「返してもらってない。
私の大事な靴を盗み、私に無駄な時間を費やさせ、与えた精神的苦痛を返してちょうだい。
過去に反抗したいんなら私たちの次のステージに参加しなさいよ。
テレビ局のスタジオ収録。10年前、あなたが逃げたあの場所よ」

 強い力で引っ張られそうな、この笑顔・・・天海姐さんのこの顔が好き。
この力強い笑顔についていけば、変われそうな気がする。
新しい自分に出会えそうな気がしますぞ。

 一希(玉山鉄二)の場合は、なかなか素直に澪(天海祐希)の話にのっかることはできないだろうけど、
無理やり引っ張られる体でシャンソンズに加入して、過去の自分に勝つことができるのかな。
「男が欲しい!」シャンソンズだからねぇ・・・一希の声が加わることでパワフルに、そしてホットになれそうだよね〜

 さて、「桜まつり」でのパフォーマンスが地元の新聞で取り上げられ、ちょっと芸能人気分のシャンソンズのみなさん・・・
早速、喝を入れる澪。
「あなた方、勘違いも甚だしい。こんなもの、学芸会の記事が学級新聞に載るのと同じ。
昨日の栄光は、さっさと忘れて明日の挑戦を考えなさい」

 アレ・・・?言ってて澪の耳が痛いぞ・・・( ̄∀ ̄)
あの栄光を忘れられたら、もっとすっきりするのにねぇ・・
早速、新聞に掲載されたことを劇団関係者に伝えて、チャンスを掴もうと営業活動を開始しております。
この、たまに見える澪のちっちぇところの見せ方もナイス。
この部分があるからこそ、倉坂澪という40歳・崖っぷちの女性の切なさや苦しみ・人間味が伝わってくるんだよね。
 そんな時、地元のTV局がシャンソンズの取材に来ることになりました。
こりゃあ、起死回生のチャンスだわ!と内心澪も燃えております。
シャンソンズのみなさんも大興奮。
でも、澪自身のためにも失敗は許されない。

「今の盆踊りのようなものでテレビに挑戦しようなど、アンタ、身の程知らずもいいとこです。
いいですか、見た目だけ派手にしても何の意味もありません。
テレビの観客は画面の向こう。
その観客にパッションを伝えるためには、さらなる表現力を身に付けなければなりません」
「ひょうげんりょく・・?」忠子(石田ゆり子)

「イエス!「ショークワイア」とは、1.自分を解放させること。
でも、それは「桜まつり」でクリアしましたね。
2.感情を爆発させること」澪
「かんじょう・・?」まひる(大島優子)
「ライト!自分の感情を爆発させて、もっとパワフルでエキサイティングなショーを見せるんです。
そして、つかむのよ!あしたの栄光を!
ということで、次の挑戦は・・・藤岡君!」澪
「ギュイーーーーーーン♪(ギター)」藤岡
ロックでえええええーーーーーーーっす!!

 って、藤岡さん、何気に芸達者・・・・(´m`)
ドラムも叩いてたし、そのうちサックスとかも吹き出すんじゃないの?

 ロックテイストのステージを魅せるために澪が選んだ曲は・・・・ブルーハーツ の『TRAIN TRAIN』。
ま、取りあえず練習に参加できたのは専業主婦グループ(忠子、みぞれ(大島蓉子)、玉子(菊地美香))だけなんだけどね、がんばってましたよ〜

 んが、いかんせん、感情を表現するってのは難しい。
3人のパフォーマンスは澪をイライラさせるだけ・・・
「どうしたもんだろっ!、この、ふにゃっとした歌と踊りはっ!
私の振り付け台無し!もっと感情を爆発させてよっ!!」

 その合間に練習をさぼったグループの事情が描かれました。
元ダンナに金をせびられる南(福原美穂)、
合併実現のため井坂市長(岸部一徳)が安見市内の工場の利便を図ったもんだから、取引がなくなり、勤めている工場がつぶれそうな忍(千葉雄大)と一希(玉山鉄二)、
就活を東京方面まで広げて頑張ろうとするんだけど、母親からは全く期待されていないまひる。

 って、まひるのお母さんひどすぎないか?いや、キャラ設定が。
あから様に捨てキャラっぽい。きっとラストには改心して、まひるに愛情示すんだろうよ・・・┐( ̄ヘ ̄)┌

 まぁ、いい。
さて、澪はパワー不足のシャンソンズにパンチ投入のため、伝説のロックスターだったという一希のスカウトに乗り出しました。
一希は、10年前群馬県由芽市で(限定かい!)一世を風靡したロックバンド・ドクター・リリスのボーカルだった。
ドクター・リリスはプロへの登竜門だったオーディション番組『ROCK BANG! BANG!』出演を最後に解散したんだと。

「私たちロックやるの。もう一度ロックで、人の心動かしてみたいと思わない?」澪
「ロックなんかでよ、何も変わんねえよ。この町も、町の連中も、俺たちも」一希
「だから音楽 捨てたって訳?ずいぶん諦めいいのね」澪
「あんただって捨てらんねえんじゃねえのかよ。自分が捨てた靴、いまさら必死こいて捜してよ」

 ブロードウェイの夢を諦めようと、捨てちゃったダンスシューズを未練がましく探し回っていた澪をバッチリ見ていたのよね・・(´∀`;)
澪は一希加入を実現させるために、ドクター・リリスが解散した理由を調べることにしました。
(東京へ行っているまひるを使ってね)

 その間、専業主婦チームは男なんてこれ以上必要ない!とばかりに練習に励んでおります。
THE MODSの『激しい雨が』を歌いながら踊り狂っておりますョ〜
いや〜あのすましていたいた忠子も自分の殻を破ろうとしています。
澪にとっちゃ、ただがちゃがちゃやってるだけやん・・てなもんですが・・・伝わるものはあります。

