『寂しくない大人なんていない。
人生はいつか終わってしまうことに、大人は気づいているから。
その終わりは、誰とも分かち合えないから。
だから、楽しい時には思いっきり笑いたい。
悲しい時にも、思いっきり泣きたい。
どちらも大切な時間だから・・・

 寂しくない大人なんていない。
だからこそ、寂しさを埋めるために恋をするのはやめよう。
恋がなくたって、素敵な人生は絶対あるはずだ。
月並みな言葉だけど、前を向こう。
ちゃんと生きてることが一番大事なんだ・・・そう、思う。
人生って、自分の未来に恋することなのかもしれない。
自分の未来に恋していれば、きっと楽しく生きてられる。

46歳、独身。人生への恋は、まだ終わらない。
もし、これから、誰かと恋をするとしたら、それを最後の恋だと思うのはやめよう。
次の恋は、最後から2番目の恋だ。
その方が・・・・人生はファンキーだ

 恋をあきらめないことは、人生をあきらめないこと。
異性への恋、そして友達への恋、仕事への恋、自分の好きなことへの恋・・・・そして、人生への恋。
恋に年齢は関係ない。素直におおらかに楽しもう・・その方が人生おもしろい!

 な〜んか、さりげなくおもしろいドラマでしたね〜
声高に叫ぶことなく、いつのまにかメッセージが心の中に残っている・・・これが岡田惠和さんらしさなのかな・・
もっと見ていたい、登場人物達と別れたくない・・・そう思ってしまうんだよね。
2012年1月クールフジテレビ系木10ドラマ オリジナルサウンドトラック最後から二番目の恋

 さて、顔を合わせれば『突っかかりポイント』がどんどん増えていく千明(小泉今日子)と和平(中井貴一)は、なるべく顔を合わせないようにしようって事で意見が一致。
なのに、ロケ地として予定していた神社がドタキャンになり・・・万里子(内田有紀)が鎌倉の神社を提案したもんだから、千明は観光推進課の長倉課長にお願いすることになっちゃったのよね。

 停戦中でもありますし・・そこは大人ですから・・・長倉課長は力強く、ドラマロケを後押ししてくれましたぞ。
関係各社にお願いに回る二人・・・やっぱりいい感じだぁ・・(´m`)
ペンギン歩きがかわいい奇跡の46歳・・・それをからかう50歳・・・

 鎌倉ロケ当日、もう長倉ファミリー総動員でサポートデスヨ。
で、カメラテストに駆り出された真平(坂口憲二)と知美(佐津川愛美)の純な本気の口げんかを見ていた熟年二人は思うところあったようで・・・それぞれ別れを切り出したのです。

 そして、出会い系で人生で最も気の合う男性と巡り合い、メールのやり取りをしていた典子(飯島直子)ですが・・・
夫・広行(浅野和之)と離婚届を提出した後に、バーで会う約束を取り付けております。
目印は「ピニャコラーダ」というカクテル。
お互いに友達を連れて行くことになったんで、無理やり千明も引っ張り出されました。

 で、行ってみたら、にゃんと相手は広行。
「えええええっ?!(゚ロ゚」)」 (゚ロ゚」)」」
驚嘆の声をあげながらも、そのまま自宅のベッドへ直行でしたとさ・・

 まぁ、ねぇ・・・女の人が一度嫌いになった相手に再燃!って、めったにないと思うけど、典子の場合は売り言葉に買い言葉で家出しただけであって、嫌いになった訳じゃなかったのかもね。
気付いてみたら、一番気楽で、一番自分のことをわかってくれてる大切な人がそばにいた・・ってことなのかな。

 で、残された千明と和平はしみじみと語り合うわけさ・・・
「気付いちゃったんですよね〜自分のずるさに。
『うわ〜私って卑怯だなぁ〜』って、思っちゃいました」千明
「どういうことですか?」和平
「多分・・・キープしてたんですよね。
そのぅ・・真平君という素敵な恋人がいるという状況を、キープしてたんですよね。
これを逃したら、もう恋愛はないな・・と思ってたから。
最低ですよね・・ホントに最低なんですよ。
こないだ、真平君と知美ちゃんが一緒にいるのを見てて、『うわぁ〜きったねぇな自分!』って、もう、やんなっちゃったんです」千明

