今回は「女将軍家光誕生」に向かって、歴史が大きく動いていく様子が描かれましたぞ。
澤村(内藤剛志)を伴い、城下の暮らしを視察に出た家光(多部未華子)は、流行り病と大飢饉のせいで、年貢を納めるどころか生きのびることすら難しい農民たちの姿を目の当たりにした。
さらに、以前は男たちがしていた仕事を女たちが引き継ぎ、活気を保とうとしているのを知りました。
赤面疱瘡は未だ勢いがおさまらず、どの家も男子を外に出さないようにしているが、大金をとって遊女の真似をさせている家もあるようです。

 いやはや、まさに男女逆転が一般市民の間にも浸透しております。
大切な男子は深窓の令嬢のように閉じ込められ、女性達が堂々と男同様に力仕事もこなしている。
かつて女性達が囲われていた遊郭には男子がいたが、数も少なく老いた者や病んだものばかり。
世の流れを実感した家光は、早速六人衆を呼び寄せ、百姓一揆の気運を砕く策を命じるのでした。

 上様からは貫禄すら感じられるようになりましたなぁ・・・
六人衆もその器の大きさに驚いております。
まぁ、私がこの時代に生きていたとしたら土地に縛られ苦しむ農民だろうから、オイオイ!ってなるけど、その洞察力と判断力はやはり選ばれたお方というのが今の上様からは伝わってきますわ〜。

 一方、有功(堺雅人)は、上様の側室となり御世継を成して欲しいと玉栄(田中聖)に頼んでおります。
有功の思い人である上様とそのような関係になることは、とんでもない裏切りであり、有功を苦しめることになるとわかっている玉栄はもちろん断ったんだけど、有功の懇願に負けて受け入れることに。

 まさに自分の代わりに、ということなんだろうなぁ・・
頭を下げる有功様が悲しい・・・(ノω;`)
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 でも、有功様の辛さを誰よりもわかっている玉栄も苦しいよねぇ・・・
こんな精神的に追い詰められた状況で上様の夜伽の相手が務まるのか?
そして、玉栄を迎えた上様も複雑ョ〜
もう、こういうことは将軍としての務めと割り切ったとはいえ、相手が玉栄ってねぇ・・・

 って、玉栄って、上様とタメだったのね〜(* ̄m ̄)
「なぜ、ここへ来た。有功の頼みとはいえ、断ることもできたであろう」家光
「そら有功様の思い人であるあなた様と閨を共にするなど、心苦しいに決まっております。
けど、それでも、それを私に頼まなければならんかった有功様は、もっと苦しかったはずです・・・
私は有功様のお苦しみを見るのが何より、何より辛い。そやから、ここに来ました」玉栄
「ふっ・・・有功とそなた、何があろうと強い絆ゆえ結びつきは変わらぬと申すか」家光

「それも考えました。今晩を境に有功様と私は、どないなっていくのやろかと。
けど、今の今、有功様の望みを退けることなど私はできしません。お夏がいるからです。
有功様がお夏ゆう男に負けるのは、何より嫌や。
そやから上様、私のことは有功様よりお気に召してもろたらあきまへんけど、お夏よりはお気に召していただかんと。そうでないと、私は有功様に顔向けできしませんのや」玉栄

 (*^m^)o==3 アンタ、上様に言うにことかいて・・・
「呆れた男じゃ・・わしに指図する気か?!無礼者めっ!」家光
「そうかて、私は自分が仕える方は上様でも仏様でもあらしません。
有功様ただ一人と決めてますのやさかい」玉栄
「ふ、ふふっ・・わしにここまでズケズケ言うヤツは初めてじゃ。
確かにそなたのような男、わしは嫌いではない。わしとそなた、お互いどこか似ているところがある。
今夜を境に有功とどうなっていくのか、と申したな。
いらぬ心配じゃ。有功はそなたが好きなのだ」家光

 有功を中心にして、家光という女性と玉栄との間に不思議な友情が芽生えたようです。
そして、玉栄は人間としても女生としても魅力的な上様に惹かれていくのでしょう。
玉栄が恐れていたのは、有功の心ではなく、変貌していくかもしれない自分自身の心だったのではないでしょうか・・
でも、玉栄の心に変わりはなかった。
お夏に向かっていった玉栄に「そなたはええ子や・・ありがとう」と言った有功様。
かつて自分を救ってくれた有功への感謝を胸に生きている玉栄でしたが、今はそんな彼の思いが有功を有功らしく留めていてくれる。不思議なものです。