 一方、シャンソンズを復活させた澪のことを脅威に感じた井坂市長は澪のことを調べさせております。
なんか嫌な予感・・・・
でも、崖っぷちなのは澪だけじゃない。
シャンソンズのメンバー(そもそも忠子を探りに来たらしい)の玲奈(片瀬那奈)は哲郎(小泉孝太郎)と愛人関係だったことがあるようだけど、玲奈の勢いに恐れをなした哲郎は距離を置こうとしている。
今回、久しぶりにホテルに誘い込むことに成功したけど、哲郎の冷めた気持ちはわかっている。
みじめだし、寂しい・・

 元夫に金をせびられ断ったせいで暴力を受けた南は桜(濱田マリ)の店に子供を連れて避難してきた。
「練習サボった 天罰じゃない?」と突き放した言い方をしながらも、やりきれない思いになる澪・・・
南の歌うレベッカの『フレンズ』がしみてくる・・・
若いころは未来が輝いていて、なんでも自分の思い通りになると思っていた。
現実は厳しい。でも生きていかなきゃならない・・・

「何かさ、あんたも、あのロックスターもみんな似てる気がしてきた。
断ち切らなきゃいけないぐらいなら憎む方が楽なのかも。あんたがあの靴を捨てたように」桜

 濱田マリさん、「カーネーション」に続いて、いい味わいです。
多分、桜も人に言えない苦労がいろいろあって、乗り越えてきたんだろうな〜ってのが伝わってくる。

 練習は続く・・・でも、みなさんなかなか集中できないようで・・・
「それがあんたたちのロック?」澪
「これでもみんな頑張ってると思います。忍君だって工場が大変な時期ですし(おまけに同僚にいじめられてるし)」忠子
「南ちゃんだって元パパともめてるし、玲奈さんだって彼氏と」玉子

「だったら、その感情ぶつけりゃいいでしょ!感情の中で一番激しいものは何?!怒りでしょ!怒り!
だいたい、そこのあんた(忍っちのこと)弱っちいのよ!!
そんなんじゃ、いびられて当たり前。
笑われて、バカにされて、言い返すこともできない。
何も言い返せないっていうのは、自分自身負け犬だって認めてるからでしょ。
あんたみたいな何の役にも立たない男、誰も必要としてくれないわよ。
いびられ続けて、一生、生き恥さらすのね」澪

 ヒィィィィィ(゚∀゚;ノ)ノ ここまで言う・・・?
んが、澪のキッツイ言葉が押し隠していた忍の感情を解き放ったようです。
一瞬、ビビっちまった澪の顔に笑ったぞ。

「世の中や現状に腹が立つなら、今みたいに拳を握りなさい!
屈辱から目をそらしていても、風向きは一生 変わらない!
でも風向きを変えたいんなら、自分で風を起こすしかないの!
他人を本気で助けようなんてお人よしはこの世にいないんだから!
あなたも! あなたも!あなたも!
ロックとは 反抗心!!
闘うの! 駄目な自分と」

 いや〜私まで喝を入れられてる気になる・・
翌日、ますますいじめをエスカレートさせた同僚に、忍は初めて立ち向かい、行動しましたぞ。
でも、実は、新しい取引先を開発しようと一人で地道な努力もしてたんだよね。

 コレには一希もびっくりしたようです。
「お前・・・なんで急に・・」一希
「ロックです。あの人が教えてくれたんです」忍

 いや〜忍ちゃん、全く顔が変わっていた。
いい顔になってたよ。

 次は一希ですぞ。
彼が『ROCK BANG! BANG!』出演の際、緊張とプレッシャーで歌うことができず逃げ出したせいで、ドクター・リリスは出演辞退することになり、解散したことを知った澪は彼にその過去を突き付けました。
「闘うどころか失敗さえしなかったのよ。
だから、あなたは今でも過去から逃げ続けてる」澪
「お前・・・お前に何が分かんだよ!」一希

「また、そうやって 逃げるの?!
あなたの歌は?夢は?あそこで終わったってわけ?
でも、そうかな?まだくすぶってるじゃない!
終われないでしょ! これじゃ!
私たちも終われない。あなたにあなたのロックがあるように、私たちにも私たちのロックがあるの!
ぶざまでも、笑われても」澪

 シャンソンズがありったけの思いを込めて、一希のために、そして自分自身のために歌いだしましたぞ。
曲はブルーハーツの『終わらない歌』。

 って、私なら困っちゃうけどね・・・どんな顔して見てりゃいいんだよ・・とか思って(ノ∀`;)
ひねた心には直球の思いはなかなか受取りづらいもんでございます。
こっぱずかしいし、そんな一生懸命になってもらえる自分じゃないって自信も失ってる。
でも、バシッと入ったのはわかってる。
決めるのは一希自身・・・さぁ、どうするのかにゃ〜

 第1話 希望の歌よ、響け!! 舞い戻った伝説の女
 第2話 新しい私へ! 浪漫飛行
 第4話 オバサン、TVに出る!
 第5話 セクシーダンス戦争
 第6話 あなたの嘘が許せない
 第7話 M あなたしか見えない
 第8話 決戦 ! 優勝か解散か !?
 第9話 号泣 ! 真夜中のライブ
 第10話 夢か仲間で運命の選択
 第11話(最終話) 涙のラストソング

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歌ってるん玉鉄、かっちょ良かったわん・・・
こんなしゅてきな男性が加わったら、シャンソンズの皆さん、練習に集中できないんじゃ・・
来週が楽しみですわ〜