「ありがとうございます・・・」
王子からの手紙を読んで感激の涙を流し、がんばってやっていこうと決意も新たにした千波(草刈民代)に幸あれ!
どこに、こんな純粋な涙を流せる46歳がいるでしょうか。
美しい・・・!(o'д'o) そしてかわゆい・・・!
こ、これは・・・・46歳という年齢のイメージを壊す画期的なドラマかもしれん・・・(←大げさ)

 さて、千波は、ホテルの客室清掃の仕事を始めましたョ〜。
徐々に仕事にも同僚にも慣れ、充実した日々を送っているようです。
友達の京子(磯野貴理子)は、このウマイ話に裏があるんじゃないかと心配していますが、千波は気にしな〜い。
仕事を世話してくださった謎の「あのお方」に日々の報告をするのを楽しみにしているようです。

 んが、杉浦(山本圭)を通じて手紙を受け取っている祐輔(瀬戸康史)は、うんざり。
わざわざ読み上げてくれる杉浦さんに「迷惑なんです」と不快感を露わにしております。
でも、根っからの二重人格の祐輔は千波と会うと、また優しく励ましたりするのでした。

 祐輔は、本当の自分を見せると誰もついてこないと言ってましたね。
堂々と振る舞ってはいるけど、自分に自信が持てないし、そんな自分が好きになれないのでしょう。
じいやは、そんな祐輔が心配で、そしてかわいくてならないようです。

 千波は同僚のみのり(左時枝)から祐輔が、このホテルの総支配人であることを知らされましたが、千波にとってはあくまで携帯を拾って励ましたくれた青年、「あのお方」とは思ってもみないようです。

 今回は問題提起がありましたョ〜
タイトルにもなっている「熟女」とは何歳から何歳までを言うのか。
 京子は「熟女とも呼ばれない」=「熟女の上限」を55歳とかって言ってましたが、熟女界ってそんなもんかい?
見損なったぞ。
わたしゃ、40代なんてお呼びじゃない、まぁ、50から始まって70までは網羅していると思っていたが、どこの世界も厳しいのね。
てか、熟女好きの人って会ったことないからなぁ・・・(σ´-`)
実際どうなのかってのは、個人の趣味嗜好によるだろうし、70とかになると確かに熟女じゃなくて「老女」だもんなぁ・・
でも、定義を教えて欲しいよ(何のために?)

 ところで、まだ離婚に踏み切れない千波は仕事を始めた理由をみのりに、夫と豊かな老後を過ごすためと答えていました。
って、まだ旦那と一緒に暮らしてるんだね。ちょっとびっくり。
浩史(羽場裕一)も、離婚するって決めたんだから、とっとと春子(森口瑤子)と生活始めりゃいいのに。
逆にめんどくさいワ。いちいち帰ってくんなよってね〜
千波もちゃんと3人分料理作って待っているという・・・やはり習慣というものは中々変えられないもんですなぁ・・

 で、帰宅した息子・かける(松岡広大)は「どうして離婚しないの?まだ、好きだから?」と問いかけてきました。
好きなの?って言われてもねぇ・・・(  ̄〜 ̄;)ウーン…もはや、そういうんじゃないんだよね〜
千波は答えられませんでした。
息子に言われて、改めて考えたんじゃないのかね。あれ?私、何で離婚しないんだろ?って。

 一方、春子と浩史ですが・・・
春子の方はバツイチだというのもあって、今更「結婚」しなくてもいいと伝えておりましたが、浩史の結婚への意志は固いようです。二人で幸せになることから逃げないで欲しいと言ってたぞ〜。
そんな甘い言葉が臆面もなく言えるのは、春子が中学生の頃の彼女だから?

 いや〜でも、この春子、そんな昔の恋に殉じる女性とも思えないが・・・
春子にとっても浩史は初恋の相手なのかもしれませんが、女性って、そんな過去の相手をいつまでも思ってるかな〜?
ある意味、楽なとこはあるかもしれないけど、本当に浩史と生きていきたいと思ってるのかな〜?
「結婚しなくてもいい」発言は、彼の気持ちを試すためのアレだと思ったぞ(オイオイ!どこまでひねくれてんだ?)

