さて、貴一さんの事件は掃除婦の三沢さん、倉敷(中井貴一)の妻登場で混迷状態。
誰と誰が通じていて、誰が嘘をついているのか、全く謎です。
そんな中、今回の倉敷からのアドバイスは・・・
「忘れていた!ミステリーの世界では善良に見える人間ほど心にふか〜い闇を抱えていることをね」

 少年犯罪を専門とする弁護士の浅野葉子(観月ありさ)は「どんな境遇でも人は変われる」をモットーに罪を犯した青少年たちの更生を第一に考え弁護にあたっている。
ある夜、MSの駐輪場で泣いていた記憶を無くしたと思われる少女(大野いと)を見つけ保護をした。
持ち物を調べると、「REIKO」の名前が付いたキーホルダーがあったため「玲子」と呼ぶことに。

 その後、葉子は、スーパーで前夜刺殺された前村哲也(川井つと)という男の現場で目撃された少女の似顔絵が玲子そっくりなのに気づき調べたところ、駐輪場の影から傘と布に包まれた血の付いたナイフを発見。
恋人で心理カウンセラーの藤川真一(吉田栄作)に助けを求めました。

 大野いとさんって、最近よく名前を見るよね。
「黒の女教師」にも出てるし。
にゃんと、映画「愛と誠」では高原由紀役じゃないですかぁ〜!(´・∀・`)y-~~ヘー
まだそんな達者とは思えないけど・・ごほごほ・・何か今後が楽しみな輝きは感じましたわ〜
あの頃の誰か (光文社文庫 ひ 6-12)怪しい人びと (光文社文庫)犯人のいない殺人の夜 (光文社文庫)
 葉子より先に藤川が部屋に入ってきた途端、玲子は異常なほど怯え騒ぎだしてし気を失ってしまいました。
目を覚ました玲子は凶暴な性格に変わっており、ナイフを手に友人の「早苗」を呼んでくるよう命じました。

 さて、前村哲也殺人事件を捜査している今西警部補 (平田満)と阿藤刑事は彼の妻加津子が塾講師の福沢と不倫関係にあることを掴んでいた。
藤川が探している「早苗」が同じ塾にいたもんだから、ただならぬ様子で早苗をひっぱっていく藤川の後を今西達はつけていきました。
殺される前、前村は早苗の携帯に電話をしていたのよね〜

 早苗が部屋に来ると、「レイコ」と名乗っていた玲子は早苗の婚約者である前村を殺したと話しました。
精神的に不安定な玲子に早苗は交際を秘密にしていたんだけど、ある人から聞いて知ったそうな。
自分に秘密を持っていたことが許せないから殺したらしいんだけど、前村は早苗の婚約者ではなかった。
間違って殺した事を知ったレイコは逆上し、ナイフを振り回して暴れているところを今西達に確保されました。

 玲子の急変は、子供の頃、義理の父親から受けた性的虐待が原因の「解離性同一性障害」と思われた。
葉子は玲子の弁護を引き受けることにしました。
幼いころ母親に虐待され育った葉子は、しいたげられた子供に出会うとほおってはおけないところがあり、玲子のことも、自分が救わなければと思ったようです。

 玲子は「レイコ」の存在に怯え、しでかしたことに大きなショックを受けているようでした。
「大丈夫よ、玲子。あなたのことは私が守る、絶対に。それが私の役割なの」葉子

 その後の調べで福沢と加津子が玲子の病気を利用して、前村が早苗と付き合っていると嘘の情報を流して殺させたことが判明。
仲間割れで福沢が加津子を殺して、この事件は幕を閉じました。

「先生、先生たちは信じることが仕事。わたしら刑事は疑うことが仕事です。
でも、本当は人を信じたい。信じてやりたいと思いたい自分もいるんです。
だけどね、世の中にはね、いるんですよ。
どうしようもない、根っからの悪いやつがね」今西
「だから私は闘うです。
どんなに親がひどくても、たった一人だけでもいい、信じてくれる人がいれば、味方になってあげられる人がいれば、いつか、人は変われると思うんです。
私はそうやって立ち直ってきた子達を知っています。
だから・・・だから、そういう子達のためにも、信じて闘うことが私の役割だと思うんです。
親がひどいってだけで、不幸になんてさせるもんですか」葉子

 人間の嫌な面、恐ろしい面を嫌というほど見てきたであろう今西の言葉・・・
そして、人間を信じることで自分自身を支えてきたであろう葉子の言葉・・・
どちらからも、闘いながら生きている強い思いが伝わってきました。

 1年後、玲子は犯行時の心神喪失が認められ、「審判不開始」の決定が出され退院することになった。
ここに至って、やっとレイコはその正体を明かしました。
「いいこの演技ってさぁ・・疲れるんだよね。アンタが弁護士でホントラッキー。ありがとう、葉子先生。
見ろよ、先生、これが本当の私!
私はね・・・変われないんじゃないんです。私・・・私は、変わらないんだよ!!
記者会見はいいの?早くみんなに伝えてきてよ。私には責任能力がないって。
それが、あなたのや・く・わ・り・・でしょ?」レイコ

 いや〜少年法と刑法第39条に対するもやもや、
「心神喪失」が殺人者にとっての印籠みたいになってるんじゃないのか・・
そもそも、本当に「心神喪失」しているのかよ?
そして「心神喪失」だからといって、罪を逃れるのは正しい判断なのか?・・・という疑問を形にしてくれたドラマでした。

 てjか、今回は、そもそも捕まった時点でちゃんと精神鑑定やったのかね〜?
そこがはっきり描かれなかったから、藤川や今西の疑いだけで話進んだ印象になったような。
殺人事件なら何人かの専門家の鑑定を受けるだろうから、それすらも潜り抜けたレイコの演技力(恐ろしさ)を実感できる場面があったら、ラストの怖さがさらに生きてきたと思う。

 そして、退院したということは治療が終わったということなの?
1年ぐらいで人格統合されたの?すいませんね、?ばっかりで。
なんかこの感じだと、審判不開始が決まったから退院できたみたいだったけど。
心神喪失が認められたってのは病気だと認定されたってことだから、ここから治療が本格的に始まりそうなもんだけど・・・
いろんな疑問が出て来たけど、この疑問を噴出させることがドラマの目的なのかもね。

 全く罪の意識を持たない殺人者が野に放たれてしまった。
それでも、葉子は人間は変われると思えるだろうか。
私は、人間は自分自身が心から変わりたいと思えば変われると思う。
でも、レイコのように病にすっぽりと包まれ、その中でしか生きられない、生きたくない人間もいると思う。
判断が難しいけど、葉子は過ちに気づいた段階でレイコを外に出すべきではなかったと思う。
今回もなんとも苦い終わりでした。

 てか、このドラマはキャストの方に興味が持てないと、ちょっとキツイかも。
でも、気に入った方がいても、均等に出演場面が決まってる雰囲気で物足りなさも感じてしまったりしなかったり・・・

 第1話 さよならコーチ
 第2話 犯人のいない殺人の夜
 第3話 エンドレス・ナイト
 第5話 甘いはずなのに
 第6話 シャレードがいっぱい
 第7話 白い凶器
 第8話 小さな故意の物語
 第9話 結婚報告
 第10話 二十年目の約束
 第11話 再生魔術の女

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暑い・・・北海道だけどすごく暑い・・・・ι(´Д`υ)
思考能力がいつも以上に落ちております・・・夏ってホントイヤ・・・早く秋になって欲しいわーーー