真平(坂口憲二)の病気は脳腫瘍でした。
11歳の時発覚し、手術を受けたけど、再発の可能性があり、その場合は助かる率が低いと言われたそうな。
中学生になり、そのことを知らされた真平は、再発するということを常に考えて行動するようになった。

「あいつの生き方というか、することはすべてその事を前提にしているところがあります。
こんな言い方は嫌ですけど・・・いつ、自分がいなくなってもいいように、人に迷惑がかからないようにしよう、
残された自分の時間の中で、できるだけ多くの人を幸せにしたいって考えてるんです」和平(中井貴一)

 これは、本人も辛いけど、そばにいる家族も辛かったよね。
もっとわがままにやりたいことをやって、好きに生きたっていいじゃん!・・って言いたいだろうけど、和平たちは真平の生き方を尊重してずっと見守ってきた。
 生き方を見守るって、家族でも恋人でも友達でも、すごく難しいことだと思う。
でも、静かに語る和平と典子たちの姿からは、当たり前のことをしてきたという雰囲気が伝わってきて、これが長倉家の歴史なんだな〜と感じられました。
2012年1月クールフジテレビ系木10ドラマ オリジナルサウンドトラック
「でも、そんなあいつが、あなたに『恋をした』って言いました。
はじめて・・・初めてなんです。本当に嬉しかった・・・
本当に嬉しかったんです。こんな話をしてアレですけど、あいつのそばに居てやってください」和平
「・・・・なんで・・私なんでしょうね?」千明
「それは・・・本人に聞いてください」和平
「・・・そっか・・そうですね・・アハハ・・なんだぁ、すぐに死んじゃうとか、そういうのかと思いましたよ〜」千明
「いや・・でも、いつそうなるか」
「わかりました、はい・・真平君のことは、よくわかりました」千明
「よろしくお願いします」和平
「わかりました。でも、アレですよね。そんなのみんな同じですよね?
だって、何が起こるかわからないじゃないですか?
あなただって、明日事故に遭うかもしれない」

 ここからの展開が千明(小泉今日子)らしかったですね〜( ̄∀ ̄)
全部、和平をたとえに出していろんな災難に遭わせてました。
千明の、この事実をすっと受け止める態度は、潔い生き方から来てるのか、もともとの性質なのかわかりませんが、すごくほっとさせてくれるし、相手に自信を与えてくれるようにも思います。
真平が惹かれるのもわかりますワ。

 で、そんな千明のせいで、和平の『二股疑惑』が典子(飯島直子)と万里子(内田有紀)とえりな(白本彩奈)に伝わり、非常に立場が悪くなってしまいましたとさ。

 そんな長倉家に真平が帰還。
改めて恋人としてよろしくお願いしますと挨拶しあう二人が笑える・・・( ̄m ̄〃)
でも、「恋人」を持つのが初めての真平と久しぶりに恋人になった千明はまだピンとこないようで・・・。

「どうすればいんだっけ?」千明
「うん?」真平
「なんか私も、結構忘れちゃってるかも・・・」千明
「ああ!あはは・・・じゃあ、じゃあ、「初めて」と「忘れちゃった」で、意外と新鮮かもね」真平
「そうだね!じゃあ、がんばろう!」千明
「がんばろう!」

 にゃるほどね〜そうかも・・・
学生の頃って、いちいち告白とかするから、この日から付き合いましたよ〜ってわかりやすいけど、大人になってからって、どうやって恋人になってたっけ?
会うようになって、自然とそういう感じになっちゃって・・・
でも、千明たちは先に済ませちゃってるから余計訳わかんないよね( ̄∇ ̄;)

 千明が仕事で去った後、残された和平は「二股」の件で針のむしろ状態・・
そこに知美(佐津川愛美)が突然現れたもんだから、冷汗ダラダラ・・・
緊急出動の命令が出たけど、この騒ぎで携帯の着信にまったく気づかなかったらしい。

 和平が着替えてる間、さっそく事実関係の確認を始める典子。
そして、和平の家族に取り入ろうとする知美・・・でも、お互いにいまいち波長が合わなかったようで・・・

 ちょっと神経過敏になっちゃった知美は和平にアピールしておりました。
「もう少し興味を持って欲しいです、私に。
若い女の子とか、部下とか、そういうんじゃなくて、私に興味を持ってほしいです」

 いや〜こうやってはっきり言えるのが若さか?
私だったら、興味もってって言われても興味ないもんはしかたないだろうし、興味あったらおのずと興味深々になるだろうよ・・とか思っちゃって、言えないよ〜(´д`;)
 でも、こうやってはっきり宣言したことで、和平の心に引っ掛かったんだから、やっぱり言わないより言った方がいいってことか。

