜季ちゃん、殺したでしょ?」双葉
「亜季ちゃんは天国に行ったんだ。産まれてこない方が良かったから」
「お兄ちゃん!亜季ちゃんは生きたかったんだよ!産まれてこない方が良かった訳ないじゃない!!
悲しんでいる人達がいるんだよ!15年間、毎日毎日悲しみ続けてる人たちがいるんだよ!
悲しくて悲しくて、泣きすぎて涙も出なくなった人達がいるんだよ!
何で?何で?なんで?ねぇ、お兄ちゃん!!」

 追いすがる双葉を突き飛ばして、逃げるように文哉は去って行きました。
双葉の言葉は文哉に届かなかった。
文哉にしてみたら、自分の存在を無条件で受け入れてくれる唯一の人間だと思っていた妹に裏切られた気分なんでしょうか・・・
 亜季ちゃんを殺した理由を歪んだ感覚で正当化しているようだけど、彼はこの15年間何を考えて生きてきたんだろうか・・・

 文哉にとっての双葉は、いまだにりんご飴を買ってあげれば大喜びするような小学生で、自分が手を繋げば、黙ってついてくる妹なんでしょうが、現実の双葉は15年の間、加害者家族としての自分を受け入れながらも必死で生きてきた25歳の女性なんですよね。
 文哉にも15年の歳月が流れたはずですが、彼もまた、響子と同じように過去に蓋をして、別の人間として生きてきたのか・・
彼の時計が動き出すことはあるんでしょうか・・・

 てか、亜季ちゃんに会う前から金槌持ってたんだよね?
てことは、元々誰かを殺すつもりだったとこに亜季ちゃんに会って、ターゲットを変えたのか?
父親を殺すつもりだったとか・・・?
ここに来て、また、ちゃんと最後に収拾がつくのか心配になってきたぞ・・・

 第1話 禁断の出会い・・・
 第2話 想い、絶たれて・・・
 第3話 お母さんだから・・・
 第4話 明かされた真実・・・
 第5話 居場所を求めて・・・
 第7話 心の闇について・・・
 第8話 それぞれの覚悟・・・
 第9話 心はどこにある?
 第10話 対決の果てに
 第11話(最終話) 光の方に向かって・・・

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いろいろ問題勃発の草間ファーム・・・
他にも従業員いるみたいだけど、大丈夫か?
てか、まだ来週も安藤サクラが働いてたら、スゴすぎるぞ。