 さて、今回は祐輔の御家事情と、どうしてこんな複雑な性格になっちまったのかが描かれましたョ〜
現在会長の立場にある父親・高岡諒一(榎木孝明)は情に流されるタイプではなく、常に合理的に判断する人間のようです。
で、古くからの知り合いである大手不動産会社オーナーの孫娘・七尾麻美(朝倉あき)と祐輔の結婚話を進行させております。もちろん祐輔の意志とは関係なくね。
麻美も政略結婚と割り切っているようで、恋人がいることを祐輔に隠そうともしない。

 継母の玲子(横山めぐみ)は、自分の息子である和樹を次期会長にしようと画策中で、その思いを祐輔の前でもあからさまに示すのでした。

 こんな状況すべてに嫌悪感を感じながら、祐輔はあえて何も感じていないように振る舞っている。
多分、本当の気持ちを訴えても父親は聞いてくれないだろうし、何も変わらないということを、わかっているから。
屈折した祐輔が、素直な千波の言動と手紙にイラッとするのもわかりますよね。

 でも、祐輔は認めたくないでしょうが、千波と出会った瞬間から、もう彼女の影響を受けていると思われ・・・
ついつい、「手紙の主は迷惑していると思う」なんて言って千波を傷つけたのも、普段なら絶対しないことだもんね。

 千波の方も、帰宅するのかしないのかわからない夫を待っているのが嫌になったようで、ついに、かけるとアパートに引っ越しを断行。
こうなって見て初めて「寂しいのは怖い。ひとりが怖い」と実感したようです。

 「46歳で一人は怖いよね・・ごめんね、今まで寂しい思いさせて」と京子に謝る場面がありましたが、それを受け入れた京子の優しさにじ〜んときました。
多分、お気楽主婦だった千波の無意識な発言に傷ついたことも、結構あったと思うんだよね。
働いている独身女性と専業主婦が友情を保ち続けるのは難しいこともあったと思いますが、この年になると、いい意味で相手に多大な期待なんてしないからね。
わかりあえない時もあれば、わかりあえる時もある、ま、それでもいいじゃん・・・って感じかな。

 さらに、浩史と会って、自分達はこれからの人生設計への考えがまるっきり違っていたということに気づかされたようです。
『私は二人の老後を見ていて、夫はまだこれからの未来を見ていた。
夫は老後を一緒に過ごす相手としてではなく、生の人生を送る相手として彼女を選んだのだ』
「そりゃ、ダメだ」千波

 気づいたことは良かったのか悪かったのか。
たいていの人はお互いの考えが違うとも気づかず、あるいは、気づいても諦めて一緒に時間を過ごしていくんじゃないのかな。

 千波からの最後の手紙を渡したじいやは祐輔に伝えましたぞ。
「坊ちゃま、ご存じなかったと思いますが、人と正面から関わり合うということは、こういうことなんでございます」

 関わり合わなければ、傷つくこともない。
でも、傷ついてもそれを糧にしているような千波の手紙を読んで、初めて祐輔の心が動いたようです。
自分の思いで、自分の言葉で、初めて手紙の返事を書きましたぞ。

 う〜ん・・・何かゆっくり丁寧に描いている感じがいいですね。
投げられた石でできた小さな波紋が徐々に広がっていくように、この出会いが少しづつ二人を変えていくんでしょうね。
次回も楽しみです。

 第一話 数十年遅れの王子様?
 第三話 王子様は、二重人格
 第四話 女の人生、やり直せますか?
 第五話 鎧(よろい)を脱いで
 第六話 千波さんは今、恋をしています
 第七話 女の勘
 第八話 歳は関係ないでしょう

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なんか草刈さんって、「労働」と言うイメージがなかったんだけど、この役は意外としっくりくるね〜
てか、やはり離婚を前にして就職が決まってるのって強い。
今後は離婚の際の具体的ないろいろ、貯金の分割の仕方とか、養育費とか、慰謝料とか教えて欲しいぞ〜