 さて、千明の方は、はるか先生(益若つばさ)を交えてスタッフと打ち合わせ中。
ドラマの設定が現実的かって話し合いをしてる中で、千明と三井さん(久保田磨希)は現役感がないとはるかにジャッジされてしまいました。
 さらに千明が「友達の話」ってことにしてプライベートを話してることについても「そういうのめんどくさいから、やめましょ」とバッサリ。

 いやはや・・・じゃ、千明のことだって知ってて、「無理」とか「続かない」って言ってたのね〜
(´∀`;)すごいな・・・

 休日出勤を終えた和平・・・疲れを癒そうとバーに飲みに入ったら、典子の夫・広行(浅野和之)と会っちゃって、ぐちられるわ、絡まれるわで疲れ倍増。
いや〜広行最悪じゃん・・・こういううるさい飲み方する男ってヤダわ〜
てか、教師ってやっぱりストレス溜まるのね。

 そして、典子の方は文也(八神蓮)から、ホテルでのディナーに誘われ、ついにその日が来たのだわ!とおしゃれして、万里子を従えて(よく付き合うよな〜)向かったんだけど、文也には全くその気はなく、父親(岩松了)から指導が入るわ、お部屋に誘われるわ、肝心の文也には同い年の彼女がいることが発覚して、自爆・・・・
夢から醒めちゃったようです。

 そりゃ、そうだよな〜
典子もわかっちゃいたとは思うけど、ショックだよね。
楽しい夢はなるべく長引かせたい。
自分はやっぱりおばさんで、もう終わっちゃったのかな・・・もうそっちの世界にはいけないのかな〜みたいな・・・

  さて、和平は酔いつぶれた広行を家まで送って役目終了。
偶然、会った千明と飲み直すことにしました。
この二人の雰囲気は自然でホントいい感じ。
お互いに恋愛対象じゃないって思ってるから、余計お気楽な関係でいられるのかもしれないけど。
ちゃんとした大人同士で、遊び心も共有できて、バランスのいい会話が楽しめる相手ってめったにいないよね。
 
 「男らしさ」について、思いっきり語る和平・・・
「すっきりしましたか?」千明
「あぁ・・・まぁ・・・なんとなく・・・」和平
「なら、良かったです。ふふ・・」千明
「すいません・・何か、ムキになっちゃいました」
「ふふ・・(*^-^)」

 千明の方も、和平との会話の中で気づいたことがあったようです。
「恋愛って、がんばってするものじゃないですよね。
しかも、私たちみたいに、こう・・なんて言うんですかね・・・
恋愛抜きの暮らしを結構長くしてきてしまった訳じゃないですか。
そこにね、「恋愛」を持ち込むっていうのは、ものすごいエネルギーとかパワーを必要な訳ですよ。
で・・・・でも、私は、ちょっとだけがんばってみようかなっていうか、
私ね、真平君のこと、今までちゃんと見ていなかったような気がするんですよ。
鎌倉でカフェなんかやってる、カッコいいけど、ちょっと不思議な男の子みたいな。年下のね。
でも、ちゃんと真平君のことを知ってみようかと思うんですよ。
本物の恋になるかどうかっていうのは、その後に考えること・・・なのかな・・っていうか・・・
まぁ、もちろんね、私のことも相手に知ってもらいたい訳なんですけど」千明
「なるほど」和平
「その〜お見合い母とお見合い娘のこと、ちゃんと知ってます?」千明
「その言い方、ちょっとアレですけど・・そう言われれば、よく知らないですよね」和平
「ちゃんと知ってからでいんじゃないですか。結論を出すのは」千明

 そんな流れから和平も相手を知ってみようと思ったみたいです。
って、秀子(美保純)かと思ったら、知美の方か〜〜( ̄ω ̄)フーン

 「恋愛はがんばってするもんじゃない」とわかってるけど、それでもがんばってみようと思った千明と和平。
がんばってる姿がすごく新鮮だったし、かわいかった。
がんばろうって素直に思えたのは出会いの大切さをしみじみとわかる年代になったからでしょうか。

 「50のしんどさを味わえ。そのしんどさを味わわないなんて、俺は絶対に許さないぞ」
と言っていた和平。
限られた時間を生きてるのは、真平も和平も同じなのかもしれません。

 第1話 寂しくない大人なんていない
 第2話 ひとりって切ないぐらい自由
 第3話 大人の青春を笑うな!
 第4話 女が年取るってせつないよね
 第5話 人生最後の恋って何だろう
 第6話 今迄のどんな恋にも似てない
 第8話 大人のキスは切なくて笑える
 第9話 キスは口ほどにものを言う!
 第10話 大人の未来だって、輝いてる
 第11話 (最終話) まだ恋は終わらない

温泉
予告で千明と真理子、チューしてなかった?
携帯に入れてある千明の写真をなでなでしていた万里子・・・実はそうなのか?
何にしろ、恋に目覚め、人生を楽しみ始めたのなら、めでたいことザンス。