「真平、なんて言ってましたか?」和平
「『失恋させてくれて、ありがとう』って言ってくれました。
『失恋も恋愛のうちだよね』って。天使ですよね、あいつは。本物の」千明
「あぁ・・参ったな。実は私もね、あの二人を見て、全くおんなじ事を考えていました。
俺って小さいなって。
で、知美ちゃんと話をしました。もう二人で会ったりするのはやめようって。

あなたのおっしゃる通りでした。
いい年して、ホントに分かってないんですよね、まったく・・・
年を増すごとに、どんどん分からなくなってる。特に、女性とか恋とか。
分かってたつもりでいたことが、どんどん分からなくなる。
でもね、分かったフリは していたい。わかったような事は言いたい。
コレが大人になったってことなですかね?ホントに情けない・・情けない」和平
「情けない・・駄目なおじさんと駄目なおばさんですね、私達」千明
「ホントに」和平
「いい年して、年下に甘えて、傷つけて。最低ですよ、私達」千明
「最低です」和平
「最低・・」

 最低だと思える君たちは最高だ( ̄∀ ̄) 嘘とごまかしを自分に許さないお二人さんに乾杯・・・
いい恋の終わりだったね。

 で、一応ケジメってことで、千明は「ナガクラ」出入りを止めて一人で過ごすようになった。
煩かった典子も家に帰って、以前の生活に戻ったからね。
でも、元彼のお誘いで和平の奥さんが好きだった場所で長倉家に混じってBBQに参加してからは、以前の関係に戻りました。その辺も千明らしかったなぁ・・

 こんな、いい関係が築けるのは、相手が千明だからか・・・長倉ファミリーだからなのか・・・
まぁ、お互いの相性が良かったんでしょうね。

 これからも千明を含む長倉家にはいろんな事が起こり、その度に騒動が起こるでしょう。
悩んだり、怒ったり、落ち込んだり、ケンカしたり・・笑ったり、泣いたり・・
そんな「日常」の大切さをじんわり感じるドラマで、むふふ・・と笑いながら彼らの未来が想像できる最終回でした。
真平の病気についても、変に見せ場を作らないで、万里子の「死なないと思う」で片付けたとこも、良かったなぁ・・・

 千明と和平の関係も、もしかしたら恋に発展するかもしれないし、しないかもしれない・・このまんま仲のいいお隣さんで続くのかもしれない・・
「一人で どうぞ!」千明
「一人は嫌です!」和平
「私だって一人は嫌ですよ!」千明
「じゃあ、二人で行きましょう♪」和平

 45歳の女性が主人公って、ここまで来たか!とびっくりしつつも、大丈夫か?と思い見始めたのですが、回を経るごとに大好きなドラマになりました。
続編はないと思うけど、長倉家の何年後かを、ちらっと見てみたい気もします。
あの楽しい会話をまた聞かせて欲しいなぁ・・・

 第1話 寂しくない大人なんていない
 第2話 ひとりって切ないぐらい自由
 第3話 大人の青春を笑うな!
 第4話 女が年取るってせつないよね
 第5話 人生最後の恋って何だろう
 第6話 今迄のどんな恋にも似てない
 第7話 恋ってどうすれば良いんだ?
 第8話 大人のキスは切なくて笑える
 第9話 キスは口ほどにものを言う!
 第10話 大人の未来だって、輝いてる
 「最後から2番目の恋」 2012 ・ 秋 

こたつ
バーの場面でメガネを片手でひょいと上の方にあげる貴一に萌え〜〜((*゚Д゚*))
まさか、貴一に萌える日が来るとは・・・
今年は貴一イヤーなのかちら・・・