「おもしろかった。思うたよりおもしろい男であった。お玉は」家光
「不思議な子です。生きる力も強いが運も強い。私とはまるで違う。
それにも関わらず、いや、であるからこそなのか、あの子は私の分身のような気がするのでございます。
私が光なら玉栄は影、私が影なら玉栄は光というように」有功

 ここで、玉栄がまだ小さい頃、旅の僧隆光(又吉直樹)に「天下人の父になる相がある」と言われたエピソードが紹介されるんだけど、何で又吉????何で、よりによって又吉?( ・◇・)? わざわざねぇ・・・・
もちっと誰かいなかったんかい・・って、つい思ってしまったぞ。
いや、悪くないんだけどさ・・・出てきただけで、あ!又吉だ!ってそれだけになっちゃうでしょーー?(´∀`;) はは・・

「その僧の言葉通りになれば、そなたはその方がよいのか?」家光
「はい」有功

 本当なら、自分の子を生んで欲しい。上様だってそれを望んでいる。
でもそれが叶わないとわかった今、お二人は玉栄に望みを託したのでしょう。
寂しく思いながらも上様は有功様と同じ方向を見つめていこうと決意されたようです。

 なんかね、出会った頃のお二人と内面がすっかり男女入れ替わってるのがすごい。
大奥という水の中で溺れそうになりながらも、必死で自分らしい愛の形を捜そうとする有功様と
大奥の毒すら糧にして成長し、そんな有功様を大きな気持ちで受け入れ、引っ張り上げようとする上様。
男女逆転は立場だけのことじゃないんだよね。

 さて、江戸城では「八朔御祝義」という行事のため諸大名の跡継ぎが登城しました。
松平信綱(段田安則)の娘しず(小澤美和)も輝綱として拝謁を許されましたぞ。
いつ男装がバレるかヒヤヒヤする信綱でしたが、実は同じように嫡男のふりをしている女子があちこちにいたそうな。
男女逆転は大名家においても、避けられない流れとなったことを信綱も実感したようです。

 ここに至って、六人衆も「一時、女子の後継を認める」という重大な決断をすべき時だと意見が一致。
春日局(麻生祐未)は大反対したんだけど、いつもは従順な正勝(平山浩行)すら現在の家光公を女将軍として立たせることに積極的に賛成の立場をとったのさ〜
もはや春日局の天下ではない。
その事を思い知らされ、キーーーーーー!(#`皿´)
さらに、菊見の会を催した有功を戒めたら言い負かされ、グググ・・・( #` ¬´#)
血圧急上昇のせいか、倒れてしまいました。

 なんか一気に老けちゃったような気がするけど、春日はずっと、前の家光が赤面疱瘡にかかった時に回復祈願のため薬断ちをしており、それをずっと続けていたようで、そのせいもあったようね〜
さすがに心配して寝所を訪ねた家光はすぐに薬断ちを止めるよう命じました。

 そんな春日を付きっきりでお世話をする有功は、キッツイ姑に仕える若妻そのもの。
春日に気を使わせないようさりげなく、細やかに気配りをしております。
上様の代わりに私が・・って思ったのかねぇ・・(ノω・、)
そんな有功の献身ぶりに、鬼の春日も心を許してきているような・・・

 そんな時、お楽様(窪田正孝)の部屋子が赤面疱瘡発症!
お楽様にも症状がでたそうな。
有功様はすぐにお楽様達を隔離して、春日局の隣の部屋に運ぶよう命じ、自分一人で看病すると宣言しましたぞ。
「私はこの大奥ではとうにいらぬ男だ。赤面疱瘡で死んだとて、何の不都合がある」

 なんかとんでもない事態になっちゃったけど、そんな中で有功様は本来の自分自身の姿を見出すのでしょうか・・
次回、春日局逝く・・・ひとつの時代が終わるのね・・・

 第1話 将軍は少女!?全ての男女逆転はここから始まった
 第2話 ここは嫉妬が渦巻く男の園
 第3話 あなただけ救うために私は生まれた・・・
 第4話 実らない果実、忍び寄る毒蛇
 第5話 愛する女が他の男に抱かれる夜
 第6話 あなたは母になり、強くなり美しくなった
 第8話 春日局死す、初の女将軍誕生
 第9話 あなたの身も心も私のものに
 第10話(最終話) あなたのためだけに生きる

こたつ
お楽様再登場!と思ったら、赤面疱瘡になった姿で・・・
おいたわしや・・・(。pω-。) 
そして、正勝の息子正則も。せめて最後に親子の対面が叶えばいいが・・・